当日の参加者は10名。
プレイされたゲームは、群雄割拠(同人)、浮野の戦い(コマンド)、Empire
of the sun(GMT)、日清戦争(GJ)等です。
浮野の戦いは、S藤店長とK君のプレイです。
K君の信長方の勝利に終わっていました。
Empire of the sunはカードドリブン太平洋戦争ゲームです。
IさんとKさんがプレイしていました。
日清戦争は浮野の戦いを終えた、S藤店長とK君がプレイしていました。
K君が日本軍、S藤店長が清軍です。
戦線崩壊の危機やここぞという攻勢時期にタイミング良く大きなコマンドを得ていた清軍が戦線を維持して勝利していました。
日本軍が乾坤一擲の大攻勢で賽の目に嫌われたこともあって危なげないプレイでした。
しかし、旅順がちょっと強すぎないかなぁ?結局今回の日本軍は旅順攻略をあきらめてしまいました。
群雄割拠は以前戦国時代IIと呼んでいたゲームです。
戦国時代を2人ゲームにデザインし直したものです。
IさんとS藤店長にプレイしていただきました。
I上人と公家のS藤店長の戦いです。
第1ターン
S藤店長はせっかく名古屋に来たのだからと織田を支配下に治め史実通り美濃攻めを開始します。しかし、戦いに敗れ失敗します。豊作カードを駆使して国力を回復させて再戦しますが、これにも敗れ、美濃攻めに史実以上に苦戦します。
I上人は上杉、毛利を支配し、勢力を拡大します。
上杉は、越中、能登を占領し、豊作カードによって更に出羽にも進軍します。
毛利は九州へ進軍し、太宰府を押さえます。
第2ターン
S藤卿は織田に方針変更を指示します。史実以上に美濃の攻略に手間取ったため、先に、今川領に侵攻します。松平を味方に引き入れての攻撃はあっさり成功します。返す刀で伊勢を落とし、国力を3倍に増やすことに成功します。
I藤上人は更に島津を支配し、九州を北上させます。毛利は瀬戸内に侵出し、上杉は上野、下野を占領します。
第3ターン
織田が悲願の美濃占領を成し遂げます。
I藤上人の指揮下で毛利は四国に、上杉は陸奥、越前、北条は房総半島にそれぞれ領土を広げます。特に上杉はこの時点で400万石を越える大大名となっていました。
S藤卿の織田がここで大侵攻を発動します。陸奥攻め、越前攻めで手薄となっていた越中、越後と言った上杉の中枢に対して電撃的に攻め入ったのです。兵農分離を徹底し、農繁期にも動員可能な織田の軍事力は上杉勢を蹴散らし上野、下野をも奪うのでした。一連の上杉との戦いで500万石を越える勢力を得た信長はようやく、京へ上洛し、天下布武を唱えるようになります。
第4ターン
信長死去。I上人に呪い殺されたのでした。
当主を失った織田に対し、上杉は武田、北条と組んで反攻作戦に出ます。まずは春日山奪回作戦を発動し、陸奥勢を中心に、北条の援兵を加えた総勢4万5千の大軍を起こします。しかし、織田の軍事力は強大で、それを上回る5万超の軍勢で迎え撃ちます。春日山の合戦は激戦でしたが、織田が守り切り、上杉勢は退却して行きました。
上杉は飛び地となっていた越前勢を主力に武田の援兵を受けて今度は美濃に攻め込みます。I上人の差し金で現地の一向宗も合流し、4万の大軍にふくれあがります。しかし、5万の織田勢の前に撃退されるのでした。
総力を挙げた戦いに相次いで敗れた上杉はついに織田の軍門に降り、同盟を結ぶこととなります。これにより、織田による天下統一は目前となるのでした。
第5ターン
天下統一が目前に迫ったため、黒幕2人の大名支配を巡る暗闘が激化します。
ここで優位に立ったのはI上人でした。信長の死亡でS藤卿の支配が緩んでいた織田の支配権を奪い、更に、一向宗の外交僧を全国に派遣して織田との同盟を呼びかけたのです。その結果、織田は島津、毛利、武田、上杉、北条と有力大名全てとの同盟を実現し、名実共に天下へ号令をかける資格を手にしたのでした。
、、、奢れる織田家久しからず、、、。信忠死亡。S藤卿の差し金でした。当主を失った織田は全ての大名との同盟を失い、大名連合盟主の座から滑り落ちたのです。
第6ターン
I上人の外交攻勢は依然続いていました。天下統一目前でその機会を逃した織田でしたが、一向宗外交僧の精力的な活動により島津、北条、上杉との同盟を回復したのです。
それに対し、外交的に遅れを取ったS藤卿は毛利を支配下に治めると、紀州水軍の協力で近畿に上陸すると、電撃的に京に侵攻し、上洛を果たしたのです。
京を失い、織田は再び土壇場で、天下統一の資格を失ったのでした。
天下統一は次のターンに持ち越しというところで、I上人が寿命を迎えて地獄に落ち、ゲームは終了しました。
ゲーム終了時点で島津、織田、武田、北条の4大名がI上人の支配下にあり、上杉、毛利の2大名を支配下にしていただけのS藤卿に勝利しました。