2004年7月11日(日)TSS例会

 当日の参加者は7名。日曜とは思えないほどの低調さです。
 プレイされたゲームは、独ソ電撃戦(エポック/コマンド)、白村江の戦い(同人)、MSWars(同人)、クランズ(ドイツゲーム)等です。

 白村江の戦いはT島さんとD井さん、K藤2号さんが何回かプレイしていました。

 独ソ電撃戦をまたプレイしました。
 先々週に情けない負け方を喫してしまった相手、Hさんに復讐戦です。
 私が独軍、Hさんがソ連軍です。
 第1ターン。
 独軍の攻撃は順調でした。ソ連第4軍の部隊はブレストリトフスクに籠もった部隊以外は全滅です。尤も、引き替えに独軍歩兵1個師団を道連れにしていました。
 ただし、ソ連第10軍への攻撃ではミスをしてしまい、包囲できた戦車1個軍団、歩兵1個軍団を取り逃がしてしまいます。
 第2ターン。
 ソ連軍はブレストリトフスクに1個歩兵軍団を籠もらせただけで、その後方に戦線を構築します。
 独第3装甲集団前面には強力な戦線が構築されます。
 独軍の第3装甲集団の攻撃は敵が強力なだけに攻撃箇所を絞ったのですが、2カ所ともコンタクトの結果で戦線は動きません。
 独第2装甲集団の攻撃では戦車1個軍団、歩兵1個軍団のスタックを包囲しましたが、9戦力とかの化け物が出てコンタクト。
 ブレストは1個歩兵軍団だけだったのであっさり陥落しました。
 第3ターン。
 ソ連軍は戦線を下げることなく、その場で維持。
 独軍の攻撃はビャリストクを簡単に占領します。
 第3装甲集団も今度は攻撃に成功して鉄壁の戦線に穴を穿ちます。
 第2装甲集団は、ソ連軍のミスを突いてブレスト東方の湿地で2個戦車軍団を包囲。
 しかし、8戦力の戦車軍団相手にExが出て2個歩兵師団が吹き飛び、2点献上。できるだけ攻撃箇所は敵の弱いところを狙って絞っているのですが、それでも8戦力とか7戦力とか出ると、どうしても2対1や3対1にならざるを得ず、そういうところを狙ったように6が出るのは困ったものです。
 第4ターン。
 包囲された2個戦車軍団の救出作戦をソ連軍は行います。独軍1個歩兵師団を逆包囲して攻撃。この大胆な反撃は包囲されていた戦車軍団の戦力が今ひとつ(計8戦力)だったこともあり、2対1しか立たず、コンタクトの結果となり失敗します。
 独軍の攻撃。第3装甲集団はソ連軍の北方戦線を崩壊させ、グロドノも包囲下に置きます。
 第2装甲集団の攻撃ではまたもExが出て2個歩兵師団を失います。
 第5ターン。
 北方戦線が崩壊したため、ソ連軍はヴィルナも放棄して一気に戦線を引きます。
 独軍はそれを急追し、ヴィルナを占領します。しかし何をトチ狂ったのか包囲できる戦車軍団を包囲せずに放置してしまいます。
 包囲したグロドノは8個歩兵師団で包囲するも、2個戦車軍団が籠もっているので、怖くて攻撃できません。
 南方ではルジャニを占領。こちらの第2装甲集団はソ連軍の分厚い守りに手こずります。
 第6ターン。
 ソ連軍は独軍のミスで包囲を免れた戦車軍団を無防備だったヴィルナに籠もらせます。7戦力の戦車なのでこうなると叩き出すのも大事となります。
 南方はスロニムとパラノウィチ西方の河で戦線を構築。
 独軍はグロドノを12個歩兵師団で包囲攻撃。しかし、ソ連軍の戦力は計13戦力。2対1しか立ちません。結果はコンタクト。グロドノがゲーム終了までに陥落するか不安になります。
 第3装甲集団はヴィルナは包囲にとどめ、更に東進、ミンスクを目指します。問題はヴィルナを攻略する戦力の目処が立たないことでした。
 第2装甲集団は正面からソ連軍戦線を殴りつけるだけです。なんとか押し込んではいますが、パラノウィチ攻略は難しいかもしれません。
 第7ターン。
 ソ連軍はパラノウィチからモロデチノにかけておおむね河に沿った戦線を構築します。
 独軍はグロドノの占領に成功。しかし、Exによるもので、実に3個歩兵師団が吹き飛び、差し引きするとソ連軍に1点献上という結果となるのでした。
 第2装甲集団は力任せの攻撃で渡河に成功。なんとかパラノウィチ攻略に目処をつけます。
 第3装甲集団はモロデチノ後方まで進出。ミンスクに迫る勢いです。しかし、ヴィルナ攻略の目処は立ちません。
 第8ターン。
 ソ連軍の最終防衛ラインはミンスク周辺の丘陵地帯とパラノウィチです。この時点で独軍のミンスク、スルーツク占領は不可能、壊滅ユニットの得点が8点でソ連軍の得点は計15点となります。それに対して独軍の得点は都市占領得点のみのため最高でも13点にしかなりません。
 最後の攻撃で独軍はパラノウィチを占領。更にミンスク東方の道路の切断に成功し、ミンスクのソ連軍得点を阻止します。これにより、ソ連軍の得点は10点となり、独軍はヴィルナの占領はなりませんでしたが、都市占領点が11点で、1点差で独軍が勝利、雪辱を果たしました。

 MSWarsIIをまたプレイ。
 人数も少なく士気が低下気味で何も考えなくてもプレイできるこれがまたプレイされました。
 O鋸さん、Hさん、私の3人プレイです。
 第1戦。
 O鋸さんが7の量産カードを配置、私がララァを配置、Hさんが9の量産カードを配置、O鋸さんがハサウェイを配置したところで、私が動きます。
 ララァが乗ったαアジールがO鋸さんを攻撃、ビグロ、ガンキャノン、ガンダムをオールレンジアタックで粉砕します。
 Hさん、は5の量産カードの配置、O鋸さんはパス。
 私は再び、αアジールを出撃させます。今度の目標はHさんです。偵察結果はゲルググだったので、他の未確認機3機をビットで攻撃します。ジム、百式、ジオでした。ところが、このうちの百式を討ち漏らしてしまい、反撃のメガランチャーでαアジールは撃墜されてしまうのでした。
 Hさんは9の量産機を更に9の量産カードで増強。その正体が不気味になります。
 O鋸さんは百式がおいしく見えたのか、Hさんを攻撃。出撃に先立つ偵察でνガンダムを見てしまいます。ここでO鋸さんはギャンブルに出て、ギャプラン隊で両機を一度に狙います。しかし、二兎を追う者は一兎をも得ず。共に討ち漏らし、反撃で1機を失うのでした。
 私はハマーンを配置、Hさんは新規配備、O鋸さんは量産機を失ったギャプランにセイラを乗せます。
 私はハマーンのサイコガンダムでνガンダムを撃墜します。
 遂にHさんの9の量産機が動きます。それは、ビグザムの三連星でした。襲われた私は為すすべもなくエルメス、メッサーラ、ガザCと当たるを幸いなぎ払われてしまいます。一矢も報いることができません。
 O鋸さんも私を攻めます。偵察でハンブラビを発見すると、セイラのギャプランを出撃させますが、攻撃に失敗します。
 私はハマーンのサイコガンダムでシャアの妹の乗るギャプランを撃墜するのでした。
 再びビグザムの三連星に襲われた私は、ハンブラビ、ボール、ジムIIIと一方的に撃滅され、サイコガンダムを残すのみとなります。
 O鋸さんはハサウェイのバウンドドックでHさんの百式を撃墜します。
 私はそのバウンドドックを狙ってサイコガンダムを出撃させますが、逃げられます。
 3度目のビグザム隊の出撃でO鋸さんのネモとザクが攻撃されますが、ネモの攻撃がヒットし、ビグザムの三連星は1機を失うのでした。尤も、ネモもザクもビグザム2機の攻撃で撃墜されています。
 O鋸さんの偵察でHさんのもう一つの量産機がズサと判明。量産機は攻撃しても得点にならないので、バウンドドックはハイザックを撃墜していきます。
 私も同じく、Hさんのゲルググをサイコガンダムで撃墜していきます。
 Hさんのビグザム隊が1機を失いながらも、バウンドドックを撃墜してO鋸さんを全滅させ、第1戦が終了しました。
 得点はビグザム隊で荒稼ぎしたHさんが45点でトップ。次が私で33点。O鋸さんは全滅ペナルティで得点を全て失い0点です。
 第2戦。
 Hさんがカミーユ、O鋸さんがギュネイ、私がプルツーを配置し、次のHさんはパス、O鋸さんは8の量産カードを配置します。
 私はHさんを攻撃。スパイ・ミハルを使用します。その結果は壊滅的でした。Hさんの部隊は実に3枚がダミーだったのです。残ったのは、ハンマハンマ(カミーユ搭乗)、バーザム、ジオングのみ。私はクィンマンサを出撃させます。しかし、プルツーの能力チェックで1を出してしまいニュータイプ装備が使用できません。仕方がないので、ジオングのみの撃墜にとどまります。
 Hさんは廃棄処分カードで対抗。クィンマンサは処分されてしまいます。
 O鋸さんがギュネイの乗るゲーマルクで私を攻撃し、ボリノークサマーンを撃墜していきます。
 私はキャラ・スーンを配置。
 Hさんは廃人カードでギュネイを抹殺してカミーユのハンマハンマでゲーマルクを撃墜します。
 もはやこれまでとO鋸さんは第2戦を終わらせるべく、Hさんに戦略核弾頭を使用。しかし結果はバーザムを破壊したのみ。
 仕方がないので私が破壊工作でハンマハンマを抹殺して仕上げを行いました。
 第2戦の得点集計です。Hさんは全滅ペナルティで−1点、累計44点。私は6点で累計39点。O鋸さんは2点で累計も2点です。
 第3戦。
 私がプル、Hさんがシロッコ、O鋸さんがララァを配置します。
 私はプルを早速出撃させますが、プルにやる気がないのかせっかくのフィンファンネルも使えません。仕方がないのでビグロの1機の撃墜のみにとどまります。
 HさんのガンダムZZが私を襲います。スパイで全貌を掴んだHさんはVPの高いエルメスを撃墜していきます。
 O鋸さんも私を攻撃し、ララァのゲーマルクでギャプランを粉砕していきます。
 私はプルのνガンダムをHさんの攻撃に差し向けます。今度こそとプルを強化しまくっての出撃です。ZZを含む4機を攻撃目標とし、内1機はダミーでしたが、ガブスレイ、ドーベンウルフと高額な機体を撃墜していきます。しかし、ZZを討ち漏らしてしまい、ハイメガキャノンを喰らってνガンダムは撃墜されてしまうのでした。
 HさんのガンダムZZは私のギラドーガを撃墜していきます。これで私の部隊はゲルググのみとなります。
 O鋸さんが破壊工作でガンダムZZを破壊し、その隙に私はゲルググを量産して生き残りを図ります。Hさんは新規配備。O鋸さんはマシュマーを配置。私は遂にすることもなくなり、ソーラシステムでO鋸さんのコロニーを焼き払いますが戦況には全く影響がありません。Hさんの新規配備が続きます。
 O鋸さんのゲーマルクが動きます。ファンネルのオールレンジアタックがHさんの全機に向けられます。が、それらはみんなダミーでした。
 Hさん全滅で第3戦が終了。得点はHさんが全滅ペナルティを引いて9点、累計53点。私が20点を稼いで累計59点と逆転します。O鋸さんは6点、累計8点と振るいません。
 第4戦。
 最初の1枚目にαアジールを引いた私はすぐにそれを配備します。Hさんはロザミア、O鋸さんはジュドー、私はαアジールにプルツーを配置、Hさんは更にクェスを配置。
 最初に動いたのはO鋸さんでした。ヤクトドーガを私に向けます。ジュドーのニュータイプ能力により使用されるファンネルは強力で、ガゾウム、パラスアテネ、ギャンと為すすべもなく撃墜されてしまいます。
 私も負けじとαアジールを出撃させ、反撃に出ますが、プルツーにやる気がなく、百式を撃墜したのみです。
 Hさんはシャアを配備し、ニュータイプ3人を擁するニュータイプ部隊となります。
 Hさんのヤクトドーガは更に私の部隊を叩きます。ブラウブロ、ズサと撃墜されますが、ガンダムが見事ファンネルアタックを回避。更に接近戦に持ち込んだガンダムはヤクトドーガを一刀のもとに切り捨ててしまったのでした。
 プルツーがやっとやる気を出してくれてO鋸さんのガザD、ハンマハンマと中堅どころのおいしい機体を撃墜してきます。
 Hさんがやっと重い腰を上げます。まずは廃人カードでプルツーを抹殺すると、αアジールに対してボールを差し向け散っていきます。プルツーを暗殺するだけのための行動なのでした。何と迷惑な。
 その直後にO鋸さんがソーラレイを炸裂させて、私は憎しみの光の中に沈んでいきました。
 Hさんは結局0点で累計も53点で変わらず。私は全滅したものの、ペナルティを引いても19点を得ていました。累計78点。O鋸さんも頑張って19点、累計25点です。
 第5戦。
 私は新規配備、Hさんはララァを配置、O鋸さんは7の量産カードを配置、私は新規配備機にプルツーを搭乗させ、Hさんはジュドーを配置、O鋸さんは新規配備。
 私のプルツーが出撃します。乗機はαアジールしかし、やはりやる気がなく、O鋸さんのガルスJを撃破しただけでした。
 Hさんはそのαアジールに廃棄処分を使用し、なにもせぬままαアジールは捨て札となります。
 O鋸さんはクェスを配置、私はZガンダムの量産に着手します。Hさんはシャアを配備、またもニュータイプ部隊となります。
 O鋸さんのクェスが動きます。サイコガンダムでHさんのドライセン(ジュドー搭乗)を狙いますが、失敗します。
 私はクェスのサイコガンダムにギャンを特攻させてこれを葬ります。
 Hさんは新規配備。
 O鋸さんは私を攻撃。偵察でヤクトドーガを発見し、ニュータイプの乗っていないヤクトドーガなど敵ではないとジオ隊で攻撃しますが、失敗。逆に反撃でジオは量産機を失ってしまいます。
 私は更にZガンダムを量産。
 Hさんが私のヤクトドーガに攻撃をかけます。ララァの操るパラスアテネには歯が立ちません。
 O鋸さんはセイラを配置。
 私のZガンダム隊が動きます。Hさんのジムとズサを撃墜し、シャアの乗る赤いモビルスーツ(マラサイ)も撃墜します。
 HさんはパラスアテネでO鋸さんを攻撃、ブラウブロを撃墜します。
 O鋸さんは5の量産カードを配置。
 私のZがンダム隊はセイラのジオにジェットストリームアタックをかけてこれを葬ります。
 ララァのパラスアテネがZガンダム隊に挑み、量産機を破壊します。反撃虚しく取り逃がします。
 O鋸さんは廃人でララァを除去したパラスアテネをガゾウム隊で襲撃するも返り討ちにあって量産機を失います。
 すかさず、私はZガンダム隊でパラスアテネを撃墜します。
 Hさんは最後に残ったジュドーのドライセンでガゾウムを撃墜。
 O鋸さんはミノフスキー粒子を散布して最後に残ったボールを隠蔽して笑いを取ります。
 私はジュドーを暗殺。Hさんはならばと代わりにロザミアを乗せます。O鋸さんはボールを量産。私はZガンダム隊に補充を行います。Hさんは新規配備。O鋸さんはボールの量産に余念がありません。Hさんは更に新規配備。O鋸さんは本当にボールの量産に余念がありません。
 Zガンダム隊がHさんに襲いかかります。全部隊に対してZガンダム隊は攻撃をかけます。その結果、Hさんが新規配備していたカードが全てダミーだったことが判明します。そのダミー達は最後に残ったドライセンへの攻撃を低減するという任務を全うしますが、それも虚しく、撃墜されるのでした。これでHさんは全滅します。
 得点はHさんは8点、累計61点。私が37点を稼いで累計115点とサドンデス条件を満たして勝利しました。O鋸さんは0点で累計25点のままでした。
 
 終了時間も間近と言うことで、軽いゲームをと思い、クランズをプレイしました。
 初プレイのHさんがよく分からないながら、勝利していました。私は上家のO鋸さんのプレイが甘かったのでとてもおいしい思いをしていたのですが、2位に終わりました。ミスをして大きな集落ができたときに自分の色が得点できなかった時があったのが敗因でした。
 O鋸さんの甘いプレイに文句ばかりつけていたD井さんが最下位だったのが笑えました(笑)。


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