2004年8月1日(日)TSS例会

 当日の参加者は12名。
 プレイされたゲームはキャンディデート(AH)、V作戦(同人)、30年戦争(GMT)、クランズ(ドイツゲーム)等です。

 キャンディデートはアメリカ大統領選挙をテーマとしたゲームです。時節柄丁度良いだろうとプレイされていました。
 Hさん、T之内さん、T島さん、D井さん、S枝さんの5人プレイでした。
 T島さんとT之内さんが大統領候補の座を最後まで争っていましたが、既に脱落していたS枝候補は「どっちが勝っても悪の帝国だよ」と呟いていました(笑)。
 簡単で面白い、良いゲームなのですが、ファミリーゲーム的なシステムの割にプレイタイム3時間というのがアンバランスでプレイ感の重いゲームです。

 30年戦争はキャンディデートを終えたT島さんとS枝さんがプレイしていました。

 クランズはD井さん、T之内さん、S藤さん、私の4人でプレイしました。
 私の下家が集落リーチにしては、次の人が集落を作り、その影響で集落リーチができ、それを私の上家が集落にして得点を得る。でもそこでおいしい状況は終わってしまい、仕方がないので、私は当たり障りのない移動をしますが、下家がまたリーチにして、、、。という悪循環が4回ぐらい続けられて、私は悲鳴を上げていました。
 結果は、私の対面だったT之内さんが勝利。私は4点差で2位でした。最下位は勿論私の下家の人でした。

 V作戦は5人プレイでした。
 O鋸さん、S藤さん、O崎さん、I倉さん、S岩さんです。S岩さんは初プレイ、I倉さんも2回目でルール理解は怪しい状況でした。それで私はルールマスターとしてS岩さん、I倉さんの後見につきます。
 ジオンの地球侵攻作戦は連邦軍の妨害もなくスムーズに行われました。連邦軍に納入されたMSは全て地上用だったためです。
 黒海周辺に橋頭堡を得たジオンに対し、レビル将軍はオデッサ作戦を発動します。その主力となったのはS岩電子のアッザム隊でした。ニュータイプ2人を得て大戦果を挙げます。それにS藤鉄工所のビグザム隊が仕上げを行い、オデッサ作戦は成功し、続く第2次攻撃でジオンは地上から叩き出されてしまいます。
 この一連の戦いでS藤鉄工所がトップメーカーとなり、S岩電子がそれに追いすがります。それまでトップメーカーとして君臨していたO崎メカニクスは全ての開発MSを撃破され没落します。
 S藤鉄工所のビグザムは鳴り物入りで開発されたにも関わらず、期待されたほどの戦果をあげることがなく、欠陥を指摘されて廃棄処分となるのでした。
 I倉エレクトロニクスはMSメーカーではありませんでしたが、その高い技術力を背景に苦心の末に(O鋸工業の破壊工作による妨害があった)可変モビルアーマーを開発します。メッサーラです。I倉エレクトロニクスはメッサーラにサイコミュを搭載し、ビット装備のニュータイプ専用機として完成させます。パイロットにカミーユを得て大戦果間違いなしと思われましたが、ジオンの核攻撃により吹き飛ばされてしまうのでした。
 O鋸工業はいつものように粗製濫造でボールの大群、実に16機、を製造し、数の暴力を振るいます。この数は連邦の全機体の総計を上回ります。ボール隊は連邦軍の集中攻撃の的となり、半数以上を失い戦果もありませんでした。しかしそれでも7機が生き残り、ジオン勝利の礎となり、O鋸工業に勝利ポイントをもたらします。
 メッサーラを失ったI倉エレクトロニクスはバウンドドックを開発、量産します。I倉エレクトロニクスの一点豪華主義的な開発方針はタイミング良くニュータイプパイロットを得たこともあり、大量の戦果を得て、出遅れていた勝利得点獲得競争でも追いついてしまいます。
 戦局は一進一退で、地球軌道を挟んで戦場が地上と宇宙を目まぐるしく変わる珍しい展開となります。
 トップメーカーとなっていたS藤鉄工所は連邦軍にガブスレイを開発し、主戦力とします。
 それに続く、S岩電子は連邦にメガランチャー装備アッザム、ジオンにジオングを開発、主力とします。
 I倉エレクトロニクスは前述通り、連邦のバウンドドック隊を主力とします。
 O鋸工業はジオンにボールの大群とS藤鉄工所で廃棄処分とされたビグザムを回収し連邦に納入して主力としていました。
 O崎メカニクスは既に脱落状態で、何が主力だったか覚えていません。
 最後となった戦いで最大の戦果をおさめてゲームの勝利を得たのはI倉エレクトロニクスでした。


ホームへ戻る