2006年4月9日 TSS例会

 当日の参加者は11名。
 プレイされたゲームは第1次中東戦争(コマンド)、旅順港強襲(GJ)、MSG Wars(同人)、旅順港強襲1894(同人)、メモワール44等です。

 第1次中東戦争はD井さんとY口さんがプレイしていました。
 インストプレイでルール確認のために2ターンだけのプレイだったそうです。

 旅順港強襲は第1次中東戦争のインストプレイを終えたD井さんとY口さんがプレイしていました。

 MSG Warsを4人でプレイしました。
 S藤さん、Hさん、O鋸さん、私の4人です。O鋸さんは3戦目からの途中参加でした。
 新カードが入ったと聞いたS藤さんのリクエストでした。
 そのS藤さんがクィンマンサで荒稼ぎしてトップに立ちます。
 それを追ったのが、途中参加のO鋸さんでした。序盤ひたすら機体カードを多数並べ、20枚ぐらい並べたかな?ずいぶん長くプレイしているゲームですが、これほど並べられたことはちょっと記憶にありません。
 「人材募集中」と言いながらカードを引いていたのですが、ついにセイラさんを引くと、ジャムルフィンに乗せて荒稼ぎします。メガランチャーをフルに活用してバリアだろが、量産機だろうがお構いなしに吹きとばしまくっていました。
 その結果途中参加の最下位からいきなり2位につけます。
 私はガンダムMKVやパラスアテネの量産、Sガンダムと言った優秀な機体にニュータイプも恵まれたものの、ここぞと言うときに徹底的に賽の目に嫌われて最下位に沈みました。9以下命中の攻撃をいくつはずしたことか、、、。
 S藤さんはO鋸さんに激しく追い上げられながらも、なんとか逃げ切ってゲームに勝利しました。

 旅順港強襲1894はY口さんとT島さんがプレイしていました。
 Y口さんが日本軍、T島さんが清軍です。
 清軍のレーティングが非常に低く設定されているので、日本軍が気持ちよく進撃できるゲームに見えました。バランスは勝利条件で取っているのでしょう。

 メモワール44をプレイしました。
 前回のプレイが面白かったので、今回もプレイしました。
 K藤2号さんとのプレイです。
 シナリオはアルンヘム橋。マーケットガーデン作戦のアルンヘムに架かる橋を巡る戦いです。K藤2号さんが独軍、私が英軍です。
 3個SS戦車部隊を含む独軍の大軍に対し、英軍はエリート空挺兵とは言え、戦車もなく兵力も劣勢です。マーケットガーデン作戦と言うことで英軍不利かと思われました。しかし、、、。
 まず独軍は戦車を先頭に橋を渡り始めます。戦車が橋の真ん中に達した所で英軍砲兵の十字砲火が炸裂し、橋の上で交通渋滞を起こしていた戦車部隊は瞬く間に全滅し、その後方を進んでいた歩兵部隊も大損害を出して撃退されます。
 橋は危険と学んだ独軍は今度は既に渡河済みの歩兵部隊を前進させます。独軍左翼の歩兵3部隊が前進を開始します。しかしやはり英軍砲兵の砲撃に射すくめられ、慌てて砲兵の死角に潜り込みます。
 最大の障害が英軍砲兵であることを認識した独軍は、なんとかして英軍砲兵の撃破を狙います。
 まず長距離砲の弾幕射撃を要請します。しかし失敗。
 次に浸透カードを使用して左翼の歩兵部隊を長駆突撃させます。これで砲兵1ステップを撃破しますが、浸透した歩兵は空挺兵に袋だたきにされて全滅します。
 更に今度は独軍も砲兵を前進させ、砲撃戦を挑みます。しかし、先手を取られて撃退されてしまいます。
 そうこうするうちに独軍左翼の歩兵部隊は全滅してしまいます。
 これによって独軍は5部隊を失い、もはや1部隊も失う訳にはいかなくなります。そのため、数を恃んでの損害無視の突撃がとれなくなってしまいます。
 しかし、打開策はありません。最早打つ手のなくなった独軍は再び戦車を先頭に立てて渡橋に挑みます。今度はSS戦車部隊でした。しかし、やはり英軍砲兵の十字砲火の前にあっさり全滅してゲームエンドとなりました。
 英軍砲兵に対する攻撃がことごとく失敗したのが敗因でした。
 このゲームをプレイすると、「砲兵は戦場の神」と言う言葉が実感できます。

 続いてもう1回プレイしました。
 シナリオはコブラ作戦。K藤2号さんが独軍、私が米軍です。
 地形が錯綜し、戦車の苦手とする地形が多く、戦車部隊が非常に使いにくいマップです。
 そのため米軍は歩兵を先頭に立てて前進を開始します。ただし、不用意な突撃は大損害を出すことは分かっているので、消極的な移動となります。
 独軍は地形に篭もり、射程内の米軍に射撃を行います。独軍右翼でのそんな戦車の攻撃が米軍歩兵に大損害を与えます。堪らず米軍は川向こうの町に損害を受けた歩兵部隊を撤退させます。独軍はそれを追撃して撃滅するのでした。米軍左翼には戦車部隊はなく、中央から戦車を回すのも難しい地形でした。そのため独軍戦車はやりたい放題です。更に戦果を拡大しようと別の歩兵に近接戦闘を試みますが、米軍の待ち伏せを喰らって撃退されます。
 その間に米軍は右翼で攻勢に出ます。独軍は歩兵ばかりですが、ボカージュに籠もり戦車での攻撃は難しくなっています。そこで米軍は歩兵で攻撃し、退却の結果を出して地形から追い出し、平地に出てきたところを戦車でしとめる作戦を試みます。しかしうまくいきません。結局Fire Fightカードなどの火力増加カードの力を借りて力押しで独軍の防衛戦を抜きます。
 兵力の薄い独軍は防衛戦を抜かれると脆く勝利条件都市を守ることができません。すでに4部隊が壊滅し、勝利条件都市が陥落すればゲームオーバーです。米軍もそれなりに損害を受けてはいましたが、壊滅部隊は2部隊でしたので、損害度外視の総力突撃が可能でした。独軍はSS戦車隊を左翼に回し、なんとか守りきろうとしますが、衆寡敵せず陥落したのでした。
 このゲームはやっぱり面白いですね。

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