2003年11月1日から3日にかけて行われた長野ゲーム合宿の報告です。

 参加者は20名ほどでしょうか。
 私がプレイしたゲームは、戦艦狂騒曲(同人)、欧州外交戦(同人)、スペースエンペラー(翔企画)、建艦競争(GJ)、フンタ(HJ)、ネロ(ファランクスゲーム)、Nippon Rails、源平藤橘合戦絵巻(同人)、V作戦(同人)、競争試作(GJ)、ブラフ、6ニムト、ミッドナイトパーティ(ラベンズパーカー)です。漏れがあるかも知れませんが。
 その他にプレイされていたゲームで思い出せるのは、タイタン(アバロンヒル)、柿崎ハリコフ(同人)、激闘マンシュタイン軍団(GJ)、イーストフロント(コロンビア)、ヘルゲーム、デューン(アバロンヒル)、ナポレオン アット ライプチッヒ、タイフーン作戦(SPI)、イランイラク戦争等です。

 戦艦狂騒曲は初めての方2人と3人プレイ。
 新たな軍縮条約が締結されて設計に苦しむ展開になります。
 私は艦型を小型化して排水量を条約制限の35000tに押さえた長門を提出し、圧勝しました。
 長砲身16インチ砲でスーパーヘビーシェルを撃つ条約制限内では最強の砲を搭載していましたし、分厚い甲板装甲のおかげで防御評価も高く、唯一最高速力が23ノットと低速なだけでした。

 欧州外交戦は6人プレイ。トルコがノンプレイヤーでした。
 今回イギリスの躍進がめざましく、最初に勝利に王手をかけてフクロにされていました(笑)。その次に私のロシアとターカヌさんのオーストリアが伸びて、オーストリアが勝利しました。

 スペースエンペラーはオフィシャルなルールでは面白くないので、オリジナルルールでのプレイです。
 戦闘をダイスを振って解決するシステムにしたので、1戦力のパトロール艦が要塞を含む2隻の艦隊に勝利したりしていました(笑)。
 その他に超新星やブラックホールで星域が消滅していく、豪快な展開が好評でした(笑)。
 戦力を消耗しつくして何もできなくなっていたターカヌさんが最後の最後に星域を引いて、結局3人とも1星域ずつの引き分けに終わりました。

 建艦競争を6人でプレイしました。
 クィーンエリザベスやレヴェンジなどの第4世代の有力艦が次々と泊地で謎の爆沈を遂げていました(笑)。
 そのためか、結局第5世代戦艦は完成することなく世界大戦に突入しました。
 開戦時に最強の火力を誇っていたのは、私の艦隊でした。16インチ砲6門に換装したテネシーと15インチ砲10門を有するニューメキシコです。尤も私の艦隊はこの2隻だけでしたが、、、。
 世界大戦は3対3に分かれて隻数も同じとなかなか白熱した戦闘となりました。今回最も活躍したのは、不沈処理カードでした。この+1耐久力に救われた戦艦が実に3隻に上ったという(笑)。
 勝敗は練度に優れた私の陣営が勝利しました。私の戦艦は全て生き残って勝利しました。尤もその内の1隻は不沈処理のおかげで辛うじて浮いていたのですが(笑)。

 フンタをプレイしました。6人プレイです。
 最初に大統領になった私は「こんな予算通るわけ無いよな」と思いながら、空軍司令官と海軍提督以外の3人に2,2,3MPの予算を宣言しました。私の手元には6,7MPぐらいが残っています(えらく援助金が少なかった)。でも何故かその予算が通ってしまいます。これに味をしめた私はこんな予算編成を3ターンも続け、毎ターン銀行に行ってこつこつ貯金していました。
 3ターンに渡って干されていた海軍提督が大統領の不信任案を提出します。流石にこの法案は通って私は大統領を解任されるのでした。
 新大統領は私を見習ったかのような予算編成でした。私と違うのは暗殺を恐れて銀行に行かなかったことです。私は次のターンに暗殺カードで大統領を暗殺し、彼の2ターン分の収入を丸ごとスイス銀行に預金しました。
 こんな感じだったので、私は楽勝と思っていたのですが、前半の援助金に比べて後半の援助金がやたら多かったようで、終わってみれば2位でした。
 クーデターは一度も起こってなかったような、、、。

 ファランクスゲームの新作ネロをプレイしました。4人プレイです。
 ローマ皇帝になることが目的のゲームです。ドイツ製のゲームらしい、素晴らしいコンポーネントのゲームです。ドイツゲームですが、ファミリーゲームよりはシミュレーション寄りのゲームです。シミュレーションゲームではないですけどね。
 基本システムは毎ターン10枚配られるカードを移動、戦闘、イベントの何れかに使用するもので、同じメーカーのワーテルローと同じです。ゲームスケールなどが異なるので移動ルール等は違いますが、カードプレイでゲームを進めるという点では同じです。
 勝敗はVP制で、各ターンに得たVPを合計して4ターンのゲーム終了時に最も多いプレイヤーの勝ちです。VPは土地の占領からでも入りますが、ローマ皇帝を名乗ることによって多くのVPが入るので、皇帝にならなければいけないゲームです。最初それに気付かずちまちまプレイしていたので、変なゲーム展開でした。
 プレイした印象は「よく練られた」ゲームです。ゲームバランスもいいし、ゲーム展開も破綻していません。しかし、私にはどこが面白いのかが分からないゲームでした。ワーテルローの時にも同様に思ったので、ファランクスゲームと私は相性が悪いのでしょう。
 ゲームは私が勝ちました。

 Nippon Railsはタイトル通り日本列島を舞台に線路をクレヨンで引いてカードで指定される目的地と荷物を運んでお金を稼ぐゲームです。
 鉄ちゃんには楽しいゲームなのでしょうが、鉄道属性のない私には合わないゲームでした。クレヨンでの線路引きも面倒だし、前日の寝不足もあって途中で代わってもらって抜けさせてもらいました。

 源平藤橘合戦絵巻はT島さんの作った日本版History of the worldです。
 このゲームは、いくつもバージョンアップを繰り返しただけに完成度の高い好ゲームになっています。
 第6エポックに後北条、最終エポックに豊臣をプレイした私が、最終ターンの高得点エリアである、関東と近畿を完全制覇して快勝しました。

 競争試作をプレイしました。
 最初のプレイでは、一度も敵機に勝てずにストレートでの敗戦となりました。
 これはあんまりだと再プレイしますが、やっぱり敗戦となりました。
 しかし、これは当たり前で、重要なルールを忘れてました。手札を配った後、入らない手札を山札と交換できるルールをすっかり忘れていました。そりゃろくな戦闘機が設計できないはずですわ(笑)。

 ミッドナイトパーティをプレイしました。
 みなさんヒューゴー君が大好きで、ヒューゴー君の目を出す出す。3ラウンド全てでヒューゴー君は1周ずつしかしていません。そのためか、ターカヌさんが前人未踏のマイナス44を叩き出したのでした(笑)。

 その他は良く覚えていません。
 

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