戦車狂想曲


 山札となるカード

 山札とは別の要求仕様カード

 競争試作の戦車版ゲーム。

 私が初めて同じシステムでデザインしたゲーム。それまでは全て異なるシステムのゲームだったのですが、このゲームはまずシステムありきで、そこにテーマを合わせるデザイン手法をとりました。競争試作が非常に好評だったのと、建艦競争、競争試作と戦艦、戦闘機を開発するゲームを続けてきたので、次は戦車ですか?という期待が大きかったことが理由です。

#戦車は戦車でもチャリオットのゲームを作って笑いを取ろうかとも思ったのですが、うまく作る自信がなくてやめました(笑)。

 システムの流用を決めてはいましたが、全く同じとはしませんでした。そうしても悪いことは何も無いのですが、やはり、よりテーマに沿ったゲームシステムとしたかったのです。ゲーム自体については、以前に紹介記事を書いているので、そちらを参照してください。

 このゲームが好評だったのは事実なのですが、何をとち狂ったのか、印刷業者に500部も作らせてしまいました(核爆)。その年の夏は暑かったのできっと脳みそがゆだっていたのでしょう(笑)。GJに建艦競争、競争試作が付録とされ私の名前が少しは知られていたこと、コミケでの売れ行きが良いこと、バネストやボードウォークに置いてもらえること、等々の要因から200個ぐらいは売れるかな?という感触があったので踏み切ってしまいました。

 当初考えていた予算が30万円。売値2000円、利益1500円で200個売れば元が取れる計算でした。しかし、印刷費は30万では収まりませんでした。私のゲームは同じカードがほとんどなく、1枚1枚別のカードになっているためです。同人ゲームということで凝り過ぎているのです。おかげで損益分岐は250個あたりとなってしまい、今(*1)もって印刷費が回収できていません(涙)。今も在庫はいっぱいあります。通信販売もいたしております。どうぞよろしくお願いします(笑)。

#在庫がいっぱいといっても、それだけに邪魔なので、処分してしまう可能性も高いので、いつまでも在庫があるわけではありません(苦笑)。

#ちなみに在庫を処分するときに投げ売りなどはしません。それまでに購入していただいた方に悪いので。

 それでも当初想定していた200個のラインはクリアしています。やはり妥協せずに予算内に収めるべく、いろいろ考えるべきだったと今更ながら後悔しているのでした。

(*1)2003年7月現在
 

プレイレポートはこちら

ルール質問のQ&Aを作成しました。


通信販売 要目

 価格は1個2000円プラス送料240円です。

 コンポーネントは90x63mmのアート紙製のカード108枚。
 その内山札となるプレイカードが99枚、山札とならない要求仕様カードが9枚です。
 以上のカードに加えて、ルール説明書4ページをキャラメル型の化粧箱に入れてあります。
 カードはケント紙よりも丈夫で、サイズもカードスリーブに対応したものです。

通信販売のお申し込みはこちら



 

ホームへ戻る