当日の参加者は13名。土曜日とは思えないほど盛況でした。
プレイされたゲームはハンマーオブスコット(コロンビア)、V作戦(同人)、欧州外交戦(同人)、激闘!マンシュタイン軍集団(GJ)、Turning
the Table(コマンド)、決戦!関ヶ原(コマンド)等です。
ハンマーオブスコットはビクトリータイプの積み木ゲームでスコットランドの反乱をテーマにしているそうです。
T島さんと初プレイのS枝さんのプレイです。
第1戦は1ターン足らずでS枝さんのイングランドが敗北したそうです。
第2戦は粘って4ターンまでS枝さんは持ちこたえたそうです。
第3戦は5ターンと段々進歩が見受けられました。
さて、第4戦はどうなっていたのでしょうか(笑)。
V作戦はI倉さんのリクエストでプレイされました。
I倉さん、T井さん、私の3人プレイです。I倉さんは初プレイです。
3人プレイということで各プレイヤーは潤沢に予算を得ての開発となります。そのためモビルスーツの開発スピードが早く、最初の大作戦であるジオンの地球侵攻作戦時に既に第5世代のZガンダム最初期の機体が登場していました。T井さんのガルバルディβに私のメッサーラです。
その地球侵攻作戦で、ジオンはソーラレイを投入、連邦軍を一掃します。しかし、連邦軍も同時にソーラシステムを投入し、やはりジオン軍を一掃するのでした。そして誰もいなくなった宇宙は平和でした(笑)。
ジオンにしかモビルスーツを開発しないI倉さんに対抗して私は連邦に開発を集中します。T井さんは比較的平均的に開発していましたが、徐々にジオン寄りになっていきます。そのため、戦局はジオン優位に推移していきます。
特に強力無比だったのが、I倉さんのガブスレイ隊でした。束になってかかってくるガブスレイの大群には抗しようもなくジオン勝利の原動力となり、I倉さんに大量の勝利得点をもたらすのでした。
その他に目に付いた機体は私のZガンダムとT井さんのパラスアテネ、I倉さんのビグザムでしょうか。いずれも性能的には非常に強力なのですが、まるで活躍しませんでした(笑)。
Zガンダムは高機動化されたZプラスでしたが、最後の戦闘に参加したものの、ジオンで開発してしまったため連邦に肩入れしていた私は何もせずに撤退させてしまいました。
パラスアテネは開発する度に核ミサイルに吹き飛ばされていました。
ビグザムはあまりに足が遅く、戦場に到着する頃には既に戦闘は終了している始末でした。
勝敗はI倉さんの圧勝でした。連邦に肩入れしていた私はまるで得点できず、I倉さんが勝利を決めたときにもわずか2点しかありませんでした。T井さんは競っていましたが、及びませんでした。
欧州外交戦を6人でプレイしました。
独のE藤さん、仏のT井さん、英のN南さん、露のS藤さん、墺のI倉さん、伊の私です。
このゲームはカードが来ないと何もできません。今回カードの回りが良かったのはオーストリアでした。トルコがノンプレイヤーだったのと、ロシアが北方に主力を投入したことでバルカン半島独り占め状態になったためです。
最初に勝利に王手をかけたオーストリアは周囲の国々から叩かれて衰退します。それが余りに急激だったため激減した国力では肥大化していた軍事費を支えきれず、破産するのでした。地政学的に当然なのですが、この時にロシア軍が主力となりました。そのためオーストリアとロシアは不倶戴天の仇敵となり、ルーマニアを戦場に熾烈な戦いを繰り返すのでした。
次に勝利に近づいたのはフランスでした。イベリア半島とジブラルタル海峡、スイスを獲得して王手をかけます。しかしイギリスにジブラルタル海峡を奪われ、スペインをイタリアに奪われ、勝利を阻止されます。
ロシアも勝利に王手をかけます。スカンジナビア半島、ルーマニア、ブルガリアを得ての王手です。しかしオーストリアに本土を蹂躙され、衰退していきます。
満を持してイタリアが王手をかけます。しかし、他の列強は何故かお互いの戦争に夢中です。オーストリアはルーマニアに全軍を投入し、その隙を突いてフランスがスイス経由でオーストリアに侵攻。ところがそのフランスの隙を突いてイギリスがオーバーロード作戦を発動し、ノルマンディに迫ります。更に、ロシアはルーマニアを囮にオーストリア軍主力を誘因し、その間にオーストリア本国に全軍をなだれ込ませるのでした。
オーストリアは祖国存亡のこの危機に鉄道を利した戦略機動を成功させ、ルーマニアから本国防衛に軍を転進させることに成功します。ウィーン前面での仏露墺の三つ巴の決戦を制したのはオーストリアでした。
一方、イギリスのオーバーロード作戦を迎撃したフランス艦隊は優勢なイギリス艦隊にあっけなく敗れ、上陸を許します。しかし、上陸直後にフランス軍の反撃を受けて撃退されていました。
この大波乱に関係なかった私は英仏戦争の間隙を突いてフランス支配下のポルトガルを奪取して勝利条件を達成しました。しかし、勝利に王手をかけながらみんなから叩かれなかったのが勝因ではあるのですが、何か一抹の寂しさがありました、、、。
今回手札の回りが悪かったのは、ドイツで、ほとんど積極的な行動ができていませんでした。
イギリスも最初の内はまるで良いカードが引けずに何もできずにいましたが、後半カードの回りが良くなってきたようでした。しかし、英軍はとんでもなく弱く、ほとんど戦えば大損害を出して敗退していました。
激闘!マンシュタイン軍集団はD井さんとHさんがプレイしていました。
Turning the TableをI倉さんとE藤さんがプレイしていました。
決戦!関ヶ原は西軍有利を主張するT之内さんがK藤2号さんを東軍にプレイしていました。