2007年5月3〜6日 滋賀合宿

 2007年5月3日から6日にかけて恒例の滋賀合宿が行われました。
 私は最初の2日間だけの参加です。
 初日の参加者は23名。2日目は多少増減があり、若干名減っていたようです。

 私がプレイしたゲームは、Onward Christian Soldiers(GMT)、MSG Wars(同人)、冷たい戦争(同人)、スモレンスク攻防戦(コマンド)、人狼新撰組(同人)です。
 その他でプレイされたゲームで記憶に残っているのは、四人のキング(社会思想社)、北海道3部作(アドテク)、鉄道18XXシリーズ、History of the world(ハスブロ)、トワイライトインペリウム第3版、トワイライトストラグル(GMT)、日露戦争(エポック)、超人ロック(エポック)等です。

 四人のキングはファイティングファンタジーのシステムを使用したRPG風ゲームで、トランプで構成されたマップを探検するゲームのようです。

 北海道3部作は1995年に(その当時には既に存在しない)ソ連軍が北海道に上陸し、自衛隊と戦うという、SFゲームです。フルマップ3枚+ハーフマップ1枚の広大な北海道全域を舞台に戦われていました。
 オフィシャルなルールではあまりにも自衛隊が強すぎると言うことで、化学兵器ルールを導入し、電子戦や対砲兵射撃ルールは無視。それに加えて、避難民ルールを導入していました。
 T島/E藤TSSソ連軍対N南/MねSolger自衛隊のサークル対抗戦です。
 ソ連軍は「ケミカル、ケミカル」と呪文を唱えながら進撃し、D+3日には旭川にとりついていましたが、そこで力尽きてしまいました。
 自衛隊の移動を困難にするための避難民ルールが面白く、ソ連軍が紳士的に避難民に道を譲る光景がそこかしこで見られました。「だって避難民が減ると自衛隊が有利になるんだもん」

 鉄道18XXシリーズはどれをプレイするかダイスを振って決めていました。既に99個を越え、タイトルにアルファベットが使用されるようになっているそうです。いつものようにとぎれることなく何かがプレイされていました。

 History of the worldは真夜中から明け方にかけて徹夜でプレイされていました。

 トワイライトインペリウムは2ターン限りのインストプレイが行われ、その後本プレイが行われていたようです。T之内さんが気に入って合宿に参加していたS藤店長に買いたいと申し出ていましたが、品切れで果たせなかったようです。

 トワイライトストラグルはK君が2度ほどアメリカをプレイして教育されていたようです。

 日露戦争はよく分からないのですが、4ターンぐらいに見たら、遼東半島からロシア軍が突出して日本軍に包囲されていました。

 超人ロックは私が帰るころに始まっていました。
 オクタヴィアス社長とロックが戦っているところを見ましたが、社長のエネルギースーツとロックのパワードスーツ(レベル4)のために実に不毛な戦いとなっていました。社長はすぐにESPが尽きてただの人になってしまい、ロックはロックでカードに恵まれず、結局、エネルギースーツに1ダメージ与えたところで、ロックが「今日のところはこのぐらいで勘弁してやる」とテレポートで去っていきました。

 Onward Christian Soldiersは十字軍がテーマのゲームです。
 第1次と第3次の十字軍がプレイできるのですが、私が参加したのは、第1次十字軍の多人数プレイでした。
 私は後のイギリスとなるフランク、U野さんがゲルマン、I村さんがシチリアだっけ?、N村皇帝陛下が当然のように後のフランスとなるフランクをプレイ。以上が十字軍です。
 対するイスラム勢力はS藤店長、K徳さん、Y井さん(だっけ?)の岡山勢です。
 十字軍の主力はN村皇帝の60戦力、次が私の50戦力とゲルマンの45戦力、シチリアは35戦力と少し落ちます。
 イスラム勢力は総戦力でも十字軍に劣り、更に10戦力ぐらいずつ各地に分散しています。しかし、毎ターン、増援を受けることができます。十字軍には増援は基本的にありません。
 十字軍の目標は勿論、聖地エルサレムの奪回ですが、各プレイヤーの思惑は全くかみ合わず、シチリア勢はゲルマンの後をついて回ってその下働きのような状態でした。イギリス勢は移動チットで良い物が引けず、動きが鈍くとりあえずの策源とする都市を2つばかり落としただけでした。フランス勢は主力ということでアンティオキアを攻囲したり、エルサレムに向かいもしましたが、アンティオキアは陥落させることなく素通り、エルサレムにたどり着く前にイスラム勢力はそこに70戦力以上を終結させて手が付けられなくなっていました。仕方がないので、途中のファーティマ朝の勝利得点都市を攻撃しますが、手間取っている内にシチリア勢に
戦果をさらわれそうになっていました。
 そうこうしているうちにトルコの皇帝直率部隊50戦力が到着して十字軍はパニックになります。その矢面に立つことになったゲルマンは「私はイスラムと戦ってはいませんからトルコと戦う理由がありません」とか言っていました。事実ゲルマン勢は中立勢力としか戦っていなかったりしました。
 結局、なんだかなぁな展開だったので、夜も更けたところでお開きとなりました。ルールを聞いていた段階で既に明らかだったのですが、基本的2人ゲームです。多人数プレイには無理がありました。それでもイスラム1人、十字軍2人の3人プレイぐらいだと面白そうでした。
 翌日、N村皇帝とI村さんが第3次十字軍でプレイしていました。サラディンに散々虐められたフィリップが勝手に帰国して終わっていました。

 MSG Warsを場つなぎにプレイしました。
 T田さんに手持ちのゲームの中からいくつか見繕ってどれが良いか訪ねたところ、「ガンダムがいい」とのことだったので、Mobile Suits WarsとMSG Warsを並べて、「同じゲームだけど、普通のと恥ずかしいのとどっちがいい?」と選択してもらった結果です。
 プレイヤーはT田さん、U野さん、I村さん、私の4人です。
 私はT田さんにいきなり特攻カードでクィンマンサを吹っ飛ばされたり、ZZを強奪されたりして散々でした。まぁ、ZZは裏切りカードでセシリーという利子をつけて返してもらったけど。
 T田さんが独走状態でしたが、中盤以降、ハマーンたんとハマーン様を2人揃えたU野さんが追い上げます。
 I村さんは最後までほとんど動くことなく得点は振るいません。
 最終的に私が全滅して、T田さんの勝利に終わりました。
 本来なら、カードを配りなおしてプレイを続けるのですが、場つなぎプレイでしたので、これで終了しました。

 人狼新撰組をプレイしました。8人プレイです。
 人狼のシステムで、村人を新撰組隊士、人狼を長州の間者に置き換えたゲームです。夜の見回りの度に1人ずつ長州の間者に殺されていくというわけです。
 近藤勇や沖田総司など新撰組隊士にはそれぞれ特殊能力が設定されているのが、元ゲームとの大きな相違点です。
 私は伊藤甲子太郎でした。自分より指揮順位の高いキャラクターが全員死ぬと新撰組は高台寺党となったとして勝利します。
 最初の夜の前に局長の芹沢鴨(Y井さん)が特殊能力を使って誰だったかを一人を切腹させようとします。それは甲子太郎よりも指揮順位が高かったので私は賛成したのですが、それ以外は言い出した芹沢含め誰も賛成しなかったので事なきを得ます。
 そして最初の夜で一人(誰だったかは覚えていません)死に、翌日の評定で永倉新八が切腹させられることとなりました。彼の特殊能力は直訴です。賛同者がいれば、会津藩主松平容保に直訴を行うことができます。その結果はサイコロで決まります。今回、賛同者を得て直訴に及びます。その結果、彼とその賛同者、更に、直訴対象となった芹沢の3人が切腹を命じられるのでした。初日にして半数が死亡することとなります。
 それでもまだ評定は終わっていません。誰か一人を切腹させねばなりませんが、ここで間者を殺さねば、その夜の見回りで一人殺され、新撰組の敗北が確定します。それを避けるため、切腹を命じられてもサイコロで回避ができる近藤勇が指名され、見事切り抜けます。
 その夜、また一人が殺され、長州の間者が健在であることが分かります。
 残るは3人。
 最初に一人だけ芹沢の言葉に乗ってしまったのが災いして私が疑われ切腹を命じられます。しかし、甲子太郎の特殊能力で切り抜けることに成功します。
 私は長州の間者は近藤ではないと考え、もう一人の方を切るように意見表明します。というのもその夜切られたのが、たしか土方で、近藤勇の特殊能力のために必要なキャラクターだったからです。近藤が長州の間者なら、自分の役に立つキャラを殺さないだろうと言う読みです。これに近藤勇が賛成して最後の一人が切腹します。
 そして、その夜、伊藤甲子太郎は近藤勇に襲われて死ぬのでした。
 長州の間者は近藤勇と芹沢鴨でした。
 やっぱり理屈なんかいらないから、とっとと、U野さん(近藤勇だった)は殺すべきだよな、うん。

 冷たい戦争をプレイしました。
 S藤店長、K徳さん、Y井さんの岡山勢にI村さん、N村皇帝、私の6人プレイです。
 黒幕選択で、私は宇宙開発協会、平和主義者、イスラム原理主義(だったかな?いずれにしろ、地味目な共産主義勢力でした)を選択します。
 当然、最初の平和な内に平和主義者を公開し、折良く、戦略兵器削減交渉を出してくれたプレイヤーがいたおかげもあり、第1ターンに最高得点を稼いで平和主義者を終えます。
 その後、世界は資本主義勢力の独壇場となります。しかし、共産主義勢力は官僚の特殊能力により、しぶとく生き残り、後の共産主義の反攻につなげます。終わってみれば、共産主義の優勢でした。
 この世界では軍事力が大きな力を振るいました。そのため、紛争地域が拡大し、通常のプレイでは考えられない大量得点が飛び交いました。全6ターンのゲームですが、ターン終了時の得点を各プレイヤーはそのうち3回行うことができます。通常は8点ぐらいが最高得点なのですが、今回は10点というゲームレコードとなる得点が叩き出されました。そのため、通常ならば、15点ぐらいでトップが狙えるにもかかわらず、今回は19点の私が3位、トップは23点というハイレベルのプレイとなりました。
 私の敗因は宇宙開発協会が振るわなかったことです。ゲームを通じて誰も宇宙開発を行うことがなかったため、私が一人で両陣営の宇宙開発を支えていました。事実上、他には何も出来なかった、、、。それでも、流石に一人では難しく宇宙開発は遅れ気味となります。これに大打撃を与えたのは、テロリストのN村皇帝でした。何が目的か、、、いや、私に対する嫌がらせだけなのは分かっているのだが、、、ロケットを爆破しまくって宇宙開発を後退させます。それに環境保護を訴える過激派がロケット基地の周りにピケットを張るわ、で宇宙開発は頓挫し、衛星軌道に人を打ち上げるのが精一杯。月は遠かった、、、。

 スモレンスク攻防戦をプレイしました。
 私はドイツ軍です。相手のソ連軍は初プレイです。とは言え、ハリコフ攻防戦はプレイ経験があり、ルール説明は極めて簡単に済みました。
第1ターン
 ソ連軍の増援はG2つ、D2つです。
 ドイツ軍は自動車化2個連隊でスモレンスクを占領します。その他の部隊は全力で東進します。
 攻撃はスモレンスクに隣接する歩兵師団に対する3対1攻撃のみで、これを撃退します。
 特に変わったこともない、典型的な第1ターンでした。
 ソ連軍は、南はクリチェフ死守の構えで前進防御を選択します。
 北では、最初スモレンスクも増援エリアIも放棄して戦線を下げようとしますが、私の「固定増援が6個師団もあるけどいいの?」言葉に動かされて、前進防御を選択します。
第2ターン
 ソ連軍は増援を全て南のDに投入します。
 ドイツ軍はセットアップ兵力をもってスモレンスク方面で攻勢に出て1個師団を撃退し、戦闘後前進で、戦線最西端の1個師団を包囲撃滅します。この結果にソ連軍は「やっぱり後退すれば良かった」と後悔していました。
 増援部隊でクリチェフ前面のソ連軍防衛線を攻撃し、戦線最東端の2個師団を包囲撃滅します。自動車化1個連隊は攻撃に投入せず、スモレンスク方面に向かわせます。
 ソ連軍はクリチェフ前面の防衛線を強化して、2重戦線とします。
 スモレンスク方面も増援エリアIの維持をあきらめ戦線を短縮します。
第3ターン
 ソ連軍の増援はE。
 クリチェフ防衛線に挑んだドイツ軍はことごとく攻撃に失敗し、後退を余儀なくされます。
 南方部隊から1個装甲擲弾兵連隊と1個自動車化連隊を引き抜いて東進させ、ポチノフ付近の道路上まで進出させます。
 スモレンスク方面では第3装甲集団の増援と協力してソ連軍1個師団を包囲撃滅します。
 増援エリアIからのソ連軍の押さえに2ユニットを割きます。
 ソ連軍はクリチェフ方面で反撃に出て、1個装甲擲弾兵連隊を撃退します。
 ロスラウリ方面からの増援2個師団は全力で北上します。
 エリアIから登場した1個師団は森の中に逃げ込みます。
第4ターン
 ソ連軍増援は南方と東方に1つずつ。
 南方ではドイツ軍の攻撃によりソ連軍3個師団が敗走し、2個師団が包囲下に置かれます。このように書くとドイツ軍優勢のように思えますが、実際は戦闘後前進でミスしておりソ連軍2個師団がドイツ軍戦線の後方へ抜けられるようになっていて、ドイツ軍が危機的な状況でした。
 ロスラウリ方面では独ソ2ユニットずつがにらみ合いますが、ドイツ軍のミスで自動車化連隊が包囲される位置に取り残されてしまいます。
 スモレンスク方面では第3装甲集団と合流し、2個師団を包囲殲滅します。増援エリアIから出てきた1個師団も撃滅します。しかし、そのために3ユニット11戦力が引きつけられてしまいます。
 南方で、ソ連軍がチャンスをつかみます。クリチェフを巡る戦いでついにドイツ装甲大隊を包囲したのです。この勝負の2対1攻撃にソ連軍は失敗し、千載一遇の好機を逃すのでした。
 ロスラウリ方面は自動車化師団が包囲できるにもかかわらずソ連軍は戦線整理を選択します。後続の増援が無かったからでしょう。それでも正面攻撃で自動車化連隊を撃退し戦線を安定させます。
 スモレンスク方面は戦線を張りながら徐々に後退しています。
 孤立した固定増援部隊は森の中で防御態勢に入ります。
第5ターン
 ソ連軍は大量の増援を受け取り、4つの戦線に1つずつばらまきます。
 クリチェフ方面では戦線後方に浸透したソ連軍2個師団を殲滅し、戦線を安定させます。
 ロスラウリ方面はにらみ合いです。
 ドイツ軍は新たにイェルニャ占領を企図して装甲擲弾兵、自動車化各1個を送ります。
 スモレンスク方面では2個師団を敗走させ、1個師団を包囲します。
 固定増援の押さえには4ユニットを取られます。それでも兵力をケチりまくったので総計10戦力にしかならず、1対1攻撃をしたものの、失敗します。
 クリチェフ方面のソ連軍の反撃でドイツ軍3ユニットが撃退されます。この方面のドイツ軍は9ユニットしかいないため実に総兵力の3割が使い物にならなくされた計算になります。
 ロスラウリ方面では4個師団でドイツ軍2ユニットを押しまくります。
 イェルニャ方面にも2個師団でドイツ軍を迎え撃つ構えです。しかし、イェルニャ入城はドイツ軍の方が早そうです。
 スモレンスク方面は戦線を下げ、スモレンスクと東部の川との間にある森林地帯を事実上放棄します。
 固定増援は更に1個師団増えますが、守りを固めるだけです。ドイツ軍4ユニットを引きつけているだけで良しとしているようです。
第6ターン
 ソ連軍増援はイェルニャ方面のF。
 ドイツ軍はソ連軍4個師団を撃退してクリチェフに隣接します。
 ロスラウリ方面は全部隊が敗走していたため何も出来ません。
 イェルニャ方面はイェルニャを占領し、戦線を構築します。
 スモレンスク方面から兵力を抽出して、ロスラウリ、イェルニャ方面を増強します。その結果ポチノフ近郊に装甲大隊を含む3ユニット、イェルニャ方面に1個装甲大隊が向かいます。それでも第3装甲集団からの増援や増援エリアAからの増援もあるため、スモレンスク方面での攻勢は継続され、4個師団を敗走させ、2個師団を撃滅、ヤルツェボの占領も達成します。
 ソ連軍の固定増援が出きったので、その押さえは歩兵3個師団だけとし、それ以外の戦力はヤルツェボ方面に転用されます。
 ソ連軍はクリチェフからの反撃で隣接してきたドイツ軍を撃退します。
 ロスラウリ方面では自動車化歩兵を包囲殲滅する戦果を上げます。
 イェルニャ方面でも攻勢に出ますが、失敗します。
 その他の戦線は戦線整理して守りを固めます。
第7ターン
 クリチェフを巡る攻防戦が続きます。ドイツ軍は前進しますが、未だクリチェフ占領には至りません。
 ロスラウリ方面では装甲大隊を含むドイツ軍5ユニットがソ連軍4個師団に圧力をかけます。
 イェルニャ方面は逆に、ソ連軍5個師団にドイツ軍4ユニットが圧迫され、イェルニャを一時明け渡して戦線を後退させます。
 スモレンスク方面、、、と言うのはもう、ちょっと無理があるかな?ではソ連軍戦線が崩壊の危機を迎えます。2個師団が全滅し、1個師団が敗走、2個師団が包囲下に取り残されます。それでも、後1ターンではドイツ軍がドロゴブーシィを占領することは不可能です。
 スモレンスク西の森の中ではドイツ軍の歩兵部隊による攻撃が行われました。ソ連軍の万歳アタックが予想されるので、それに対する予防攻撃です。これは成功し、ソ連軍は2個師団が撃退されて攻撃戦力が半減します。
 ソ連軍はクリチェフで反撃に出ますが、失敗。最終ターンでのドイツ軍クリチェフ占領の可能性が残ります。
 ロスラウリ方面は戦線を後退させロスラウリ防衛を確実とします。
 イェルニャ方面でも攻撃に出ますが、イェルニャに入城した部隊の攻撃がよりによって失敗し、イェルニャから叩き出されてしまいます。
 その他の戦線は守りを固めるだけです。
第8ターン
 最終ターンです。
 ドイツ軍はクリチェフを強襲しますが、失敗。
 ロスラウリは届かないことが明らかなので、兵力を引き抜きます。ソ連軍の移動力ではポチノフにも届かないので、一兵残らず引き抜いて全てイェルニャ方面へ回します。
 イェルニャの防備を固め、ソ連軍最後の反撃に備えます。
 また、ヤルツェボの周囲も固め、ソ連軍の奪回を不可能とします。
 ソ連軍に残された可能性はイェルニャ奪回のみでしたが、これも戦力比1対1が立たず見込みがありません。
 ゲーム終了です。
 ドイツ軍はスモレンスク、イェルニャの計6VPを獲得。
 ソ連軍は、クリチェフ、ロスラウリの計2VPを獲得。
 ドイツ軍の4VP差での勝利でした。
 結果として大差が付いてしまいましたが、イェルニャは取れていなくても不思議ではない展開でしたし、クリチェフで1個装甲大隊は失われていたはずです。それを考えると、結構危うい勝利ではありました。

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