2005年8月20日 TSS例会

 T井さん、S藤さん、私の3人プレイです。
 ジオン公国の新型モビルスーツ開発の情報を得たティアンム提督は先手を取るべく攻勢に出ます。
 連邦軍の主力はT井メカニクス製モビルスーツ ザクIIです。
 S藤鉄工所期待の新型モビルスーツ ケンプファはザクIIと戦闘に入りますが、未だ未完成だったのか、ザクIIに互角に戦われてしまいます。辛うじてザクIIの撃退には成功しましたが、S藤さんには不満の残る結果でした。
 この戦いで制宙権を得たジオンは抵抗を受けることなく地上に橋頭堡を築くことに成功します。

 間髪を入れずジオンは橋頭堡拡張の攻勢に撃って出ます。
 新型モビルスーツ ネモ、地上戦に特化したグフ、これに従来からのケンプファ、ガンタンクがジオンの戦力でした。
 対する連邦軍は強大でした。大量生産されたザクIIに加えて防御に優れたドムを擁し、何よりも最新鋭可変モビルアーマー ギャプランが強力でした。質量共にジオンを上回っていたのです。
 しかし、戦いはジオンの辛勝となります。
 ザクIIの大軍は学徒兵がパイロットであり、ジオン軍にとって標的のようなものに過ぎませんでした。
 それにキシリアのニュータイプ部隊(ララァ搭乗のガンタンク)の活躍と、何よりも総司令官ドズルの断固たる指揮がジオンに勝利をもたらしたのです。

 両軍共消耗した戦力の回復に励みます。国力に劣るジオンでしたが、地上の広範囲を占領された連邦とは互角に戦力整備を進めることができました。先手を取ったのはジオンです。
 ギレン直率の下、ニュータイプ部隊を先頭に立てて攻勢に出ます。
 連邦軍はギャプランの量産機を中核にザクIIの大群とで迎え撃ちます。
 攻勢に出たのはジオン軍でしたが、先手を取ったのは連邦軍でした。ギャプラン隊がその高機動力にものを言わせてジオン軍の後方を急襲します。そこにいたのは、重装甲を誇るバウンドドックを護衛とした連邦軍支援部隊のガンタンク隊でした。バウンドドックはメガランチャー装備のメガギャプランに吹き飛ばされ、ガンタンク隊はギャプラン隊によって為す術なく全滅となります。
 しかし、連邦軍の戦線は脆弱なザクII隊によって構成されていました。ジオン軍の前線部隊はシャアの赤いサイコミュ・メッサーラにハマーンのガブスレイです。まるで勝負にならず、瞬く間に壊滅してしまいます。
 共に後方を陥れた両軍でした。残存機数、残存機の質的にも互角でしたが、指揮官の差が明暗を分けました。ギレン直率のジオン軍の方が粘り強く戦い勝利を得るのでした。
 これにより、連邦は南米大陸に押し込まれることとなります。

 コンスコン少将は直ちにジャブロー攻略作戦の実行を主張しますが、地球攻撃軍の司令官たるキシリアに却下されるのでした。

 背水の陣の連邦軍でしたが、ここに来てようやくビンソン計画が軌道に乗り、戦力の大幅増強を達成します。その戦力を背景にティアンム提督の反攻作戦が開始されます。
 ギャプランが数的な主力となっていた連邦軍は質量ともにジオンを圧倒し、カミーユと言う最強のニュータイプも得た連邦はジオンを撃退、戦略的な反攻作戦へと繋げるのでした。

 ここで、S藤鉄工所が勝利条件を達成してゲームは終了しました。



2005年6月19日(TSS例会)

 T井さん、I藤さん、S藤さん、私の4人プレイです。

 連邦とジオンのモビルスーツ同士の最初の大規模な激突はジオンの地球侵攻作戦でのことでした。
 この戦いにジオンは最新鋭のS藤鉄工所製ガンダムMKIIを投入しますが、パイロットに予定していたシャリアブルが裏切ってしまい活躍できません。
 I藤工業はモビルスーツの開発を間に合わせることができません。
 戦いはブラウブロ、ビグロと言ったモビルアーマーの活躍で連邦軍の勝利に終わり、ジオンは撃退されます。
 この戦いではS藤鉄工所が最新鋭機の納入、連邦軍への最大供給能力、S藤鉄工所製モビルスーツの大戦果と3拍子揃って6VPと荒稼ぎします。
 ジオンの地球侵攻作戦の失敗は、風間工廠の思惑通りでした。ジオンに地上侵攻能力はないと見切っていた風間工廠は当時最強の宇宙戦機材であったビグロを開発し、連邦軍に納入していたのです。その後はビグロの量産一本に絞り、ジオンを圧倒して勝利得点を稼ぐ計画でした。
 計画に従い、風間工廠はビグロの量産用に装甲を軽量化したビグロ・ライトアーマーを開発し、全力生産に入ります。そのために新型機の開発は完全にストップし、基礎開発も量産を阻害しない範囲でのみ認められていたほどの徹底振りです。
 その結果、連邦軍のソロモン攻略作戦には、実に6機のビグロを間に合わせ、連邦軍機動兵器の過半数を占めます。
 ソロモン防衛のジオン軍兵力はガンダムMKII×3とゲルググと連邦軍の1/3程度でした。
 ガンダムMKII隊はビグロ隊に殲滅され、ゲルググはギャプランに撃墜され、ジオン軍は大敗を喫しア・バオア・クーへの撤退を余儀なくされます。
 I藤工業は連邦軍にマラサイを開発し、この戦いに間に合わせ、ギャプランを開発したS藤鉄工所と共に、最新鋭機のVPを獲得します。
 その他の最大供給、最大戦果は共にビグロ隊の活躍で風間工廠が得て、5VPとなります。
 戦力の壊滅したジオンを支えるべく、S藤鉄工所はジオンに最新鋭のバウンドドックを開発します。
 しかし他のメーカーの足並みは揃いません。
 風間工廠は連邦勝利のもとでの勝利条件達成を大戦略に置いていたためジオンには全くモビルスーツの供給を行いません。
 T井メカニクスはジオンに防御力に優れたリックドムを開発しますが、同時に連邦軍のザクIIを量産してどっちつかずの対応です。
 I藤工業も連邦軍のマラサイを量産し、ジオンへの開発は行いません。
 その結果、連邦軍のア・バオア・クー攻略作戦の参加兵力数は連邦軍が圧倒します。
 ビグロ9機を筆頭に、ザクII×3、マラサイ×2、ギャプラン、ボール、ブラウブロ、総計17機。
 対するジオンはリックドムとバウンドドックのみです。
 これでは戦いにならないと思われましたが、ジオンはソーラレイ、戦略核と言った大量破壊兵器の投入と、ギャプランの強奪、ニュータイプ部隊の投入とできうる限りの手を打ちます。
 その結果、連邦軍の量産機部隊は大損害を被り、ジオンのニュータイプ部隊を恐れて後退する機体が続出し、残存機数で辛うじてジオン機の機数を上回る程度でしかありませんでした。ジオンは一歩も引かず、ア・バオア・クー要塞を死守して見せたのです。連邦は要塞攻略に失敗したのです。
 この結果は風間工廠にとって青天の霹靂でした。圧倒的な兵力を揃え必勝を期した戦いで勝利できなかった上にビグロ隊の半数を撃墜されてしまったのです。日進月歩のモビルスーツ技術の進歩により、ビグロは既に旧式機となっていたのです。それでも他の選択肢のない風間工廠はビグロの量産を続けます。
 S藤鉄工所はバウンドドックの量産、I藤工業は強奪したギャプランの量産、T井メカニクスはザクIIの量産とジオンへボリノークサマーンの開発です。
 第2次ア・バオア・クー攻略作戦時の両軍兵力は各メーカーがジオンに肩入れしたこともあり、前回よりも大きく改善し、連邦軍兵力は2倍程度です。その大半は旧式機が占め、新鋭機ばかりのジオン有利と思われました。
 その予想通り、連邦軍は大苦戦を強いられます。特に主力のビグロ隊は学徒兵を動員していたことと、部隊指揮官がエルラン中将だったために、ライトアーマータイプは全滅と言う最悪の結果となります。
 戦況はジオン軍有利でしたが、レビル将軍は断固として攻撃継続を指示し、攻撃の手をゆるめません。それに対して、ジオン軍司令官のコンスコン少将は謎の転進を命じ、ア・バオア・クーを放棄してしまったのです。
 この勝利によって風間工廠は勝利条件を達成するかに思えましたが、最大戦果をT井メカニクスと分け合い、1点足りません。
 ジオン本国侵攻作戦を目前に時間切れとなりました。
 風間工廠は全てを賭けたビグロ隊が壊滅しており、あと1VPを得る術がありません。S藤鉄工所も9VPと勝利に王手をかけており、彼にはバウンドドック隊と言う最新鋭機があり、恐らくS藤鉄工所の勝利でゲームが終了したと思われます。ただし、バウンドドック隊はジオン機なので、本土決戦に敗れた場合には、得点できない可能性があり、全プレイヤー敗北という結末もあり得ました。



2001年12月16日(TSS例会)

 プレイヤーはモビルスーツメーカーとなってモビルスーツを開発してジオン、連邦の双方に供給します。
 基本システムは建艦競争と同じで手札を支払ってモビルスーツを開発します。登場するモビルスーツは初代とZガンダムから54機種です。ジオンの系譜に合わせてみました(笑)。
 勝利条件は戦闘で勝利得点を稼ぐことです。最新鋭のモビルスーツを戦場に投入したり、大量のモビルスーツを参戦させたり、多大な戦果を挙げると勝利得点がもらえるようになっています。それを10点ためたら勝ちです。
 O崎さん、M川さん、YENさん、私の4人プレイでした。
 YENさんがビグザムを開発して、「ビグザムさえ量産されればジオンなど!」とか言いながら連邦に納入してました(笑)。そして実際に量産して、ジオンの地球侵攻作戦を撃退してました(笑)。その後もYENさんはサイコガンダムとか大物を開発しては連邦に納入していました。しかし、大量生産されたサイコガンダムもM川さんがジオンに納入した百式のメガランチャーで一掃されたりしてましたけど(笑)。
 ジオンの第一次地球侵攻作戦の時、M川さんのゲルググ隊がO崎さんのザクレロに蹴散らされて全滅してました。高機動型に改造されたザクレロでしたけど、性能はゲルググには劣っていたのですがねぇ(笑)。ア・バオア・クーでのキシリアの気分が良くわかりました。きっと学徒兵でも乗っていたのでしょう(笑)。
 私はIフィールド装備ガンダムを開発してアムロを乗せたのですが、ザクに「特攻」されてあっけなく撃墜されてしまいました(笑)。
 結果は私が勝ちましたが、僅差で、まずまず面白かったです。
 戦闘の結果によって一年戦争の戦局が変わるようにしたのですが、今ひとつ上手く動かないので、そこのところをもう少し練ってみます。


2002年3月10日(TSS例会)

 T田さん、O鋸さん、O崎さん、T井さん、Hさん、私の6人プレイです。
 このゲームはプレイヤーがモビルスーツの開発メーカーとなって、モビルスーツを開発し、地球連邦とジオン公国双方に供給してVPを稼ぐゲームです。
 今回のプレイでは、各メーカー(プレイヤー)はそれぞれ特色のある開発となります。
 T田さんはガンダム系列、O鋸さんはゴッグ系列、O崎さんは陸戦用モビルスーツ専門メーカーとなり、T井さんはザク系列、Hさんはギャンを量産、私はビグロを開発してモビルアーマーメーカーになっていました。
 そしてジオンの地球降下作戦が発動します。ジオンはキシリアの指揮下、圧倒的な大兵力で攻め寄せますが、勝利を目前にして、何故か撤退。連邦の勝利となります。この棚ぼたの勝利にほとんど唯一連邦にモビルスーツを供給していたHさんが大量VPを獲得します。
 しかし、連邦に供給されるモビルスーツは少なく、ジオンとの戦力差は圧倒的に開いてしまいます。こうして、連邦は戦えば必ず負ける状況となってしまいます。そのため、連邦に主力を供給していたHさんはVPを得られなくなり、代わってジオンに供給していたメーカーがVPを稼ぎ出します。そのレースを制したのはO崎さんの開発した百式を強奪したT田さんでした。


2002年3月24日(TSS例会)

 V作戦はモビルスーツの開発カードゲームです。
 いとちゃん、Hさん、O鋸さん、私の4人でプレイされました。
 技術的に最も優れていたメーカーはO鋸さんで、主力はジオンのメッサーラでした。次いでHさんでこちらの主力は連邦のジムIIです。私は大分遅れていて主力はジオンのガンキャノンでした。最も技術的に遅れていたのはいとちゃんで、連邦に世界一旧式なザクIを納入していました。しかしこの旧ザクの生産量は半端でなく、ジオンの量産機が2〜4機程度なのに対し、16機を数えるのでした。この旧ザクの大軍は戦果を挙げることこそ少なかったものの、その数が連邦軍のバックボーンとなり連邦に勝利といとちゃんに勝利得点をもたらすのでした。尤も性能は劣悪でガンキャノンにすら蹴散らされてましたけど(笑)。
 そのプレイはいとちゃんの勝利で終わりました。

 O崎さんとM川さんが入って再プレイとなります。
 今度のプレイでは、いとちゃんとO鋸さんが振るわず、特に社運を賭けて開発したビグザムを強奪されたいとちゃんは鳴かず飛ばずでゲーム終盤に旧ザクにワイアードキャノンの搭載したニュータイプ用サイコミュ実験機を開発して、「ほーら、腕が伸びるぞぉ(笑)」と笑いを取ることぐらいしかできませんでした(笑)。ニュータイプパイロットが搭乗しなければワイアードキャノンは単なるデッドウェイトですからね(笑)。
 O鋸さんの方はいとちゃんから強奪したビグザムを量産していました。しかし流石にビグザムなので2機作るのが精一杯だったようです。でも火力強化タイプになってましたね。O鋸さんの開発(?)したモビルスーツはこれのみでした(笑)。
 戦局は連邦の大量生産攻勢の前にジオンのモビルスーツは一掃されていました。M川さんのジムIIとHさんのリックディアスが特にすさまじく、どちらも2桁の大台に達していたと思います。
#Hさんなんか、量産費削減のためにリックディアスの装甲を削ってましたし(笑)。
 私は連邦のビグロを主力商品としていました。足を付けて地上でも使用できるようにしたり、装甲強化タイプを作ったりとバリエーションを広げていました。シリーズトータルで4機を生産し、個体性能が優秀だったこともあり活躍しました。
 O崎さんは商売上手にもジオンにリックドム、連邦にドムを開発していました。そのほかにもバランス良く、いろいろなモビルスーツを開発していたはずなのですが、あんまり印象に残っていません(笑)。
 このプレイでは、序盤にギレンの指揮下で行われた地球侵攻作戦で大量VPを得た私と、ジムIIで連邦に大勝利をもたらしたM川さんが共に11VPを得て引き分けとなりました。

 更にもう一戦プレイされました。
 O鋸さんが連邦のドムを大量生産して、わずか3回の戦いで10VPを得ていました。30分とかかりませんでした。おかげで全然印象に残っていません(笑)。


2002年4月7日(TSS例会)

 V作戦は本日4戦プレイされました。みんなプレイに慣れてきたこともあり、1プレイ1時間程度の時間しかかかりません。
 ルールを若干変更してのプレイです。戦闘はダイスを2個振って結果を求めるのですが、攻撃に成功したときのダイスの目で一方でも1が出ていた場合、更に追加攻撃を認めました。従来どんなに強力な機体でも1機では1機しか撃墜できなかったため量産機が数でかかってくると対抗できなかった問題を緩和するためのルールです。これは上手く機能しました。今まで量産機を目標にするのを避けていたのが、戦果拡張の可能性があるため積極的に量産機が目標とされ量産機の数が削られるようになったのです。
 もう一つは連邦で生産される機体は量産費を1安くなることとしていたのですが、これをやめました。もともとジオンの方に開発費が1安くなる優遇ルールを設けたため、それに対するルールだったのですが、量産費は開発費の半分程度のため、値引率からするとジオンの2倍となり影響が大きかったのでやめとしました。それに連邦にはもう一つ、量産が勝手に行えるという優遇ルールがあり、それでジオンの開発費の割引以上に有利になっていました(ジオンは基本的に実戦に参加して生き残らないと量産することができない)。
 以上のルール変更で概ねバランスも取れたようです。
 プレイ展開はあまり覚えていないのですが、Hさんが他人の褌で相撲を取っていたのが印象的でした。なにかというと他人のモビルスーツを強奪したり、裏切りや勝手な出撃で他人のパイロットや指揮官を引き抜いてましたから(笑)。
 それと、初プレイののるとさんが開発したジムII隊の活躍ですね。連邦圧倒的不利で開始されたジオンの第2次地球侵攻作戦でまさかの大活躍。ジオンのガンキャノン隊やバウンドドック隊をうち破り、遂に撃退に成功するのでした。この戦いで得た大量得点でのるとさんが勝利しています。
 このゲームのジムIIはプレイヤーの評価が非常に高いです。性能は決して良くはないのですが、量産費の割には高性能でいつも大量生産されています。
 それと面白いのがみんな量産機からは嬉々として装甲板を外してます。コスト削減のために(笑)。


2002年4月13日(TSS例会)

 最初のプレイは初プレイのY口さんを含む4人(Y口さん、いとちゃん、M川さん、私)でルール説明込みで1時間半。
 次のプレイはそれにO崎さんが加わって5人で1時間。
 最後のプレイは同じメンバーで引き続いて2時間でした。最後のプレイが長引いたのは、プレイヤーがジオンと連邦の戦力と戦局を睨みながらモビルスーツの開発を行い、戦争をコントロールするようになったためです。
 この時の一年戦争の展開は次のようなものでした。
 地球降下作戦に失敗したジオンは連邦の物量に押され、連邦の発動した、ソロモン攻略戦で戦力を一掃されてしまいます。
 各モビルスーツメーカー(プレイヤー)は必死にジオンにモビルスーツを供給しますが(設備投資を回収しないうちに戦争が終わってしまっては困りますから(笑))、数が揃わないうちに連邦のア・バオア・クー攻略作戦が発動してしまいます。
 しかしそこでソーラレイが炸裂します。ギレンが冷静だったのか、デギン公王が出てこなかったのか、ソーラレイの照射は的確で連邦の半数を焼き払います。それもニュータイプ部隊ばかり的確に吹き飛ばしてましたね(笑)。
 この戦いで勝利したジオンは一気に敗勢を盛り返し、第2次地球降下作戦では連邦軍の宇宙戦力を逆に一掃してしまうのでした。
 しかし地上戦力はある程度残っていたことと、各メーカーの努力で連邦も盛り返し、膠着状態に入ったところで私が勝利条件を満たして勝利しました。
 今までは弱いモビルスーツでも大量に投入していればそれで押し切れていたのですが、戦争が長引くとやはり弱いモビルスーツでは駄目なようです。今回いとちゃんが社運を賭けて大量生産していたジム隊が一戦で壊滅したのが印象的でした。序盤には確かに有効なのですが、Zガンダム時代のモビルスーツが増えてくるとザクやジムでは持たないようです。
 今回のプレイで印象に残ったのは、、、
 Y口さんのザクレロとM川さんのボリノークサマーン。共に大量生産され、何故にこんなモビルスーツが量産されている?と目を剥きました(笑)。
 O崎さんのメッサーラ。量産され凶悪に強力だったのですが、学徒兵が乗せられたのが運の尽きで、壊滅していました(笑)。
 M川さんのビグロ。4機も量産されまとめて投入されると飛んでもなく強力で大量の戦果を挙げていました。しかしそういうときに限ってジオンは戦闘に勝利できず、いつも無駄になっていました(笑)。
 M川さんのガンタンク。手頃な目標とみんなから攻撃を受けるのですが、何故か生き残り、反撃で逆に相手を撃墜してしまい大量の戦果を挙げていました。でもやっぱりそういうときに限って戦闘に勝利できず、折角の戦果も無駄になっていました(笑)。
 私のジオング。なぜかいつも戦闘時にはシャアが乗っていました。オールレンジ攻撃を駆使して(というかそのおかげで(笑))、そこそこの戦果を挙げていました。戦場が地上に移行してもちゃんと脚をつけたパーフェクトジオングにして最後まで戦い続けていました。
 私の百式。モビルスーツの強奪カード避けにティアンム提督を搭乗させて出撃(笑)。メガランチャーを使用してジオンのネモ隊を一掃するものの自身も被弾撃墜されました。
 こんなところですか。どうもリプレイ記事の書きにくいゲームですね。記録でもとりながらプレイすれば良いのですが、プレイ中は忙しくてそれどころではありませんでした。


2002年4月21日(TSS例会)

 V作戦を5人でプレイしました。
 Hさん、T井さん、Y口さん、N宮首領、私です。
 ブラウブロとゲルググで地球侵攻作戦を開始したジオン。それに対してケンプファとザクIで迎撃する地球連邦。ブラウブロに軽く蹴散らされて連邦軍は全滅。
 ジオンは地球上に確固たる橋頭堡を獲得し、以後戦闘は地上に移ることとなります。
 この戦いで勝利得点を一番多く獲得したメーカーは、ブラウブロを開発したHさんでした。N宮首領とY口さんは非常に高性能なモビルスーツを開発しており、それは評価されていたのですが、戦果に結びつかず最低限の得点しかできません。旧式なザクIを連邦に供給していたT井さんは全く得点できず、私に至ってはモビルスーツを一機も開発出来ず、メーカーになってすらなっていませんでした(笑)。
 戦線が伸びきったジオンに対して、連邦の反撃が始まります。オデッサの戦いです。
 ジオンの3倍近い戦力を投入した連邦でしたが、ハイザックの試作機を強奪されたりして戦力差を埋められ、辛うじて勝利しますが、ジオン軍主力を取り逃がしてしまいます。この戦いで最も活躍したジム隊を開発したHさんが大量の勝利得点を獲得し、勝利に王手をかけます。
 マラサイの開発に成功したジオンはギレンの肝いりで試作機を実戦に投入。パイロットにハマーン・カーンを投入したこともあり、Hさんのジム隊を蹴散らしてその性能を証明し、直ちに量産が開始されました。
 国力にものを言わせて戦力差を広げつつあった連邦は北アメリカ大陸で反攻作戦を開始します。
 サイコガンダムやマラサイ等の新型機を配備していたジオンでしたが、連邦にもアッシマーやバーザムなどの新型機があり、結局物量に優れる連邦がキャルフォルニアベースを占領する事に成功します。これによりジオンは地球上での組織的な戦力を失い、戦場は宇宙へと移るのでした。
 星一号作戦が発動され、ジャブローから大量の宇宙艦隊が打ち上げられます。
 迎え撃つジオンはゲルググ、マラサイ、ハイザックを主力に新型のメッサーラから旧式なブラウブロまであらゆる機体を投入します。
 連邦はギャン、ガルバルディβ、宇宙対応型のアッシマー、バーザムと何れも量産された大軍です。
 地球衛星軌道上でのこの戦いで、ジオンは決定的な敗北を被り、その戦力をほぼ一掃されるのでした。
 この戦いで連邦の主力となっているギャンやガルバルディβを開発していたY口さんが勝利得点でHさんに追いつくのでした。
 軌道迎撃戦で敗北を喫したジオンは地上のアフリカ大陸に残存していた戦力を集結させ最後の賭けに出ます。
 ドズル・ザビ指揮の下、行われたこの反攻作戦でしたが、連邦の半数以下の戦力でしかなく所詮は無謀な攻勢でした。
 この戦いでHさんとY口さんが共に勝利条件を満たしますが、より高得点だったY口さんの勝利でゲーム終了となりました。

 続けてもう一プレイされました。
 ジオンの地上侵攻作戦は核兵器を投入した上にモビルアーマー隊の活躍で迎撃に出た連邦軍は全滅。ジオンの圧倒的大勝利となります。
 モビルアーマー隊を開発していた私が一躍トップメーカーに躍り出ます。しかし、ジオン有利の戦局とはつまり戦場が地上であるということで、局地戦兵器に過ぎないモビルアーマー隊は地上戦に参加することは出来ないのでした。
 主力がモビルアーマー隊であったためにジオンの地上戦力は思いの外弱体でした。そこをレビル将軍は突きます。オデッサの戦いです。
 アッシマー、アッザムといった地上用モビルアーマーを主力とした連邦軍はドムやハイゴックが主力のジオン軍を撃破するのでした。
 地上の橋頭堡を死守すべくジオンは満を持してビグザムを投入。連邦からリクルートしたアムロ(笑)をビグザムに搭乗させ必勝を期します。しかし、期待のビグザムはジムIIの特攻を受けてもろくも撃墜されてしまうのでした。
 この敗戦を受けてジオンは地上から撤退し自らのテリトリーである宇宙で連邦軍を待ち受けます。
 地上侵攻作戦を成功させたころのジオンと同じ問題が連邦にもあったのでした。連邦戦力のかなりの部分が地上用モビルアーマーだったのです。そのため宇宙への侵攻作戦であるビンソン計画は大幅に遅れてしまいます。
 その間にジオンは連邦の宇宙での唯一の拠点であるルナIIに対し攻略作戦を発動するのでした。
 ルナIIには最新鋭のメガランチャー搭載型ギャプランがあったのですが、ジオンの特殊部隊に強奪されてしまいます。更にビットを搭載したサイコミュ・ザクレロの前に連邦軍ルナII守備隊は全滅するのでした。
 すかさずドズルは第二次ブリティッシュ作戦を発動。サイド7で建設中のコロニーの移動を開始します。慌てて迎撃する連邦ですが、未だビンソン計画は途上で戦力が整いません。結局阻止することが出来ずコロニーはジャブローを直撃。連邦の降伏は時間の問題と言うところで勝利条件が満たされてゲームは終了しました(誰が勝ったのか覚えていません(笑))。


2002年5月12日(TSS例会)

 V作戦を4戦プレイしました。
 いとちゃん、Hさん、S.G.さん、私の4人プレイで2戦。昼食後O崎さんが加わって5人プレイで2戦です。

 今日は私がマラサイ・ライトアーマー(笑)の大軍を生産して快勝。

 次のプレイでは、「脚なんて飾りです」と脚を取り外して、宇宙戦に特化したガンキャノンを大量生産してまたも私が勝利しました。やはりメーカーたるもの、コスト削減を追求するべきですね(笑)。

 3戦目はボールでS.G.さんの量産ガンダムMKIIの大軍を殲滅する大戦果を挙げるのでした。ビット搭載型ボールにララァが乗っていた訳なのですが(笑)。その時には、S.G.さんは集中攻撃の的となってリックドムの大軍も全滅し、連邦、ジオンあわせて10機を数えたS.G.製モビルスーツ隊は1機も残らないのでした。
勝ったのは、、、誰だっけ(笑)?

 4戦目は私のガンキャノンの大活躍で、ジオンが大勝利を得、私は勝利得点で9点を稼ぎ、ゲームの勝利に王手をかけます。しかし、そのために他のプレイヤー全てからの猛攻にさらされ文字通り全滅してしまいます。しかし、私はいとちゃんが社運をかけて開発したガブスレイを強奪し、それで勝利得点を稼いで勝利条件を満たしたのでした。ただし、同時にO崎さんも勝利条件をクリアして同点引き分けとなりました。


2002年5月18日(TSS例会)

 V作戦はY口さんがやりたいと言うことで、のるとさんが来たところで3人でプレイしました。
 3人プレイは初めてでしたが、特に問題はありませんでした。作戦の発動間隔が開くため戦力を蓄える時間が多く、じっくりプレイできました。
 Y口さんが当初ゲルググを大量生産してVPを荒稼ぎして優位に立ちます。しかし私のビグロ隊が数を揃えると全く歯が立たず、結局私の勝利で終わりました。

 2戦目は私が早期にまたもビグロの量産を行い、VPを荒稼ぎします。Y口さんは勝敗をあまり考えず趣味の開発を行っていましたが、その成果はのるとさんに奪われていました(笑)。そののるとさんはリックディアスの大量生産を行い、私のビグロ隊に対抗します。その対戦は百式のメガランチャーの支援を受けたビグロ隊の勝利に終わりリックディアス隊は全滅。2戦目も私の勝利となりました。


2002年6月15日(TSS例会)

 V作戦をいつものようにプレイしました。
 今回は3人プレイです。3人プレイだと、戦闘の間隔が長くなるためじっくりとモビルスーツの開発を行うことが出来ます。そのため物量戦となり数をそろえたプレイヤーが勝利しやすいようです。尤も、数をそろえるのが基本なのは、何人でプレイしても変わりませんが(笑)。
 3回プレイされましたが、最初の1,2戦はカード運に恵まれたY口さんが付け入る隙も与えず快勝しました。

 最後の3戦目は私は連邦のガンタンクをひたすら大量生産しました。そのおかげで連邦内で増産競争となり誰もジオンのためにモビルスーツを開発する余裕を失ってしまいます。そのため、ジオンは戦う度に10倍以上の敵機に蹂躙される展開となってしまいます。
 こうして、連邦軍の星1号作戦は見事な成功を収め、ソロモン、ア・バオア・クーと立て続けに陥落させ、遂にジオン本国に王手をかけます。しかし戦争の展開が早すぎてその時の獲得VPは私の4VPが最高でした。戦争終結までに10VPを稼がねば、全プレイヤーの敗北です。そのため、私とM川さんはジオン向けモビルスーツの開発に力を注ぎます。
 しかし、それに同調しなかったのがY口さんでした。彼は獲得VPが最下位だったこともありこのまま連邦に勝利させて、全員敗北にしてしまえと企みます。
 そのためにレビル将軍を動かすのでした。連邦はジオン本国攻略の準備中だったにも関わらず、レビル将軍は「ジオンに兵なし」と演説して、攻略計画を繰り上げてしまったのでした。
 こうしてジオンの戦力再建は間に合わず、戦いは激戦となったものの、ジオンは敗れ去り、戦争は終結しました。
 しかし、この最後の戦いで私は6VPを稼ぎ、見事に勝利条件を満たして勝利したのでした(笑)。


2002年6月23日(TSS例会)

 V作戦をまたまたプレイしました。最近はこれしかやっていません(笑)。

 1戦目はいとちゃん、Hさん、私の3人プレイでした。いとちゃんとHさんが連邦に大量投入するなか、一人ジオンに肩入れした私でしたが、衆寡敵せず、ジオンは一方的な敗北を被り、いとちゃんが勝利しました。

 2戦目はO鋸さんが加わった4人プレイです。この戦いは私が非常に順調で危なげなく勝利しました。

 昼食後の3戦目はいとちゃんが抜けて代わりにT井さんが入っての4人プレイです。テム・レイ大佐の指揮の下、ガンダム→ジムと順調に開発したHさんが、わずか2回の戦闘で勝利条件を達成して圧勝しました。

 続く4戦目は私を除く3人は伯仲したVP競争を繰り広げます。私はろくな機体に恵まれず、モビルスーツの開発もままなりません。そのため物量作戦は捨て、少数精鋭の一点豪華主義で臨むこととします。まず開発したのは、ギャプランでした。ゲーム中最高の機動性を誇る高性能機です。私はこれにビットを搭載してサイコミュ・ギャプランとします。初陣ではパイロットにハマーン・カーンを得て大戦果を挙げるものの、ジオンが戦いに敗れてその戦果も無駄になってしまいました。次の戦いでは、パイロットに恵まれず、強奪カード避けにバイト(学徒兵)を雇って乗せていたこともあり、活躍らしい活躍もできませんでした。
 そうこうしているうちに私はZプロジェクトを完成させ、ゲーム中最強を誇るZガンダムの開発に成功するのでした。しかし、資金不足で連邦の機体として納入することが出来ず、ジオン機となるのでした。ところがそのころには敵である連邦軍は劣勢にあり、ろくな量産機は無かったのでした。Zガンダムのメガランチャーは量産機に対して使用してこそ最高の威力を発揮する装備です。私は地団駄踏んで叫びます。「僕のメガランチャーはどこに向けて撃ったらいいんだぁ!」(泣)。
 最後となった戦いで私はサイコミュ・ギャプランとZガンダムを出撃させます。ギャプランはララァをパイロットに得たこともあり、期待したほどではないにしても大戦果を挙げたのですが、Zガンダムの方はパイロットがキシリアだったためか、バーザム相手にメガランチャーをはずし、反撃にあっけなく撃墜されてしまうのでした(涙)。
 この4戦目は軽量型ジムIIを大量生産したHさんが勝利したのでした。


2002年6月29日(TSS例会)

 V作戦を性懲りもなくプレイしました。
 M川さん、O崎さん、ハナザーさん、私の4人プレイです。
 序盤の戦いでジオンが大勝して、戦場が地上に移ります。私はこれ幸いと連邦軍向けにアッシマーを開発し、大戦果を挙げるのですが、そのおかげで連邦が大勝利し、戦場を宇宙へと押し上げてしまいます。アッシマーは地上でしか運用できない局地戦用可変モビルアーマーです。これを量産して稼ぐつもりだった私は目算が全く狂ってしまうのでした。
 この時のプレイではハナザーさんが大苦戦でした。カードの巡りが悪くろくなモビルスーツに恵まれなかったようでした。「こんなことなら、ボールでも開発しておけば良かった」と嘆くことしきりでした(笑)。このゲームはカード運が悪いとプレイヤーの技術レベルが上がるようになっているため、技術レベルは他のプレイヤーに比べてダントツに高く、それを利して起死回生の大技に出ます。キュベレイの開発です。キュベレイはゲーム中最高の技術レベルを必要とする最強モビルスーツの一つで、ニュータイプが乗れば最強と言っても過言ではありません。しかしニュータイプ専用機なだけにニュータイプが乗らなければ、並みよりマシと言った程度の機体でもあります。
 さて、キュベレイの初陣にとんでもないイベントカードのコンボでシャアを得たハナザーさんはその大活躍により一気にVP4を得て上位でひしめいていた他の3人のVPに僅差にまで詰め寄ります。
 そして次の戦いはソーラレイとソーラシステムの撃ち合いに核爆弾が炸裂する、大量破壊兵器の応酬の中で戦われました。この戦いはリックディアス隊の活躍で私が大量のVPを獲得してゲームに勝利しました。

 V作戦はもう一戦プレイされました。
 今度はM川さん、O崎さん、Hさん、S.G.さん、私の5人プレイです。
 私はゲーム開始早々にコアブースターの開発に成功し、これの廉価版を大量生産し、一気に勝利を狙います。しかし大量生産が裏目に出てパイロットが間に合わず、バイトを雇うはめとなり、大損害を出す割に戦果に乏しいのでした。その上コアブースターの量産に忙しく、技術開発や新型モビルスーツの開発に手が回りません。そのうちにビグロやハイザック、ガンダムMKIIなんて機体が量産されるようになってしまいます。所詮、戦闘機ではモビルスーツの敵ではないことを悟った私はコアブースターの量産をあきらめます。今度は量より質とばかりにニュータイプ部隊に活路を見いだします。しかし悲しいかな業界最低の技術力で、開発できた機体は脚を付けて地上でも使用可能になったブラウブロ、ビットを搭載したサイコミュ・ジムなのでした。
 そんなモビルスーツでもニュータイプさえ乗っていれば極めて強力な機体でした。現にブラウブロはララァを得て大戦果を挙げた実績があります。そして私は最終決戦でシャアとシロッコ2人のニュータイプを得たのでした。しかしシロッコはハマーンと共感していなくなり、シャアも危うく勝手に出撃してしまうところでした(笑)。シロッコに与えていたサイコミュ・ジムはあっけなく撃墜され、シャアのブラウブロも大した戦果をあげることもなく、勝利はHさんのものとなるのでした。


2002年7月7日(TSS例会)

 V作戦をやっぱりプレイしました(笑)。
 今日は3人プレイ、4人プレイ、5人プレイと3回プレイしました。

 最初の3人プレイでは私は他の2人に対して出遅れてしまい、勝利得点で大きく水を開けられてしまいます。
 しかし、3人プレイでは作戦発動の間隔が開くため、戦備を整える時間が比較的多く取れます。
 それに、途中、2回ほど、ジオンと連邦が引き分けたため、私は時間を稼ぐことができました。
 その時間で私は地上戦用リックディアスの大軍を作ることができたのです。
 リックディアス隊による私の追撃が始まります。しかし大軍であるが故に学徒兵を雇わざるを得ず、苦戦を重ねます。
 それでもS.G.さんと協力して、O鋸さんのドム隊を蹴散らし、彼をトップ争いから脱落させます。
 そしてバイアラン、ガザC、バウンドドックと言った最新鋭機を揃えたS.G.さんと熾烈なトップ争いとなりますが、最終的に戦いを制したのはリックディアス隊の数でした。
 防御力に優れたリックディアスは戦闘を経てもなかなか数が減らないため時間と共に数が増大していったためです。
 最初はどうなることかと思っていましたが、勝てて良かったです。

 Power Baseballを終えた、Hさんが入っての4人プレイでは、メッサーラ隊を主力とした私は順調に得点をのばしていたのですが、S.G.さんに勝ちをさらわれてしまいました。

 最後のO崎さんを加えた5人プレイでは、開戦から連邦が破竹の進撃を続けそのままジオンを寄り切って戦争は集結してしまいました。
 私は全く得点が伸びず、それならと全面的に連邦に協力することとします。
 戦争を早々に終わらせて勝者なしとすることを目論んだのです。
 しかし、Hさんがサイド3攻略作戦で大活躍。大量のVPを得て勝利してしまったのでした。
 この時のプレイでは、O鋸さんが鳴かず飛ばずで、全く戦いに参加出来ませんでした。それでも最後の戦いにはZがンダムを投入し、一矢報いようとしていたのですが、極悪非道なHさんにZがンダムは奪われてしまうのでした(笑)。
 O崎さんが連邦軍にビグザムを納入して悦に入っていました。しかし、圧倒的優勢にあった連邦軍では足の遅いビグザムが戦場に到着する頃には既に戦いは終わっている有様で、遂に戦争中一度もビグザムが攻撃を行うことはありませんでした(笑)。移動要塞みたいな兵器は防御戦闘でしか役に立たないということですね(笑)。


2002年7月14日(TSS例会)

 V作戦をいつものようにプレイしました(笑)。
 Hさん、M川さん、私、S川さんの4人プレイです。このうちS川さんは初プレイです。
 この時は私が連邦軍に開発したリックドム隊がレビル将軍の指揮下で大活躍。
 更に、次の戦いでは、リックドムにビットを搭載したサイコミュ・リックドムがアムロを得て大戦果を挙げ、わずか2戦で私が勝利条件を満たしてしまいました。

 O崎さんが加わっての5人プレイを続けて行いました。
 序盤、私はビグロをジオンで量産、これにビットやワイヤードキャノンを搭載したサイコミュ・ビグロ隊を組織します。しかし悲しいかな、ニュータイプを用意することができず、それらは単なるデッドウェイトと化していたのでした。しかし、それでもビグロです。デッドウェイトなどものともせず大戦果を挙げ、宇宙空間から連邦軍勢力を一掃します。この戦いで私は大量のVPを得ますが、宇宙でしか運用できないビグロはその後お役ごめんとなってしまうのでした。
 戦場が地上となってからは私は連邦軍でマラサイを量産してみたり、サイコガンダムを開発してみたりと、なんとか連邦軍に戦線を宇宙にまで持ち直させるべく尽力したのですが、、、。マラサイは量産費をケチって装甲を削ったのが祟ったのかあっさり一戦で全滅。サイコガンダムは開発直後にHさんに強奪される有様でした。ビグロの地上運用タイプを投入しても見たのですが、アムロのジムに待ち伏せされてあっさり撃墜されてしまう始末、、、。
 戦局は地上で、連邦軍が焦土戦を展開しつつじりじりと後退していくこととなります。そして遂に南米に押し込められるのでした。
 機を移さず、ジオンはジャブロー攻略作戦を発動します。ここまでにO崎さんがVP9を得ており、勝利に王手をかけていました。
 HさんはジムIIライトアーマーの大量生産で連邦の戦線を支えます。
 M川さんは連邦にガンダムMkIIを量産します。高機動型の高級機で、M川さんは量産費のあまりの高額さに、血の涙を流しながらの量産だったそうです(笑)。
 S川さんはジオンにガンダムを開発し、それを地上用に特化して量産を行っていました。
 O崎さんはジオンでアッシマーを大量生産し、ジオンの地上侵攻軍の主力となっていました。それに加えて連邦にマラサイ隊を納入し、どちらが勝っても勝利条件を満たすべく備えます。
 私はパラスアテネを連邦軍に開発。これにメガランチャーを搭載することに成功します。
 このメガ・パラスアテネがカミーユを得て、ジャブローの戦いで大活躍。たった一機でアッシマー隊の2/3を粉砕し、連邦軍勝利の原動力となるのでした。
 この戦いでO崎さんは予定通り、勝利条件を達成しますが、同時に私も勝利条件を達成し、同点引き分けとなりました。


2002年7月27日(TSS例会)

 V作戦をまたプレイしました。最近これしかやってません(笑)。
 今日はM川さん、Hさん、ハナザーさん、私の4人プレイです。
 ジオンは地球侵攻作戦を発動せず、地上戦を戦う戦力を整備しているうちに連邦が大軍を揃えて打って出ます。ハナザーさん開発のガンダム(アムロ搭乗)をはじめ、私のブラウブロやらHさんのドムやらを擁する連邦に対し、迎え撃つジオンはHさんの旧ザク1機のみ、、、。地上戦用のモビルスーツはたくさんあったのですけどねぇ(笑)。
 これでは勝負にならない、他社機の戦果にするぐらいならと、Hさんは核ミサイルで旧ザクを吹き飛ばしてしまうのでした。
 連邦の圧倒的勝利で戦場はソロモン宙域へと移動します。
 このままジオンに敗北してもらっては困ると各メーカーはジオンに新鋭機を次々に納入します。Hさんのビグロ、私のジオング、M川さんのギャプラン、ハナザーさんのメッサーラととてつもなく強力なラインナップになっていました。
 連邦もHさんのドム隊をはじめとして量産機を揃えていたのですが、性能差がありすぎて歯が立たちません。
 こうして、戦線を衛星軌道まで戻したところで満を持してジオンは地球侵攻作戦を発動します。
 この戦いは連邦、ジオン両者に大損害を与えながらもジオンが勝利し、ついに戦場が地上へと至ります。この時点でM川さんがVP8と勝利に王手をかけます。
 地球侵攻戦で私は投入した全戦力を失いましたが、地上戦用のドムとアッシマーが残っており、まだ希望はありました。反対にHさんは主力は宇宙戦の機体ばかりで勝利は絶望的となります。ハナザーさんはメッサーラを量産して非常に強力ではありましたが、VPの蓄積が少なく、すぐに勝利を望めるものではありませんでした。
 そして最終戦が始まります。レビル将軍に率いられた連邦はオデッサで反撃に出たのです。その先鋒をつとめるのはアッシマーを駆るアムロ。そのアッシマーには巨大なメガランチャーが搭載されており、誰もメガランチャーとしか呼んでくれませんでした(笑)。このメガランチャーは期待に違わず、ジオンのガルバルディβ隊を一撃で全滅させるのでした。しかし後続するドム隊はメッサーラ隊に襲われ全滅。私は戦果の拡大ができません。対照的にM川さんのゴッグがまさかの大活躍。手頃な目標とちょっかいを出してきたジオン機を次々に返り討ちにして戦果を稼ぐのでした。
 オデッサの戦いは連邦の損害の方が大きく、ジオン優勢でしたが、ジオン軍指揮官のコンスコンが撤退してしまったためジオンの戦線が崩壊し、辛うじて連邦の勝利となりました。
 この戦いでM川さんはVP3を追加得点してVP11として勝利しました。私はVP8までは追いかけたのですが、追いつきませんでした。


2002年9月8日(TSS例会)

 V作戦を3戦プレイしました。
 第1戦、第2戦はT井さん、O鋸さん、私の3人プレイです。
 O鋸さんが連邦にザクIIを大量納入し、ジオンを圧倒して勝利しました。
 私はメッサーラやギャプランをザクII隊にぶつけたのですが、衆寡敵せず、ザクIIの大軍に飲み込まれてしまいました。

 第2戦は同じく連邦にO鋸さんが今度はボールで大量納入を行います。
 O鋸さんはその前にジオン向けにガンダムMKIIの量産を行ったのですが、一戦で全滅してしまったため、ボールの大量生産に走ったのでした。
 それに対して、私は同じく連邦にガザCの大量生産を行い、ジオンに肩入れするのはT井さんのみでした。
 数で勝るボールでしたが、流石に性能が性能なのでガザCに戦果では及びません。この戦いで私は9VPに達し、勝利に王手をかけます。戦局は連邦9。次はジオン本国の戦いです。
 既に前回の戦いでジオン軍部隊は壊滅状況であり、もはやT井さんもジオンへのモビルスーツ供給を諦めてしまいました。
 最後の戦いは壊滅状況のジオン部隊にT井さんが止めを刺して終了してしまいました。私のガザC隊まで獲物が回らず、最大戦果のVPをこれで奪われてしまいました。そのため私とT井さんが10VPずつでの引き分けとなりました。

 第3戦はY口さんが加わっての4人プレイです。
 この戦いでも、O鋸さんが連邦でボールの大量生産に走ります。
 負けじとY口さんも連邦で大量生産に走り2人で競い合って連邦モビルスーツを増加させたためジオンは全く抵抗不能となってしまいます。そのため、私もT井さんも勝利を諦め連邦大勝利で全プレイヤー敗北を目指します。そしてそれに成功しました。プレイ時間は30分もかかりませんでした(笑)。


2002年9月14日(S.G.さん宅)

 私は連邦軍にビグロを開発します。その量産に成功したところでレビル将軍指揮のもと連邦軍はジオンに攻撃を開始します。この戦いに勝利した連邦は間をおかずに攻撃を継続、ビグロ隊の大活躍で更に勝利を重ね、私はあっさりと勝利条件を達成しました。

 第2戦では、今度はみなさん何故かジオンに開発を集中、初戦ではジオンが圧倒的大軍を動員します。対する連邦は旧ザクが何機かいただけ。そこで私は連邦軍に向けて核ミサイルを発射し、これを殲滅します。他人の戦果になるだけなのが見えていたためでした。この戦いはこうしてジオンの大勝利となります。
 ジオンの勝利により戦場は地上へと移行します。何故か連邦軍には地上用モビルスーツが大量に配備されており、戦力は互角に近くなるのでした。
 私は連邦軍にアッシアーを開発し、これを量産します。同時に既に開発済みだったアッガイを大量に生産します。こうして、安価なアッガイで戦列を構成し、高性能なアッシマーで戦果を稼ぐ体勢を整えます。アッガイ隊で数を稼ぎ、アッシアー隊で戦果を稼ぐ作戦です。これは図に当たり、この戦いで5VPを得るのでした。しかし、この戦いで戦列を維持したアッガイ隊は壊滅してしまいます。更にVPで突出してしまったため他のプレイヤーから集中攻撃の的となります。他のプレイヤーの攻撃を吸収してくれていたアッガイ隊がいなくなったため、攻撃がアッシマー隊に及びアッシアー隊も壊滅してしまうのでした。
 一方ジオン軍にはAMIさんが開発したビグザムがありました。この開発は難航しました。開発途中他のプレイヤーからの妨害が入り、開発に要したコストは実に15。他の量産機はコスト5もあれば開発できることからも、そのコストの大きさが分かります。そのビグザムに対してS.G.さんのメッサーラの3連星がジェットストリームアタックをかけます。先頭のメッサーラはビグザムにかわされ「俺を踏み台にしたぁ?!」と叫んで踏みつぶされます(笑)。続く2機目も攻撃を外し、至近距離からビグザムの主砲を喰らって爆散、最後の1機はおざなりな攻撃の後逃走するのでした。この最後のメッサーラはビグザムの追撃を受けて追い詰められ、苦し紛れに放ったビームはビグザムのバリアに弾かれてジ・エンド。このゲーム中、一番盛り上がった瞬間でした(笑)。
 戦争は私が連邦軍に肩入れして突出したため、他のプレイヤーがジオンに大量投入したためジオン優勢に推移し、ついにジャブロー攻略作戦の発動を待つだけというところで、S.G.さんが勝利条件を達成して勝利しました。


2002年10月12日(TSS例会)

 V作戦をしばらく振りにプレイしました。
 Hさん、T井さん、のるとさん、さとうさん、私の5人プレイです。
 派手に戦う他のプレイヤーを他所に、地味に開発していたのるとさんが何時の間にか勝利条件を満たして勝利してしまいました。戦闘の度に部隊は全滅していたのに何で?と勝った本人も驚いていました(笑)。

 今日は2回プレイされました。このプレイではゲーム開始からジオンで開発されるモビルスーツは地上用ばかりでした。しかしそのため肝心の地球侵攻作戦に使える機体がのるとさんの旧ザクだけという事態に陥ります。当然ジオンの地球侵攻作戦は失敗、連邦にガンキャノンを量産していた私が、勝利得点5を得るのでした。
 ジオンの大敗に流石にまずいとプレイヤーはジオンでの新型機の開発に本腰をいれます。その甲斐あって数度の戦闘を経てジオンは劣勢を挽回し、遂に地上に橋頭堡を築くことに成功します。
 というところで私が勝利条件を満たしてゲーム終了となりました。一時部隊が壊滅してしまい非常に厳しい状況になりましたが、最新鋭機の実戦投入でちまちまVPを稼いだのと僥倖で得た最大戦果のVPが勝因でした。2位のさとうさんはVP9を得ていて薄氷の勝利でした。


2002年11月16日(TSS例会)

 V作戦を久しぶりにプレイしました。
 Hさん、O鋸さん、私の3人プレイです。
 O鋸さんはいつものように連邦軍で安いモビルスーツの大量生産に走ります。今回はジムでした。
 Hさんはジオン、連邦共バランス良く新型機を開発していました。
 私は連邦重視でゲルググの量産をかけていましたが、ジオンにもビグロを投入してバランスをとっていました。
 最初の戦闘であるジオンの地球侵攻作戦では私のビグロが大活躍。連邦軍モビルスーツの半数を撃墜します。しかし、それにも関わらず連邦の物量の前にジオンは敗退するのでした。
 こうして連邦軍の反攻作戦が開始されます。O鋸さんは今回気合いたっぷりでジムの後継機のジムIIを大量生産し、前回に倍する機数を投入します。更に、ソーラシステムも投入して必勝を期します。
 それに対しジオンは私のビグロ隊、リックディアスにHさんのメッサーラをはじめとした高性能機と核ミサイルで対抗します。
 連邦のソーラシステムはミラーの展開中を襲撃され、その威力を発揮する事なく無力化されます。それに対し、ジオンの核ミサイルは連邦軍の密集するポイントで炸裂し、最大限の損害を与えます。しかし、連邦の物量の前にはその損害もあまり大きなものには見えません。
 ジムII隊は密集隊形でいるところをビグロ、メッサーラといった高速モビルアーマーに襲撃され、激しく抵抗したにも関わらず、一方的に半数を撃墜されます。しかし、その後生き残りの3機がメッサーラにジェットストリームアタックをかけて1機を失うものの見事撃墜に成功するのでした。
 この戦いは激戦でHさん、O鋸さんは投入した全モビルスーツを失った程でした。ジオンは終止優勢で残存機数でも連邦軍を上回っていたのですが、撤退したのはジオン軍の方でした。
 こうして宇宙要塞ソロモンを占領した連邦軍でしたが、その戦力は疲弊し切っていました。
 それを見たジオンは一気に戦局の挽回を図り、第二次ブリティッシュ作戦を発動します。それを阻止せんとする連邦軍との間で激戦が展開されるのでした。
 結果として連邦軍は大損害を受けて敗退、コロニーの地球への落下阻止に失敗します。
 しかしここで私が勝利条件を達成してゲーム終了となるのでした。


2002年12月15日(TSS例会)

 V作戦を5人でプレイしました。
 ザクを主力としたジオンはコンスコン少将の指揮下で地球降下作戦を発動します。未だモビルスーツを開発していない連邦に勝ち目はないと思われましたが、核兵器の投入でかろうじて撃退に成功します。
 その後ビグロ、ジムスナイパーカスタムの開発に成功した連邦が反抗に出て、戦線を押し戻します。
 プレイヤー5人のうち3人が連邦に肩入れしたためジオンはじり貧となっていきます。私の軽装甲ビグロ隊、O鋸さんのジムスナイパーカスタム隊、Hさんの局地戦用量産型メッサーラ隊と大量生産された部隊に対し、ジオンでまともに量産されたのはS.G.さんのリックドム隊だけでした。
 そんな状況下で連邦のア・バオア・クー攻略作戦が発動します。指揮を執るのはティアンム提督。対するジオンを率いるはドズル・ザビ中将です。戦力で圧倒する連邦軍に対し、ジオンはソーラレイと核ミサイルで対抗、ジムカスタム隊を全滅。ビグロ隊を半壊させる大損害を与え、連邦軍の混乱もあって辛うじて撃退に成功します。
 しかし、第2次ア・バオア・クー攻防戦では、ジオンは新鋭モビルスーツを多数投入したのものの、束になって襲ってくるビグロやメッサーラの前には新鋭機も歯が立たず、文字通り壊滅するのでした。この戦いで私が勝利条件を満たして勝利しました。


2003年1月12日(TSS例会)

 V作戦をプレイしました。
 M井さん、T井さん、O鋸さん、O崎さん、私の5人プレイです。
 序盤、例によって安かろう悪かろうのモビルスーツの量産を始めたO鋸さんが、量産したボールに支援された核ミサイルで(笑)ジオン軍を蹴散らして大量得点を奪います。私の開発したザクキャノンは核の業火のなかで溶けてしまいました(涙)。
 これに対してM井さん、T井さん、私がジオンに開発を集中します。O崎さんは未だモビルスーツメーカーになっていません(笑)。
 こうしてジオンの反抗作戦が開始されます。しかし、またしてもO鋸さんの核ミサイルが炸裂!ジオンのニュータイプ部隊が吹き飛ばされます。そして戦闘は終始連邦軍優勢に推移します。私のゲルググは最新鋭のメガランチャーを装備し、ボール隊の一掃が期待されていました。しかし、見事に失敗、返り討ちに合うのでした(涙)。優勢だった連邦軍でしたが、謎の撤退によりジオン軍の勝利となります。
 モビルスーツメーカーとしてデビューしていなかったO崎さんが満を持して連邦にメッサーラを開発、量産に成功し、各プレイヤーの主力機が出そろってきました。M井さんはジオング、T井さんはビグロ、O鋸さんはボールとジムII、O崎さんはメッサーラ、私はネモです。私のネモは後に量産され、アーマード・ネモ、メガランチャー・ネモ、ネモ・キャノン、サイコミュ・ネモ等多数のバリエーションを生みだし、他のメーカーをあきれさせるのでした(爆)。
 メッサーラ隊の活躍で再び盛り返した連邦でしたが、その後は一進一退が続きます。
 その過程で、O鋸さんの部隊は集中攻撃の的となり全滅の憂き目を見てVP争いから大きく後退していきます。
 代わってVP争いでリードを得たのはM井さん、T井さんでした。同じジオン軍に肩入れしていた私はバリエーション豊富なモビルスーツを投入しているのにちっとも戦果が挙がらず、最新モビルスーツの得点しか入りません(笑)。ビグザムを量産して「連邦など!」と思ったのですが、大して活躍しませんでした。せっかくビットを搭載したり、装甲を張り足したりしたのに(笑)。
 最終的には自分で連邦に開発して量産したガルバルディβ隊をジオング隊に撃破させて戦果を稼いだM井さんが勝利しました。


2003年4月20日(TSS例会)

 V作戦を5人でプレイしました。
 M川さん、T井さん、O鋸さん、Hさん、私です。

 ジオンの地球侵攻作戦はコロニーを伴う「コロニー落とし」作戦でした。
 その護衛はドズル・ザビ中将率いるビグロ(M川重工製)、キシリア少将指揮下のケンプファー、ガンキャノン(風間工廠製)、それにHエレクトロニクスのリックドムと錚々たる部隊でした。
 対する連邦軍は旧ザク(O鋸工業)のみ。
 それでもカミーユの駆る旧ザクは果敢にコロニーに迫ります。そのとき、コロニーの一端が閃光に包まれ巨大なレーザーが発射され、連邦軍を吹き飛ばしてしまったのでした(笑)。
 このソーラレイはそのまま地球に落され、風間工廠の地方工場を押しつぶしました。この戦いでモビルスーツ生産量の最も多かった風間工廠がトップメーカーとなります。

 地球侵攻に成功したジオンは地上に確固とした橋頭堡を得ます。
 それに対する地球連邦の反攻作戦がティアンム提督の指揮下で開始されました。
 連邦の戦力はメッサーラ、アッザム(O鋸工業)、ビグザム、ザクII×3(T井メカニクス)、高機動ゲルググ、ゾック(風間工廠)、グフ(Hエレクトロニクス)と多数の新型機が揃っていました。
 対するジオンの戦力はアッシマー、ケンプファー、有線サイコミュ装備ガンキャノン(風間工廠)、ギャン、ハイゴッグ(T井メカニクス)、ゴッグ(O鋸工業)です。
 連邦軍はザク隊で損害を吸収しつつ、ジオン軍を各個撃破し、勝利を収めたのでした。戦線を支えたザクII、強力無比のビグザムを開発したT井メカニクスが風間工廠を抜いてトップメーカーとなります。

 勢いに乗る連邦は地球上からジオン勢力を駆逐すべく更なる攻勢に出ます。
 連邦の戦力はハイザック、高機動ゲルググ、ゾック(風間工廠)、量産型メッサーラ×3、アッザム(O鋸工業)、ザクII×4、ビグザム(T井メカニクス)、バリア装備グフ(Hエレクトロニクス)、ジオンはケンプファーキャノン、サイコミュケンプファー(風間工廠)、地上用ビグロ(M川重工)、量産型ギャン×3(T井メカニクス)です。
 連邦軍はジオン軍の2倍に達する大軍でした。
 連邦の勝利を誰もが予想したのですが、ドズル指揮の下、ジオンは奮戦します。
 核ミサイルを投入して連邦を混乱させたジオンは連邦軍に突撃を敢行します。
 シャア・アズナブル搭乗の赤いケンプファーは装備するビットにより、連邦最強のメッサーラ部隊を単独で撃滅し、赤い彗星と呼ばれることとなります。
 ケンプファーキャノンやビグロの火力の前にザクIIの戦線は崩壊し、戦意を喪失したアッザム、グフは撤退、ドズルの断固たる指揮が連邦軍を圧倒し、ジオンの勝利となるのでした。
 この戦いを勝利に導いた原動力となったサイコミュケンプファーを開発した風間工廠がトップメーカーに返り咲きます。

 地球上の橋頭堡を守りきったジオンは大幅に戦力を増強し、攻撃を開始します。
 サイコミュケンプファー(風間工廠)、ガルバルディβ×3(O鋸工業)、地上用ビグロ×5(M川重工)、ギャン隊(T井メカニクス)、アーマードパラスアテネ、バイアラン(Hエレクトロニクス)、以上がジオン軍の戦力です。
 対する連邦は、バーザム、ハイザック、高機動ゲルググ×2(風間工廠)、アッザム(O鋸工業)、量産型ビグザム×2(T井メカニクス)、バリア装備グフ(Hエレクトロニクス)と、こちらも強力です。
 しかし戦いは一方的なものとなりました。ビグロ隊の前にゲルググやバーザムでは歯が立たず、期待のビグザム隊もパラスアテネとガルバルディβ隊により全滅し、連邦軍は大敗を喫することとなるのでした。

 先の決戦での大敗により、連邦軍は各所で敗退を続け、遂にジャブローに追いつめられてしまうのでした。
 ジオンは満を持してジャブロー攻略作戦を発動します。
 ジオンの戦力はサイコミュケンプファー、メッサーラ(風間工廠)、ガルバルディβ×7(O鋸工業)、地上用ビグロ×5(M川重工)、量産ギャン×3(T井メカニクス)、ガザC、バイアラン(Hエレクトロニクス)。
 連邦の戦力はハイゴック(風間工廠)、アッガイ、サイコガンダム(M川重工)、グラブロ(T井メカニクス)、ズゴック(Hエレクトロニクス)とジオンに比して遙かに劣勢で、結局ジオンの攻撃を支えきれず、指揮官のエルラン中将は降伏し、1年戦争はジオンの大勝利に終わったのでした。
 風間工廠はこの戦いでトップメーカーの地位を不動のものとすべくメッサーラを開発し、サイコミュケンプファーをララァに与え、必勝を期しましたが、メッサーラは連邦に強奪され、ララァは駆け落ちしていなくなってしまい、全ては水泡に帰したのでした。

 結局、戦争終結による需要の大幅減により各メーカーは次々に倒産、廃業に追い込まれ、全社敗北となるのでした。

 この日はV作戦が2回プレイされました。
 今回も5人プレイです。
 プレイヤーはいとちゃん、S.G.さん、O鋸さん、Hさん、T井さんです。

 ジオンの地球侵攻作戦はギレン総帥直卒の下、ビグロ(いとちゃん精機製)、ギャン(S.G.鉄工所)、ジム(T井メカニクス)と高性能機を揃えて必勝を期します。しかし、連邦はソーラシステム、核兵器と言った大量破壊兵器で対抗し、一方的にジオン軍を殲滅するのでした。

 ジオン侵攻部隊を殲滅した連邦はレビル将軍指揮の下、星一号作戦を発動、宇宙要塞ソロモンに迫ります。
 連邦軍の戦力はガルバルディβ、旧ザク(S.G.鉄工所)、ガンキャノン(O鋸工業)、ガンダム(Hエレクトロニクス)、ザクレロ、ザクII×2(T井メカニクス)、迎え撃つジオンはコアブースター(S.G.鉄工所)、ジムスナイパー(O鋸工業)、メッサーラ(Hエレクトロニクス)、リックドム、ハイザック(T井メカニクス)と連邦に遜色のない戦力を揃えていました。特筆すべきはジオンはニュータイプを4人も揃えた上に連邦のガンダムをシャアが奪取することに成功していたことでした。
 このニュータイプ部隊は猛威を振るい、連邦軍は壊滅的な打撃を受け全滅するのでした。ジオンはコアブースターが撃墜されただけで、勢いに乗ってコロニーを落下させ、O鋸工業の開発センターが巻き添えを喰って壊滅します。
 この時点でT井メカニクスのシェアは圧倒的で80%を占めていました。

 ジオンは第二次地球侵攻作戦を発動します。
 侵攻戦力はガンダム(S.G.鉄工所)、ジムスナイパー×3(O鋸工業)、ビグザム、メッサーラ×2(Hエレクトロニクス)、リックドム、ハイザック(T井メカニクス)です。
 対する連邦軍はマラサイ×3(いとちゃん重工)、ブラウブロ、廉価版ブラウブロ(S.G.鉄工所)、ゲルググ×2(T井メカニクス)と質量共に劣勢でした。その上更に、ソーラレイの閃光にマラサイ隊の3割と廉価版ブラウブロが包まれ消滅します。
 間髪を入れずに突入してきたメッサーラ隊の攻撃にゲルググ隊が壊滅。戦いは一方的なものになるかと思われました。
 連邦は前回の大敗のために熟練パイロットが不足しており、「学徒兵」と称して大学生のバイトをパイロットに雇わざるを得ませんでした。技量劣悪な彼らで編成されたマラサイ隊はしかし実戦の場で意外な大活躍を見せます。ハイザック、ガンダム、リックドムと戦果を重ね、ビグザムに襲われながらも辛うじて全滅をまぬがれて見せたのです。
 更に、ブラウブロは得意のオールレンジアタックでジオンのジムスナイパー隊を全滅させ、戦いは消耗戦の様相を呈しました。
 結果は残存機数に劣る連邦が退却してジオンの辛勝となり、辛うじて降下作戦に成功するのでした。
 この戦いでジオン機として生還したのはHエレクトロニクス製のモビルスーツだけで、大いに評価を高めたのでした。

 レビル将軍は一大反攻作戦を発動します。オデッサ作戦です。
 この作戦のために連邦軍はマラサイ×4、ハイゴック(いとちゃん重工)、ジム、ジムII(S.G.鉄工所)、旧ザク(O鋸工業)、パラスアテネ、ドム(Hエレクトロニクス)、ガルバルディβ(T井メカニクス)と大軍を集結させます。
 ジオンはギレン総帥自ら戦力を結集して迎え撃ちます。ズゴック(いとちゃん重工)、アッガイ(S.G.鉄工所)、ザクII(O鋸工業)、メッサーラ×2、ビグザム、グフ(Hエレクトロニクス)、ガンキャノン(T井メカニクス)です。
 「我が方は水素爆弾を使用する用意がある」とのジオンの脅しに屈するレビル将軍ではありませんでした。そのため、マラサイ隊の25%とジムIIがキノコ雲の下に消滅します。
 核ミサイルに続く、ジオンのメッサーラ隊の突撃に為すすべもなく、旧ザクとジムが粉砕されますが、連邦のパラスアテネの追撃でメッサーラ隊も半数が打ち落とされてしまいます。
 体勢を立て直した連邦はマラサイ隊やガルバルディβで比較的弱体なジオンの陸戦用モビルスーツ隊を攻撃し、これを壊滅させます。
 連邦優位に戦況が逆転したところでドズル中将のビグザムが戦場に姿を現したのでした。マラサイとドムを蹴散らし、連邦軍の進撃をくい止めるのでした。
 こうして膠着状態となって双方痛み分けとなって、勝敗がつかないまま戦闘は終息したのでした。
 ここで閉会時間となり、時間切れ終了となりました。


2003年6月29日(TSS例会)

 V作戦を5人でプレイしました。
 いとちゃん、Hさん、M川さん、O鋸さん、私です。
 ジオンの地球侵攻作戦からゲームは始まります。しかし、ジオン侵攻軍は連邦の核ミサイルとソーラシステムの威力の前に全滅してしまいます。こうして、連邦軍にモビルスーツを納入していたHエレクトロニクス、O鋸工業、風間工廠が仲良く1VPずつを得るのでした。
 ジオン侵攻軍を殲滅して勢いにのる連邦は星一号作戦を発動、宇宙要塞ソロモンに迫ります。
 連邦軍の主力はやたら大量にいるザクII。大量生産がお家芸でいつもいつも安かろう悪かろうの大量生産で他のメーカーの顰蹙を買っているO鋸工業の製品です。他には同じメーカーのボール、Hエレクトロニクスがメーカーの威信を賭けて建造したビグザム、風間工廠のガンタンク、リックドムです。しかし、風間工廠の主力リックドムはいとちゃん精機の陰謀でジオン軍に乗り逃げされてしまいました(涙)。
 ギレン総帥自らの陣頭指揮の下、ジオン軍は戦争に終わってもらっては困ると肩入れするメーカーのモビルスーツ群を擁して迎え撃ちます。最新鋭モビルスーツ・マラサイ(M川重工)、リックディアス(Hエレクトロニクス)を始め、風間工廠のビグロなど強力な機体を揃え、その他にはいとちゃん精機のジム、ゲルググ、連邦から強奪したリックドム、風間工廠のケンプファーがありました。
 しかし、それでも連邦の物量はジオンの3倍近い優勢です。
 ジオンは連邦のザクII隊を目標に次々に襲いかかります。それに対してザクII隊も奮戦し、13機中8機の撃墜と引換に4機を撃墜します。しかし、その他の連邦軍機は損害をおそれて、次々に撤退していきます。そのため残存機数は連邦5機、ジオン3機にまで差が縮まり、ギレン総帥の断固たる指揮は連邦の攻撃を撃退することに成功するのでした。
 この戦いで、ジオンに勝利をもたらしたのは、いとちゃん精機のモビルスーツ群であり、大量の得点を得ます。しかし、それと引換に投入したモビルスーツ隊は全滅してしまうのでした。
 連邦は素早く戦力を再建すると、ソロモン攻略作戦を再興します。主力は相変わらず、O鋸工業のザクIIの大群です。その他はボール(O鋸工業)、ビグザム(Hエレクトロニクス)、ガンタンク(風間工廠)とこちらも変わり映えしません。M川重工は唯一の新型機ネモを投入したのですが、またもいとちゃん精機の陰謀で乗り逃げされていました。
 対するジオン軍は前回の戦いに生き残った機体を量産して迎え撃ちます。更にHエレクトロニクスは新型の百式を開発していました。しかし、この百式はリックディアスを金色に塗り直してメガランチャーを持たせただけではないかとの疑惑も噂されていましたが(笑)。
 結果はジオンの勝利でした。既にザクIIは旧式化著しく、量産された新型機の前には的でしかありませんでした。
 この戦いでHエレクトロニクス、M川重工、風間工廠が勝利得点でいとちゃん精機に追いつきます。
 ソロモンを巡る一連の戦いに勝利を収めたジオンは反撃に転じます。ネモ隊(いとちゃん精機)、リックディアス隊、百式(Hエレクトロニクス)、サイコミュマラサイ、マラサイ隊(M川重工)、ビグロ隊(風間工廠)と質量ともに充実しています。対する連邦は、ジオン軍の半数に満ちません。Hエレクトロニクスのビグザム隊を中心にガルバルディβ隊と宇宙用アッシマーという布陣です。
 まず、ハマーンの操るサイコミュマラサイのビットがガルバルディβ隊を襲い、3機中2機を撃墜します。直後に残存機もビグロに襲われて全滅します。一方、セイラの搭乗するアッシマーはビグロ隊に襲われてあっけなく撃墜されます。連邦軍の頼みのビグザムも百式のメガランチャーの前に全滅し、連邦軍の宇宙戦力は一掃されてしまうのでした。
 この戦いの結果何の戦果も挙げられなかったいとちゃん精機は勝利得点で遂に追い抜かれます。
 連邦の宇宙戦力を壊滅させたジオンは無血で地上に降下し、橋頭堡の拡大を目論みます。そうはさせじと連邦も防衛に全力を上げます。
 ジオンの戦力は前回よりも更に増強されています。連邦軍も高機動アッシマー隊(M川重工)やメッサーラ隊(O鋸工業)等強力な新型機が配備されていましたが、劣勢は否めません。しかし、連邦軍は奮戦します。アッシマー隊やメッサーラ隊の活躍は当然として、旧式なアッザムの砲を有線操作に改造したサイコミュアッザム(風間工廠)がパイロットにカミーユを得て大活躍。リックディアス隊(Hエレクトロニクス)に壊滅的な損害を与えるのでした。そうして残存機数で互角にまで持ち込んだのでしたが、最後の最後に息切れしてしまい、連邦軍は敗退してしまいます。
 この戦いでM川重工とHエレクトロニクスが勝利条件を達成し、勝利得点の多かったM川重工が僅差で勝利しました。


2003年7月13日(TSS例会)

 V作戦が5人でプレイされました。
 ジオンの地球降下作戦はソーラレイの支援の下、連邦の抵抗を一蹴して大成功を収めます。
 地上に橋頭堡を確保したジオンは更に占領地の拡大を開始し、連邦がそれに抵抗して戦闘となります。
 ジオンの主力は例によって大量生産された旧ザク。メーカーは言わずと知れたO鋸工業です。その他にはHエレクトロニクスのサイコミュメッサーラ、S.G.鉄工所のガンタンク隊にグフ、T井メカニクスのギャン、風間工廠のアッザム隊がありました。対する連邦はレビル将軍の直卒ながら、装備する機体はO鋸工業のゴッグ、Hエレクトロニクスのアッガイ隊、S.G.鉄工所のハイゴッグ、風間工廠のドム隊、ゾックと弱体でした。
 核ミサイルとメッサーラ隊の突撃にまずドム隊が全滅。その後も、ララァのアッザム、ハマーンのガンタンクと言ったニュータイプ部隊に遭遇して大損害を受け、生き残ったのは、アムロのゾックのみでした。それでも連邦軍もかなり奮戦し、旧ザク隊で生き残ったのはシャリアブルの搭乗した1機だけ、他にアッザム1機を撃墜していました。とはいえ、如何にレビル将軍といえども、ギレン指揮下のジオン軍を相手にこの劣勢を跳ね返すことは出来ず、連邦軍は敗退してしまいます。
 短期間で損害を回復したジオンの追撃は急でした。連邦軍の戦備が間に合いません。この戦いでも連邦軍は敗れ、ジャブローに籠もることとなります。
 ジャブロー攻略作戦が発動されたときの両軍の戦力は以下の通りでした。
 ジオン軍
 O鋸工業の旧ザク×8。この部隊は連邦を裏切ったティアンム大将に指揮されています。
 Hエレクトロニクスのサイコミュメッサーラ×2。ただしニュータイプには恵まれず、自慢のワイヤードキャノンは使用不能でした。指揮官はキシリア少将。
 S.G.鉄工所のガンタンク×4。S.G.鉄工所は連邦軍に大きく肩入れしていました。
 T井メカニクスのギャン×3、ミノフスキークラフト搭載ビグロ。ビグロにはララァが搭乗していました。
 風間工廠は火力を強化したアッザム×2と通常タイプのアッザム×2を投入。指揮官はドズルザビ中将。総司令官の直卒です。
 連邦軍
 O鋸工業のアッガイ。
 Hエレクトロニクスのハイゴッグ。この機体にはメガランチャーが装備されています。
 S.G.鉄工所のガンダムMKII×2と連邦の切り札Zガンダム。
 T井メカニクスのドム。
 風間工廠のゾック。これは歴戦の生き残りです。既に風間工廠は連邦を見捨てていました。
 ジオンの先制核攻撃から戦闘は始まりました。ガンダムMKII隊の半数がこれで吹き飛び、続くビグロの攻撃でゾックが撃墜されます。
 連邦はZガンダムを先頭に反撃します。その装備するメガランチャーが旧ザク隊に向けられますが、散開隊形を取っていた旧ザク隊は被害を最小限に押さえます。Zガンダムに続いて突入したガンダムMKIIも1機撃墜しただけでした。
 旧ザク隊が連邦軍主力を引きつけている間にジオンは連邦軍更後方のドムをメッサーラ隊で急襲し、これを撃墜します。更にアッザム隊もこれに続き、アッガイ、ハイゴックを撃墜します。ハイゴックは自慢のメガランチャーを撃つ機会もありませんでした。
 後方部隊を壊滅され、敵中に孤立した連邦軍主力に旧ザク隊が反撃を開始しますが、Zガンダムの反撃に大損害を出し、その戦力の半数を失います。
 一部連邦軍の奮戦はあったものの、結局ジャブローは陥落し、ジオンの圧倒的大勝利で戦争は終結したのでした。
 ちなみに勝利条件を達成したメーカーはなく、全プレイヤーの敗北となりました。


2004年1月18日(TSS例会)

 O鋸さん、S藤さん、T井さん、Hさん、私の5人プレイです。
 ジオンの地球降下作戦はギレン総帥直卒の下、連邦の2倍にならんとする大兵力を投入して必勝を期します。しかし、連邦の新兵器ソーラシステムが密集隊形で突入するジオン軍を一掃、連邦の大勝利となるのでした。
 主力の壊滅したジオンに対して連邦の反攻作戦が開始されます。
 満を持して発動された連邦のソロモン攻略作戦の兵力は以下の通りと圧倒的です。
 風間工廠のIフィールド装備ガンキャノン、O鋸工業のボール×3、SG鉄工所のハイザック、T井メカニクスのザク×5、Hエレクトロニクスのビグザム。
 それに対してジオンはニュータイプ部隊を投入します。
 ガンタンクを駆るララァにギャンに搭乗したハマーンです。
 戦いは連邦のエース、カミーユの乗るハイザックの突撃から開始されました。目標はガンタンク。両者の間で激しい砲火の応酬が交わされますが、決定的な一撃を共に得ることができません。
 その間にハマーンのギャンが連邦の主力であるザク隊に一撃を加えます。これに混乱したザク隊は続いて突入してきたララァのガンタンクに殲滅されるのでした。
 これに恐れをなした連邦軍司令官エルラン中将は全軍を撤退させてしまうのでした。
 この戦いで勝利の原動力となったガンタンクを開発した風間工廠が勝利得点6となり、他のメーカーを圧倒します。
 辛うじて連邦軍を撃退したジオンでしたが、戦力の再建は遅々として進みません。それに対して連邦は次々と新型機を開発します。
 程なく連邦は第2次ソロモン攻略作戦を発動します。
 ティアンム提督の指揮の下、リックドム×3(風間工廠)、ボール×3、マラサイ×3(O鋸工業)、ハイザック(SG鉄工所)、ビグザム×2(Hエレクトロニクス)の大兵力が動員されます。
 ジオンはHエレクトロニクスのジムIIが新規配備されただけで、相変わらず主力はララァのガンタンクです。後はギャン。ハマーンはいません。
 戦力差は圧倒的でした。そのため、総指揮を執るギレン総帥はソロモンの放棄を決定。後衛部隊となったララァは連邦軍の追撃を阻止し、全軍を撤退させることに成功するのでした。
 ここでビグザムを無理して開発したHエレクトロニクスが倒産。
#Hさんが事情があって抜けざるを得なかったためです。
 ソロモンを占領した連邦はそこを拠点にア・バオア・クー要塞攻略を目論みます。
 そのために整備した兵力は以下の通り。
 風間工廠のアーマード・リックドム×4、O鋸工業のマラサイ×3、ボール×4、SG鉄工所のハイザック、パラスアテネ、T井メカニクスのガンダムMKII。
 迎え撃つジオン軍は風間工廠のガンタンク、O鋸工業のギャン×2、SG鉄工所のガブスレイと連邦軍の1/3以下でしかありません。
 ガンタンクはサイコミュを搭載してニュータイプ専用機に改造されています。これを私はシャアに与えました。そのときシャアは言います。
「足がついていないな。」
それが不満だったのか、シャアは妹のセイラと駆け落ちしてどこかにいってしまうのでした、、、。
 ア・バオア・クーの戦いは、ガブスレイの奇襲から始まりました。後方に布陣していたボール隊にガブスレイが突入したのです。しかし、散開隊形を取っていたボール隊は損害を最小限で切り抜けます。戦果拡大のために、ガブスレイに続いていたギャン隊はシロッコのマラサイに襲われて大損害を被ります。それでもシャリアブルの駆るギャンはボール隊を蹴散らして戦果の拡大を行いますが、救援に駆けつけたマラサイ隊との壮絶な戦いの末に撃墜されます。
 一方、連邦軍の先鋒となっていたパラスアテネはア・バオア・クーの守備についていたガンタンクを一蹴し、要塞内部に突入したのでした。
 この戦いに勝利した連邦は遂にジオン本国への侵攻が可能となります。
 というところで、O鋸さんが勝利条件を達成して勝利しました。

 本日はもう一戦しました。
 プレイヤーは同じです。
 ジオンの地球侵攻作戦は圧倒的大兵力が動員されます。
 風間工廠のザク、リックドム、O鋸工業の旧ザク、SG鉄工所のビグザム、T井メカニクスのケンプファーです。対する連邦軍はO鋸工業製の戦闘ポッド、ボールのみ。
 しかし、このボール、パイロットにカミーユを得て、ティアンム提督の指揮下で大活躍するのでした。
 まず、ザクを粉砕、その勢いを恐れてリックドム、ケンプファーは後退。ビグザムに相手を任せます。このビグザムはシャアの搭乗した赤い機体です(笑)。
 ビグザムとボールでは勝負にならないはずでしたが、ボールはビグザムに特攻し、これと刺し違えてしまったのです。ボール相手にビグザムを失ったS藤さんは、「悲しいけど、これって戦争なのよね」と呟くのでした(笑)。
 とはいえ、連邦軍の迎撃戦力を壊滅させたのは事実で戦いはジオンの圧勝でした。
 地上に橋頭堡を確保したジオンに連邦が反撃を行います。
 連邦の兵力は有線サイコミュ装備のガルバルディβ、ドム×3(風間工廠)、ガンキャノン(O鋸工業)、アッシマー、ゴッグ(SG鉄工所)、ジムII、グフ(T井メカニクス)。
 対するジオンは旧ザク×5(O鋸工業)、メッサーラ、アッガイ(SG鉄工所)、ケンプファー(T井メカニクス)と連邦とジオンの兵力は互角かと思われました。ところがよりによってジオン軍最強のメッサーラが連邦に強奪されてしまい一気に戦力バランスが崩れてしまいます。更にララァが裏切ってサイコミュ・ガルバルディβを操るに到ってはいかんともなりません。
 ジオンは辛うじて旧ザク1機が生き延びて全滅をまぬがれるのが精一杯でした。
 このオデッサの戦いに勝利した連邦軍は地上からジオン勢力を一掃するためにキャリフォルニアベースの攻略作戦を発動します。
 ジオンの守備兵力は旧ザク×3(O鋸工業)、ゾック(SG鉄工所)といった残存兵力に加えて、本国から最新鋭のネモ(風間工廠)、リックディアス(T井メカニクス)が送られていました。
 しかし、連邦の兵力とは比較になりません。
 風間工廠のドム×2、有線サイコミュ・ガルバルディβ。O鋸工業のメッサーラ×2、ガンキャノン。SG鉄工所のアッシマー、ゴッグ。T井メカニクスのジムII×3。
 ジオン軍の指揮を執るドズルは宇宙への脱出を選択します。連邦軍の戦意が思いの外低かったこともあり、戦力の半数を脱出させることに成功するのでした。
 戦場が宇宙となり、戦力を立て直したジオンと宇宙へと進撃する連邦は地球軌道上で大規模な会戦となります。
 連邦軍の兵力は以下の通り。
 風間工廠:有線サイコミュ・ガルバルディβ、ビグロ。
 O鋸工業:メッサーラ×3(この内1機はメガランチャー搭載に、もう1機が高機動タイプに改造されています)、ガンキャノン。
 SG鉄工所:宇宙戦仕様アッシマー。
 T井メカニクス:ジムII×3。
 ジオンの兵力は以下の通り。
 風間工廠:リックドム×4、百式。
 O鋸工業:旧ザク×4。
 SG鉄工所:サイコミュ・ガンダムMKII。
 T井メカニクス:リックディアス×2、Iフィールド・リックディアス。
 両軍共、新兵器のメガランチャーに期待を寄せていましたが、裏切られます。
 まずジオンの百式はメッサーラに撃ち抜かれてあっさり撃墜されてしまいます。連邦のメッサーラに搭載されたメガランチャーはリックドム相手に射線を外し、返り討ちにあってしまいます。
 戦いは全般に連邦軍優勢に推移しましたが、ジオンも粘り強く戦い、良く支えました。その結果はっきりと決着のつかない戦いとなり両軍とも兵を引いたのでした。
 連邦軍は再び宇宙へと侵攻します。軌道上で迎え撃つジオン軍。
 今回ジオンはソーラレイを使用して連邦軍主力を粉砕することに成功します。その一撃で連邦最強のメッサーラ隊が全滅したのでした。
 しかし、連邦も負けてはいません。こちらはソーラシステムを投入し、ジオン軍総兵力の1/3を焼き払います。
 大量破壊兵器の応酬で混乱する戦場は壮絶な乱戦となりましたが、なんとか勝利を得たのは連邦軍でした。
 この戦いでSG鉄工所は勝利得点9となり勝利に王手をかけましたが、残念ながら時間切れ終了となりました。


2004年1月31日(TSS例会)

 I倉さん、T井さん、私の3人プレイです。I倉さんは初プレイです。
 3人プレイということで各プレイヤーは潤沢に予算を得ての開発となります。そのためモビルスーツの開発スピードが早く、最初の大作戦であるジオンの地球侵攻作戦時に既に第5世代のZガンダム最初期の機体が登場していました。T井さんのガルバルディβに私のメッサーラです。
 その地球侵攻作戦で、ジオンはソーラレイを投入、連邦軍を一掃します。しかし、連邦軍も同時にソーラシステムを投入し、やはりジオン軍を一掃するのでした。そして誰もいなくなった宇宙は平和でした(笑)。
 ジオンにしかモビルスーツを開発しないI倉さんに対抗して私は連邦に開発を集中します。T井さんは比較的平均的に開発していましたが、徐々にジオン寄りになっていきます。そのため、戦局はジオン優位に推移していきます。
 特に強力無比だったのが、I倉さんのガブスレイ隊でした。束になってかかってくるガブスレイの大群には抗しようもなくジオン勝利の原動力となり、I倉さんに大量の勝利得点をもたらすのでした。
 その他に目に付いた機体は私のZガンダムとT井さんのパラスアテネ、I倉さんのビグザムでしょうか。いずれも性能的には非常に強力なのですが、まるで活躍しませんでした(笑)。
 Zガンダムは高機動化されたZプラスでしたが、最後の戦闘に参加したものの、ジオンで開発してしまったため連邦に肩入れしていた私は何もせずに撤退させてしまいました。
 パラスアテネは開発する度に核ミサイルに吹き飛ばされていました。
 ビグザムはあまりに足が遅く、戦場に到着する頃には既に戦闘は終了している始末でした。
 勝敗はI倉さんの圧勝でした。連邦に肩入れしていた私はまるで得点できず、I倉さんが勝利を決めたときにもわずか2点しかありませんでした。T井さんは競っていましたが、及びませんでした。


2004年2月29日(TSS例会)

 ジオンの地球侵攻作戦はザクI、ザクII、ブラウブロという陣容で発動されます。迎え撃つ連邦軍はガンタンクとジムです。戦力的に劣勢な連邦はソーラシステムを投入しますが、焦点あわせのコントロールに失敗し、何の役にも立ちません。
 戦闘では、新鋭モビルアーマー・ブラウブロの火力と機動力は圧倒的でジムをあっさりと葬り去ります。残るガンタンクもニュータイプの搭乗したザクIの敵ではなく、ジオンの圧倒的大勝利となるのでした。
 ブラウブロを開発したY口公社がVP4を得て業界トップに躍り出ます。続くのは、ザクIで戦果を挙げた風間工廠(VP3)。3番手はザクIIをジオンに供給していたHエレクトロニクスのVP2です。O鋸工業は連邦一辺倒だったため業界最下位となります。
 地上への侵攻を許し、劣勢となった連邦に各メーカーはテコ入れを行います。その結果大軍を揃えた連邦は反攻作戦を発動します。
 連邦の攻撃目標であるオデッサの守備兵力は、ザクI、アッザム、アッシマー、ザクII、サイコミュ・グラブロ、ガンダムです。内半数はHエレクトロニクス製でジオンに肩入れしているのはこの1社だけです。
 オデッサ攻略作戦のために集結した連邦軍は、ガルバルディβ×2、ガンダムMKII×2、アッガイ、ギャン×3、ゲルググ×2、ケンプファー、グフ×2とジオンに倍する大軍でした。
 数に物を言わせて強引に戦線を突破した連邦軍でしたが、ギレン総帥直卒のジオン軍から強力な反撃を喰らうこととなります。
 まずは、後方の黒海沿いに布陣していた連邦予備のゲルググ隊がグラブロから放たれたビットに襲われ、学徒兵だったこともあり為す術もなく全滅してしまいます。
 海からの攻撃は連邦も行っていましたが、ジオン軍の後背を突こうとしたアッガイは司令部予備のガンダムに迎撃され海の藻屑と消えます。
 ジオン軍はアッシマーの機動力を駆使して、連邦軍の側面を突き、側面防御のグフ隊を撃滅します。
 一方、連邦軍の先鋒部隊はアッザムのジオン防衛ラインを損害を受けながらも突破していました。両軍共、敵の中枢を叩く体勢が整っていたのです。ギレンは躊躇しませんでした。攻撃を続行します。兵力的に未だ優位な連邦軍はしかし、補給線を断たれることを恐れ、撤退してしまったのです。
 このジオンの勝利に、ただ1社ジオンに肩入れしていたHエレクトロニクスが勝利得点を独り占めして圧倒的なシェアを得ることとなります。
 オデッサの戦いの勝利により、ヨーロッパ方面の戦線を安定させたジオンはジャブローを目指し、南米大陸へと攻撃を開始しました。
 その兵力は、リックディアス、メッサーラ、ゴッグ、アッシマー×4、サイコミュ・ブラウブロ、ガンダム×2、バーザムと新鋭機多数を揃えた強力なものでした。
 対する連邦軍はガンダムMKII×2、ガルバルディβ、ギャン×2、ケンプファー、ビグザムと最新鋭機こそないものの、こちらも強力です。
 後のない連邦はこの戦いに禁断の核ミサイルを投入し、ジオン軍第2梯団のリックディアスとガンダム隊の半数を消滅させ、残りにも撤退を余儀なくさせるのでした。それにも臆することなくジオン軍先鋒の高機動可変モビルアーマー隊は連邦の防衛線に突入し、凄惨な消耗戦が展開されます。ガンダムMKII隊全滅、メッサーラ撃墜、ガルバルディβ応答無し、アッシマー隊壊滅、、、。
 連邦の防衛ラインは大損害を受けましたが、ジオン軍も突破兵力たる第2陣が核攻撃で失われていたため戦果の拡大ができずに後一歩が及びませんでした。
 連邦勝利の報は、連邦戦力の半数以上を供給していた風間工廠の評価を高め、業界内での同社の地位は不動のものとなるのでした。
 というわけで、私の勝利でゲームは終了しました。


2004年3月7日(TSS例会)

 N浜さん、M斗さん、O串さん、A藤さん、私です。
 連邦軍のレビル将軍はティアンム提督の反対を押し切って開戦と同時にジオン本国への侵攻作戦を開始します。しかし、モビルスーツを持たない連邦軍はジオン軍のモビルスーツ部隊に壊滅的な打撃を受けて敗退します。この戦いで活躍したリックドムを開発したN浜工業とビグロを開発した風間工廠がVP2を得ます。
 連邦はこれにより制宙権を失い、ジオンの地上への無血降下を許してしまいます。
 しかし、連邦はジオンの地上橋頭堡に対して核攻撃を行い、これを殲滅。戦場は再び宇宙へと移ります。
 連邦の反攻作戦はレビル将軍の指揮のもとガンキャノン、ハイザック、ザクI、バーザムといった戦力で行われます。迎え撃つジオン軍はギレン指揮下のガンダム、ボール、ゲルググキャノン、ギャン、ビグロです。どちらも巧妙な指揮により、大きな損害を受けることなく、そのため、総戦力で優勢なジオンが辛うじて連邦軍を撃退します。こうして再び戦場は地上となるのでした。
 キシリアの発案で地上橋頭堡拡張のための攻勢をジオンは発動します。この戦いで、サイコミュを搭載したギャンがビットを増加装甲代わりに使って大活躍(ニュータイプが乗っていなかった(笑))。ちょっかいをかけてきた連邦軍機を次々に返り討ちにしてジオンを勝利に導きます。この大勝利はギャンを開発したA藤エレクトロニクスに大量のVPを与えるのでした。
 ガルバルディβ、メッサーラ、ガンダムMKII、ボリノークサマーン、リックディアス。 新型機ばかりをそろえた連邦はジオンに反撃します。対するジオンはガンタンク、ガンダム、ギャンといった旧式機ばかりでした。しかし、ジオンはニュータイプ部隊だったのです。ギャンは装備されていたビットを今度こそシャリアブルにより稼働させ、ガンダムMKIIとメッサーラを撃墜します。ガンタンクを駆るララァはボリノークサマーンとリックディアスを返り討ちにするのでした。連邦の戦果はガルバルディβのアムロが仕留めたガンダムのみ
でした。この戦いもジオンの勝利に終わり、ギャンが代名詞となったA藤エレクトロニクスが勝利条件を達成して勝利しました。


2004年3月21日(TSS例会報告)

 V作戦は3人プレイです。
 S藤鉄工所の高機動ブラウブロ、O鋸工業のガンタンク、ザクII、風間工廠の水陸宇宙万能モビルスーツのズゴックで編成されたジオン軍に対し、連邦軍はS藤鉄工所のガンダム、O鋸工業のボール、ジム、風間工廠のジオングで対抗します。O鋸工業は大量生産を目論んで廉価機ばかりのラインナップです。
 以上のような戦力での、ジオンの地球降下作戦に対して連邦はソーラシステムを投入してジオン軍を一掃し、大勝利を得るのでした。レビル将軍はこの機に一気にソロモン要塞まで陥落させます。
 ジオンはソーラレイを持って反撃に出ます。ソーラレイの一撃は連邦軍の4割を消滅させ、赤いサイコミュ・リックドム(風間工廠)から放たれたビットが混乱するボール(O鋸工業)隊を全滅させます。ジオン軍最新鋭可変モビルアーマー・メッサーラ(S藤鉄工所)の突撃に連邦最新鋭のバーザム(O鋸工業)は撃墜され、連邦軍の混乱は収拾がつかなくなります。一人気を吐いていたのが、マグネットコーティングガンダムを駆るシロッコでした。ジオンのガンダムMKII(O鋸工業)を撃墜した後も一人で連邦軍の戦線を支えていました。しかし、結局コンペイトウ(ソロモン)を維持できず、連邦は撃退されます。
 戦力を再建した連邦はソロモン攻略作戦を発動します。圧倒的な射程を誇るジオンのサイコミュ・リックドム(風間工廠)はマグネットコーティングガンダム(S藤鉄工所)を撃墜して戦端を開きます。連邦の先鋒はギャプラン隊(風間工廠)。コンスコン少将指揮下のメッサーラ隊(S藤鉄工所)を3分もたたずに撃滅し彼を絶句させます。乱戦となったソロモン宙域ではハマーンの駆るサイコミュ・リックディアス(風間工廠)がワイヤードクレイバズーカやワイヤードビームピストルを振り回して連邦のボリノークサマーン隊(O鋸工業)を迎撃して損害を与えていました。そのボリノークサマーン隊はザクレロ(風間工廠)を撃墜して戦果を記録しています。乱戦となったこの戦いは物量に優れる連邦が優位に戦いを進めていましたが、ドズルの粘り強い指揮が辛うじてソロモンを守ります。
 第2次ソロモン攻略作戦に連邦はジオンの3倍の大軍を投入します。赤いサイコミュ・リックディアスの迎撃を旧式のザクII隊に誘引し、その隙に連邦軍先鋒のギャプラン隊が突入、迎撃に出てきたビグロ(S藤鉄工所)を一蹴します。続いてシロッコ率いるマラサイ隊(O鋸工業)が突入し、ジオンのリックディアス隊(風間工廠)と交戦し、これを撃墜します。その後は乱戦となりますが、連邦軍の動きが鈍く、戦力差の割に戦果が挙がりません。ソロモンの最終防衛ラインを守るサイコガンダム(S藤鉄工所)をどうしても抜くことが出来ず、総指揮官のエルラン中将は攻略をあきらめてしまうのでした。
 2度に渡るソロモン攻防戦を耐えたジオンが反撃に出ます。第3次ソロモン攻略作戦のために集結した連邦軍にソーラレイを叩き込み、その混乱に乗じて、全軍を突入させ、これを殲滅する作戦です。ソーラレイは連邦軍の3割を吹き飛ばして目論み通り、連邦軍を混乱に陥れますが、しかし、連邦もソーラシステムを投入してジオン軍期待のニュータイプ部隊を吹き飛ばしてしまいます。混乱する両軍はすさまじい消耗戦を繰り広げます。その結果総戦力に劣るジオンは敗退してしまうのでした。
 この戦いでO鋸工業が勝利条件を達成して勝利しました。風間工廠は一時圧倒的なシェアを誇っていましたが、ソロモン攻防戦で引き分けが続いて勝ちきれずに没落しました。


2004年4月4日(TSS例会)

 V作戦をプレイ。
 N浜さん、I瀬さん、O串さん、N羽さん、私の5人プレイです。
 ジオンの奇襲で始まった戦争でしたが、連邦のレビル将軍は即座に反撃を主張、連邦軍は総力を挙げてジオン本国への侵攻作戦を発動します。連邦軍は世界初のモビルスーツ、ザクIを実戦投入し、必勝を期します。「ジオンに兵なし」とのレビル将軍の演説通り、ジオンにはモビルスーツはなく、連邦軍は無人の野を行くがごとく進撃します。しかし、ジオンには兵はなくとも大量破壊兵器はあったのでした。ソーラレイの一閃は連邦軍を一撃で撃滅するのでした。
 連邦のザクに対抗するため、ジオンが開発したモビルスーツはガンダムでした。その開発に成功したジオンは地球侵攻作戦を発動します。連邦はガンタンクで対抗しますが、結果は見えていました。そのため、連邦は戦わずして後退、ジオンは無血で地上に橋頭堡を確保します。
 連邦軍はまたもレビル将軍のごり押しでジオン橋頭堡オデッサへの大攻勢を行います。ジオン軍の指揮官はマ・クベという大佐で、「我が方には水素爆弾を使用する用意がある」と連邦軍に警告を発します。しかしレビル将軍はそんな警告には耳を貸さず、攻撃を続行します。マ・クベは警告通り核ミサイルを発射し、連邦軍は原子雲の元で消滅しました。
 なけなしの戦力を失った連邦軍は各地で敗退を続け南米ジャブローに押し込められてしまいます。
 満を持して発動されたジオンのジャブロー攻略作戦でしたが、その前に立ちふさがったのが連邦軍の新型可変モビルアーマー・メッサーラでした。メッサーラの威力はめざましく、ジオン主力のガンダムキャノン隊、グフ隊を単機で殲滅し、ジオンの切り札ビグザムも倒し、手がつけられません。メッサーラの活躍によってジオンの攻撃はとん挫したのでした。
 このメッサーラを量産した連邦の反撃が開始されます。メッサーラと同じく可変モビルアーマーのアッシマーも加えた連邦は、核ミサイルも使用してジオン軍を粉砕、地上の大半を回復します。
 というところで、メッサーラを開発した風間工廠が勝利条件を達成してゲーム終了しました。
 


2004年5月23日(TSS例会)

 V作戦をS藤さん、O鋸さん、私の3人でプレイしました。
 3人プレイですので、最初の戦闘まではかなりの時間があります。そのため、私は第5世代のメッサーラの開発に成功し、ジオンの地球侵攻作戦に間に合わせます。真っ赤に塗りたくってシャアを乗せてやりました(笑)。この作戦に参加した兵力はジオン側がザクII、ジム、ガンキャノン、ジムスナイパー。連邦側がコアブースター、ガンダム、ジオングです。
 数的に劣勢だった連邦軍でしたが、アムロの駆るガンダムの活躍もあり、互角に戦いますが、キシリアの巧妙な指揮によりジオンは地上への降下に成功するのでした。
 この戦いで最新鋭のメッサーラを投入し、最大戦果を挙げた風間工廠が4VPを得ます。ジオン軍の物量を支えたジム、ザクIIを開発したO鋸工業も2VPを獲得します。
 地上に橋頭堡を獲得し、膠着状態となった間にもモビルスーツの開発は続きます。風間工廠はメッサーラの大量生産に忙殺され、これ一本に絞っていました。O鋸工業はいつもの通り、安かろう悪かろうの大量生産路線でジムの大量生産に走ります。そのためジオンの物量がものすごいことになっていきます。一人S藤鉄工所だけが連邦に肩入れしています。ギャプランやネモと言った最新鋭機を開発していました。
 満を持したジオンの侵攻が開始されます。指揮官は地球攻撃軍指令、キシリア・ザビ少将。
 ジオンの兵力は量産メッサーラ、量産ジムを主力に水陸両用モビルスーツも加えた大軍です。
 対する連邦軍はS藤鉄工所のがんばりにも関わらずギャプラン、ネモ、ガンダム、ドム、アッガイとジオンの3分の1に満たない劣勢でした。
 パイロットにシロッコを得たギャプランはただ1機でジオン軍の半数近くを撃墜する鬼神のごとき活躍を見せますが、それ以外の全ての機体をメッサーラ隊は一掃し、ジオンの勝利は動きません。
 この結果、最新のギャプランを開発していたS藤鉄工所が初VPを挙げ、大量のジムでO鋸工業は2VPを加えます。風間工廠は連邦軍の大半を撃滅したメッサーラ隊の活躍で3VPを加え、次の戦いでの勝利に王手をかけます。
 この戦いでO鋸工業のジム隊はほぼ壊滅状態に陥っていましたが、メッサーラ隊は無傷でした。更に風間工廠はメッサーラの増産に励みます。O鋸工業も負けじとジム隊の再建に向かいます。S藤鉄工所は新型機ガブスレイを開発し、勝機を見いだそうとします。
 ジオンの地上第2次侵攻が開始されます。迎え撃つ連邦軍の司令官はエルラン中将。ジオン軍の司令官はドズル・ザビ中将。それを見たとたんにS藤さんの経戦意欲が砕け散ります。この戦い、風間工廠のメッサーラ隊は量産向け軽装甲タイプやバリア装備タイプ等、各タイプ合わせて6機を数えジオンの数的主力となっていたのです。連邦が勝利しない限り風間工廠の勝利条件達成は間違いない状況でした。



2004年8月1日(TSS例会)

 V作戦は5人プレイでした。
 O鋸さん、S藤さん、O崎さん、I倉さん、S岩さんです。S岩さんは初プレイ、I倉さんも2回目でルール理解は怪しい状況でした。それで私はルールマスターとしてS岩さん、I倉さんの後見につきます。
 ジオンの地球侵攻作戦は連邦軍の妨害もなくスムーズに行われました。連邦軍に納入されたMSは全て地上用だったためです。
 黒海周辺に橋頭堡を得たジオンに対し、レビル将軍はオデッサ作戦を発動します。その主力となったのはS岩電子のアッザム隊でした。ニュータイプ2人を得て大戦果を挙げます。それにS藤鉄工所のビグザム隊が仕上げを行い、オデッサ作戦は成功し、続く第2次攻撃でジオンは地上から叩き出されてしまいます。
 この一連の戦いでS藤鉄工所がトップメーカーとなり、S岩電子がそれに追いすがります。それまでトップメーカーとして君臨していたO崎メカニクスは全ての開発MSを撃破され没落します。
 S藤鉄工所のビグザムは鳴り物入りで開発されたにも関わらず、期待されたほどの戦果をあげることがなく、欠陥を指摘されて廃棄処分となるのでした。
 I倉エレクトロニクスはMSメーカーではありませんでしたが、その高い技術力を背景に苦心の末に(O鋸工業の破壊工作による妨害があった)可変モビルアーマーを開発します。メッサーラです。I倉エレクトロニクスはメッサーラにサイコミュを搭載し、ビット装備のニュータイプ専用機として完成させます。パイロットにカミーユを得て大戦果間違いなしと思われましたが、ジオンの核攻撃により吹き飛ばされてしまうのでした。
 O鋸工業はいつものように粗製濫造でボールの大群、実に16機、を製造し、数の暴力を振るいます。この数は連邦の全機体の総計を上回ります。ボール隊は連邦軍の集中攻撃の的となり、半数以上を失い戦果もありませんでした。しかしそれでも7機が生き残り、ジオン勝利の礎となり、O鋸工業に勝利ポイントをもたらします。
 メッサーラを失ったI倉エレクトロニクスはバウンドドックを開発、量産します。I倉エレクトロニクスの一点豪華主義的な開発方針はタイミング良くニュータイプパイロットを得たこともあり、大量の戦果を得て、出遅れていた勝利得点獲得競争でも追いついてしまいます。
 戦局は一進一退で、地球軌道を挟んで戦場が地上と宇宙を目まぐるしく変わる珍しい展開となります。
 トップメーカーとなっていたS藤鉄工所は連邦軍にガブスレイを開発し、主戦力とします。
 それに続く、S岩電子は連邦にメガランチャー装備アッザム、ジオンにジオングを開発、主力とします。
 I倉エレクトロニクスは前述通り、連邦のバウンドドック隊を主力とします。
 O鋸工業はジオンにボールの大群とS藤鉄工所で廃棄処分とされたビグザムを回収し連邦に納入して主力としていました。
 O崎メカニクスは既に脱落状態で、何が主力だったか覚えていません。
 最後となった戦いで最大の戦果をおさめてゲームの勝利を得たのはI倉エレクトロニクスでした。



2004年9月5日(TSS例会)

 S藤さん、T井さん、私の3人プレイです。
 3人プレイと言うことで最初の戦闘から第6世代のリックディアスが登場する展開となります。
 ジオンの地球侵攻作戦はギレン総帥の直卒の下行われますが、物量に勝る連邦の迎撃を受け地球軌道上の戦いで大損害を被ってしまいます。両軍とも大消耗の末、残存機数で3倍もの大差を付けられたのです。しかしギレンは諦めませんでした。作戦の続行を指示します。そのため有利なはずの連邦の方が後退してしまい、辛うじてジオンは勝利を収めるのでした。
 この戦いが全てでした。私はビグロを連邦に開発し、これを量産して稼ぐつもりでしたのに、ジオンの勝利により戦場は地上となり宇宙でしか戦えないビグロは無用の長物となってしまったのです。
 ジオン地上橋頭堡への連邦の反撃は撃退され、その戦いで我が風間工廠製モビルスーツは全滅の憂き目を見ます。S藤鉄工所の陰謀により連邦主力に量産していたゾック隊のパイロットに学徒兵が乗せられてしまったためです。
 納入モビルスーツを失ったことにより、経済的にも困窮することとなった風間工廠は起死回生の策として、メッサーラを開発します。賄賂を使ってジオンでの量産許可を得たのですが、十分な量産が間に合わない内にジオンの地上攻勢が発動されてしまいます。それでもメッサーラの性能ならばと期待をしていたのですが、パイロットがカスだったのか、リックディアス隊に返り討ちにあって全滅。この戦いでジオを投入していたS藤鉄工所が勝利条件を達成しました。



2004年9月18日(長野合宿)

 N嶋さん、I下さんはガンダム世代ということで、ガンダムゲームでもということとなりプレイされました。
 プレイヤーは他にS藤さん、私と戦艦狂騒曲と同じです。
 モビルスーツ開発に出遅れたS藤さんが地道に技術レベルを上げて、後半に高性能モビルスーツを開発し、見事な逆転勝利を飾りました。
 続けてもう1戦行い、今度は序盤出遅れたのは私でしたが、メッサーラの開発量産に成功すると連邦のティアンム提督を動かしてソロモン攻略戦を発動させ、カミーユの活躍で大勝利を得ます。
 他のプレイヤーがこの戦いで大損害を被っていたため、そこから回復する間もない、次のターンに今度はジオンのコンスコン少将を唆してコンペイトウへの反撃作戦を発動させます。これをメッサーラ隊で散々に粉砕して大量得点を挙げて、私が快勝しました。



2004年12月12日(TSS例会)

 V作戦はO鋸さん、S藤さん、Hさん、私の4人プレイです。
 ジオンはニュータイプ部隊を持って地球降下作戦を発動します。シャリア・ブルのリックドム、シャアのビグロ、ララァのザクレロです。
 迎え撃つ連邦軍はボール、ゲルググ、サイコミュ・ガンタンクです。ガンタンクはビットを搭載したニュータイプ専用機でアムロを得て万全の態勢でした。
 リックドムとビグロに襲いかかるビットの群。しかし、サイコミュコントロールを見切ったシャアとシャリア・ブルはビットの攻撃をかいくぐってガンタンクに肉薄します。接近戦に持ち込まれてはガンタンクはリックドムの敵ではありませんでした。
 ゲルググはビグロにボールはザクレロにそれぞれ撃破され連邦軍は一方的な大敗北を喫するのでした。
 地上戦が長引くと予想した私はドム、ズゴックと言った局地戦モビルスーツの大量生産に走ります。納品先は連邦です。連邦向けでないと量産が出来ないためです。
 同じ事をO鋸さんも考えていたのか、それともいつもの習性なのか、連邦軍で旧ザクの大量生産に走ります。尤もジオン向けのリックドムの量産も行っていたためそれほど大量な生産ではありません。
 Hさんは地球降下作戦まで全くモビルスーツの開発を行わず技術レベルを上げることに専念していました。それでもS藤さんと技術レベル差がつきません。S藤さんは技術者多数を引いていたためです。
 これらの高レベル技術企業は高性能な新型機を開発していました。Hさんはメッサーラ、S藤さんはガブスレイです。
 圧倒的な物量を得た連邦はジオン橋頭堡に対する反撃を開始します。
 ジオンの守備兵力はグフとアッガイのみで、連邦のメッサーラ隊の突撃だけで壊滅してしまいました。
 地上からジオンを叩き出した連邦は宇宙へと向かいます。
 しかし、そこにソーラレイの閃光が。旧ザク隊の4割とハイザック、メッサーラ隊の3割が消滅します。
 連邦軍はアムロの駆るガブスレイを先鋒にジオンのリックドム隊に一撃離脱。リックドム隊を混乱させたところへメッサーラ隊が突入すると思われましたが、メッサーラは軽装甲化された廉価機だったこともあり、リックドム隊と戦うのは怖いと、単機でいたビグロを袋叩きにして血祭りに上げていました。
 ジオン軍はハマーンのギャプラン、ララァのビグザムと言ったニュータイプ部隊に主力のリックドム隊も投入して連邦の旧ザク隊を殲滅します。ジオンには他にザクレロもいたのですが、エンジンの不調と言い訳して戦わずに撤退していきました。
 この戦いはジオンの勝利に終わりました。
 戦場は再び地上となります。
 レビル将軍主導で連邦の反攻作戦が開始されます。暗号名オデッサ作戦です。
 ジオンの水陸両用モビルスーツ・ゴッグが黒海沿岸からレビル将軍の司令部に奇襲攻撃を行いますが、レビル将軍直属部隊のガブスレイに撃墜されてしまいます。
 それと同時にギャプランの奇襲攻撃を受けた連邦の主力ドム隊は大きな損害を受けるのでした。
 連邦軍はメッサーラ隊を先鋒に反撃を開始します。ギャプランを撃墜し、ジオンの新鋭モビルアーマー・サイコガンダムに特攻を敢行してこれを撃破します。主力のドム隊はジオンの最終防衛ラインに対する攻撃を開始します。最終防衛ラインを守るのはビグザム。ドム隊は数で圧倒しようとしますが阻まれてしまいます。パイロットが足らずに学徒兵を大量に投入したドム隊では荷が重かったようです。
 しかし、ビグザムも反撃に出られず撤退。連邦の大勝利となるのでした。
 時を移さず連邦は再び宇宙へ向かいます。
 しかし準備もそこそこの、この作戦には高機動モビルスーツしか投入できませんでした。ガブスレイ隊にメッサーラ隊です。ジオンには手つかずで温存されていたリックドム隊があります。ジオン軍は連邦軍の3倍の物量で迎え撃つのでした。
 ジオン軍の司令官はコンスコン少将です。コンスコンは物量の優位からリックドム隊をしゃにむに前進させます。劣勢な連邦軍でしたが、機動力を活かしてジオン軍の側面を突いてリックドム隊を壊滅状態に追いやることに成功します。しかし、装甲の薄い、量産型メッサーラ隊は全滅してしまいます。
 リックドム隊の壊滅を見て、ゲルググ、ザクレロと言った機体は撤退してしまいます。しかしビグザムは踏みとどまり、ガブスレイ隊の半数を撃滅して連邦軍を撃退して見せたのでした。
 ここで、O鋸さんが勝利条件を達成して勝利しました。


2005年1月16日(TSS例会)

 T井メカニクスはザクを開発すると、ジオン、連邦双方に売り込み、死の商人振りを発揮します。
 Hエレクトロニクスは戦闘機メーカーです。ザビ家に取り入り、特別許可を得て、コアブースターの量産に励んでいました。
 風間工廠はモビルスーツの開発を始めるに際し、まずはガンタンクを試作します。その後、サイコミュの開発に成功します。しかし、サイコミュを搭載すべき適当なプラットフォームがないため、試作したガンタンクにビットを搭載するのでした。
 S藤鉄工所はジオンに戦闘ポッド、ボールを開発します。しかし、本命は連邦で、こちらにはゲルググを開発、納入するのでした。このゲルググは腕が伸びるサイコミュ装備機でした。
 O鋸工業はフラナガン博士やパプテマス・シロッコと言った優れた技師を多数抱え、技術開発に余念がなく、開戦にガルバルディβを間に合わせます。

 ジオンの地球侵攻作戦はコアブースターを先鋒とし、ボールに支援された、ザクI、ジム、ガルバルディβのモビルスーツ隊を主力としています。先鋒のコアブースターにはハマーンが、主力のガルバルディβにはシャリアブルとニュータイプパイロットを得て万全です。
 迎え撃つ連邦軍の主力はザクII。他に、ニュータイプ専用機のゲルググ、ガンタンクの両機がありましたが、ニュータイプ研究に遅れる連邦はニュータイプパイロットを用意することが出来ません。
 ジオン軍先鋒として突撃したコアブースターは連邦のザクIIを撃墜しますが、ガンタンクの砲撃に損害を被ってしまいます。先鋒に続いてジオン軍の主力が戦闘に入りますが、ガルバルディβはガンタンクの弾幕に阻まれて戦果を得ることが出来ません。しかし、その隙にジムがガンタンクの懐に潜り込むことに成功し、これの撃墜に成功します。
 連邦軍の指揮官はティアンム提督でした。彼は直率するガンタンクとは別動でゲルググによってジオン軍後方に迂回攻撃を行わせます。この攻撃はザクIを撃墜し、後方支援のボールを撃退しますが、戦線を支えていたガンタンクが撃破されてしまったため、ジオン主力の地球降下を阻止できませんでした。

 地上に橋頭堡を得たジオンは占領地の拡大を目論みますが、国力に優れる連邦の戦力整備はジオンのそれを上回っていました。そのため戦力はほぼ互角です。攻勢に出るためジオンは核を投入します。しかし、カミーユの身を挺した活躍により核ミサイルはカミーユのゾックを破壊しただけに止まります。
 ジオンの攻撃はシャア率いるガルバルディβ隊を先頭に開始されました。シャアは迎撃に出てきたグフ隊を一蹴して赤い彗星の異名が伊達ではないことを証明します。しかし、後続するガルバルディ隊はゲルググ隊に仕掛けましたが返り討ちにあって壊滅してしまいます。このゲルググ隊はガンダムMKIIと共に反攻に転じ、ジオンのジム隊を全滅させる戦果を挙げます。
 沿岸では海中から逆侵攻を開始した連邦のゾック隊はしかし、シャリア・ブルのアッザムとズゴックに迎撃され、共に壊滅します。消耗戦となったこの戦いで勝利したのは、連邦軍でした。この敗戦により、地上の橋頭堡を守りきれないと判断したジオンは宇宙へ撤退するのでした。

 膠着状態に陥った戦局を動かすべく、各社ともモビルスーツの量産、開発に邁進します。
 業界最高の技術力を誇るS藤鉄工所は劣勢なジオンに向けて最新鋭のハンブラビを苦心の末に開発します。連邦向けにはゲルググの量産でお茶を濁します。
 風間工廠は社運を賭けてギャプランをジオンに開発します。しかし同時期により進んだ設計のハンブラビが完成していたため、最新鋭機を名乗れなくなってしまったのが痛い。
 O鋸工業は連邦向けに新鋭のマラサイを開発しますが、やはりハンブラビのために最新鋭を謳えません。ジオンにはガルバルディβの量産です。
 Hエレクトロニクスは連邦でザクIの大量生産を行い、O鋸工業のお株を奪います。ジオン向けには昔開発したコアブースターのほこりを払って納入します。ついでに大気圏内飛行用の装備を取り外して軽量化しています。もしかしたら故障部品を取り外しただけで交換しなかっただけかもしれません。
 T井メカニクスは技術開発を怠ったため業界最低の技術力でした。そのためジオンにボール、連邦にガンキャノンと旧式機を納入していました。

 ジオンに倍する戦力を整えた連邦は宇宙への反攻作戦星一号を発動します。
 ジオンは核兵器を投入して迎撃しますが、連邦の大軍には大した損害を与えることができません。
 連邦軍はザクI隊を前衛に攻撃を開始します。ジオンの高機動部隊(ハンブラビ、ギャプラン、コアブースター)は激しい迎撃戦を繰り広げ、ザクI隊を壊滅させます。その過程でジオンはコアブースターを失います。連邦軍前衛を撃滅したジオンはボールに支援されたガルバルディβ隊で反撃に転じ、半数を失いながらも連邦軍のゲルググ隊やマラサイを撃退します。
 優勢に戦いを進め、残存機数で優位にあったジオン軍でしたが、総司令官のコンスコン中将は撤退を指示し、連邦の勝利となるのでした。

 連邦軍のソロモン攻略作戦が発動されます。
 連邦軍は先制核攻撃を行い、ジオン軍の1/3を粉砕します。
 しかし、ジオンはソーラレイを投入し、連邦軍の半数以上の機体を焼き払います。ソーラレイの空けた宙域から突入したハンブラビとギャプラン隊は連邦軍の残存機を殲滅し、ジオンは大勝利を飾ります。

 この戦いでS藤鉄工所が勝利条件を達成しました。
 今回のプレイでは私はまるで得点できず、最後の戦いで辛うじて4点を得ただけでした。



2005年2月13日(TSS例会)

 ザクIの開発に成功したジオンはドズル主導で、連邦の体勢が整わない今の内に開戦しようと準備を進めていましたが、ギレンが止めます。「なぜだ、兄貴!」とドズルは叫びますが、ギレンは取り合いません。
 ギレンはS藤鉄工所の技術の粋を集めたサイコミュ装備の開発完了を待っていたのでした。ビットを搭載したザクに最強のニュータイプ・ララァを乗せ必勝を期します。しかし、最強のニュータイプもソーラシステムには敵いませんでした。
 ジオン軍はソーラシステムによって一掃されてしまいます。

 O鋸工業製のボールの大群を整えた連邦はソロモン攻略作戦を発動します。ジオンはソーラレイを投入しますが、連邦の大軍には大したダメージにはなりません。
 ソーラレイを受けた後も、ジオンの倍以上の物量を誇った連邦軍でしたが、ジオンの最新鋭可変モビルアーマー、ギャプラン、メッサーラの突撃でボール隊は為す術もなく壊滅的打撃を受け、続く、ジオンのジムII隊との交戦で全滅してしまいます。連邦軍はアーマードギャンがジオンのマラサイを撃墜して気を吐きますが、ギャプランやメッサーラには抗すべくもなく撤退せざるを得ませんでした。
 このジオンの大勝利にギャプランの大活躍で風間工廠はVPを独り占めして勝利に王手をかけます。

 ソロモン攻略部隊を撃退したジオンは勢いに乗って地球降下作戦を発動。核を投入して迎撃する連邦軍を一掃して作戦を成功させます。
 この戦いでVP1を加点していよいよ勝利まで後1VPと迫る風間工廠でした。

 連邦軍の反撃が行われます。連邦もバウンドドックやアッシマーと言った可変モビルアーマーを開発してジオンのメッサーラやギャプランに対抗しうる戦力を整えます。更にジオンの最新鋭可変モビルスーツ、メタスを強奪します。質的にも物量的にもほぼ互角の戦力で両軍とも半数を失う消耗戦となりました。戦いを決定づけたのは指揮官の差でした。ギレン直卒のジオン軍が辛うじて勝利を収めました。
 この戦いでHエレクトロニクスが大躍進。VP5を得て風間工廠を追撃します。

 バウンドドックを量産し、Zガンダムの開発に成功した連邦が再び反撃作戦を発動します。
 ほぼ互角の戦力の両軍は再び消耗戦となります。ティアンム提督指揮のバウンドドック隊、ドズル中将指揮のメッサーラ隊が大活躍。しかし僅かにメッサーラ隊の動きが良く、それが勝敗に直結してしまいました。
 メッサーラの活躍は再び、Hエレクトロニクスに大量得点をもたらし、Hさんの逆転勝利となりました。



2005年3月13日(TSS例会)

 S藤さん、T井さん、O鋸さん、Hさん、O崎さん、私の6人プレイです。

 第1ターンに世界最初のモビルスーツとして風間工廠がガンタンクが完成すると、次のターンには早くもティアンム提督が攻勢に出ます。ガンタンクを先頭に進撃する連邦軍は、モビルスーツを持たないジオン軍を蹴散らし、建造途中のソロモン要塞を陥落させる大勝利を得たのでした。
 間髪を入れずに連邦軍は第2弾作戦を発動し、核兵器の大量使用によりア・バオア・クー要塞を抜き、ジオン本国に迫ります。
 戦争ももう終わりかと思われました。事実、戦争に集結をもたらすためレビル将軍が直卒する連邦軍がジオン本国への進軍を企図して集結を終えていたのでした。そこへジオン本国のコロニーマハルからソーラレイの閃光が襲ったのです。この一撃で連邦軍は全滅。宇宙軍主力を失った連邦の優位は大きく揺らいだのです。
 体勢を整えたジオンは失地回復を目指し、コンペイトウ泊地に侵攻します。
 迎え撃つ連邦軍との間に史上初のモビルスーツ同士の戦闘が発生するのでした。
 ジオン軍はO崎工業のガンキャノン、ジオング、風間工廠のザクレロを有し、連邦軍にはS藤鉄工所のビグザム、T井メカニクスのゲルググ、O鋸工業のザクII、風間工廠のジムスナイパーです。
 ジオングはゲルググを、ザクレロがザクIIをそれぞれ撃墜しますが、連邦も負けじとジムスナイパーはガンキャノンを、ビグザムがジオングを破壊し、両軍は一歩も譲りません。消耗戦となったこの戦いは物量に勝る連邦が勝利したのでした。
 この勝利を更に活かすべくティアンム提督は徹底的な追撃を指示し、ジオン本国へと主力を突入させるのでした。この戦いで、ジオンはザクレロを量産して迎え撃ちますが、衆寡適せず壊滅。戦争は終結しました。
 勝利条件を満たしたプレイヤーはありませんでした。


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