2006年9月3日 TSS例会

 当日の参加者は8名。
 プレイされたゲームは、トワイライトストラグル(GMT)、銀河英雄伝説(ツクダ)、戦国時代II(同人)、サンファン、浮野合戦(同人)等です。

 トワイライトストラグルはY口さんとT之内さんのプレイでした。
 T之内さんのUSAが中盤早々に投了していました。

 銀河英雄伝説はツクダのチット引き会戦級ゲームです。
 今回はK藤2号さんのオリジナルシナリオがプレイされていました。
 Hロボス率いる同盟艦隊がイゼルローン要塞攻略に挑むシナリオで、迎えうつ帝国軍はK藤ミッケンベルガーを総司令官としています。
 同盟軍のアルサレム艦隊がメルカッツの旗艦をいきなり撃沈し、メルカッツ提督は戦死してしまいます。意気上がる同盟艦隊。
 代理指揮官は貴族のどら息子で帝国軍は1個艦隊が無力化されてしまいました。
 それが尾を引き同盟軍優勢で推移していたようです。最後にはロボスの首を取るべくラインハルト隊が同盟艦隊に突撃し、旗艦に砲撃を加える所までたどり着きますが、衆寡敵せず、這々の体で敗走を余儀なくされ、投了していたようです。

 戦国時代IIは私の新作です。とはいえ、以前作成した戦国時代を2人ゲームにまとめ直しただけですが。
 売りは群雄割拠の戦国時代を2人でプレイできることです。
 信長対反信長や東軍対西軍と言った2人ゲームは以前にもありましたが、このゲームにはそのような陣営分けは存在しません。プレイヤーが大名を闇から操る黒幕となって大名を好きに扱うのです。
 Y口さんとT之内さんにプレイしてもらいました。
 第1ターン、上杉は出羽、武田が信濃に侵出し、毛利は中国を統一、織田が美濃近江に勢力を伸ばします。その間に各大名家はそれぞれ同盟を結び、その過程でY口さんは島津、織田、武田を、T之内さんは毛利、上杉、北条を支配下に置きます。
 第2ターン、織田は近畿の南半分を席巻し、京にも入城します。勢いに乗る織田家は今川領に侵攻します。この戦いではT之内さんの息のかかった織田軍の一部が裏切り、戦場を離脱しましたが、今川勢はあまりにも弱体でした。毛利も負けじと近畿の北半分を制圧し、北陸にも勢力を伸ばします。織田(Y口支配)と毛利(T之内支配)の同盟は既に天下の半分以上を支配していましたが、両者の国力は全くの互角で互いに牽制しあい、天下に号令をかけることができません。伸張著しい織田と毛利の影で上杉がこっそりと越中能登に勢力を伸ばし、島津は大友家を滅ぼして九州を竜蔵寺と分け合っていました。
 第3ターン、島津が九州を統一します。毛利は四国を制圧し、天下第一の大大名へと成長します。このターンで最も勢力拡大を果たしたのは上杉家でした。上野下野、陸奥と勢力を伸ばし毛利、織田に次ぐ第3の大名となります。
 このターンの最大のイベントは毛利、織田の手切れでした。最大大名となった毛利は逆にそのために孤立してしまったのです。その結果織田、上杉の同盟が天下の過半を支配し、盟主の織田が京から天下に号令をかけることとなり、天下の帰趨は定まったのでした。
 織田の支配を得ていたY口さんの勝利でした。

 サンファンは戦国時代IIを終えてY口さん、T之内さん、T井さん、私の4人でプレイしました。
 私はいつものように巡り合わせが悪く、欲しい建物を建てるに1枚カードが足りないようなことが何度もあって伸び悩みました。それでもなぜか2位だったのが不思議です。
 トップはT之内さんで、生産施設を大量に建設してギルドホールを建てる戦略を見事に決めて快勝していました。ただし、得点は29点とやたら低かったですが。

 浮野合戦は信長の尾張統一期のローカルな合戦です。
 T島さんがミニゲームにデザインしたものです。戦闘結果にじゃんけんを取り入れサイコロなしでプレイできるのが売り?のゲームです。
 Y口さんが相手をしていました。

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