2007年1月14日 TSS例会

 当日の参加者は11名。
 プレイされたゲームは、ウクライナ44(コマンド)、サードワールドウォー(GDW)、第1次世界大戦(コマンド)、カデシュの戦い(コマンド)等です。

 ウクライナ44はK全さんとY口さんがプレイしていました。
 
 サードワールドウォーはD井さんとT島さんがバルカン戦線をプレイしていました。

 カデシュの戦いはS山さんとK全さんのプレイで、ルール習熟のための練習プレイだったようです。

 第1次世界大戦をK藤2号さんとプレイしました。
 私が中欧軍です。
第1ターン
 独軍7個軍の奇襲攻撃により仏軍6個軍が壊滅します。
 ベルギー、セルビアも降伏し、中欧軍の攻撃は順調です。
 英仏軍は仏白国境に塹壕を構築し、戦線の崩壊した南部には、英仏のスタックで戦線を構築します。
 東部戦線では、独軍はケーニヒスベルグを、墺軍はレンベルグ、ブシェミスルを放棄して戦線を短縮します。
 露軍は墺軍を攻撃し、1個軍を壊滅させますが、1個軍は後退させるだけで失敗します。
第2ターン
 独軍は西部戦線で攻勢を継続します。仏軍南端のスタックを4個軍で攻撃します。この攻撃に成功すれば仏軍2個軍壊滅に加えて、戦闘後前進により英軍2個軍を包囲できるはずでした。しかし、攻撃結果はDとなり、失敗します。
 この失敗により西部戦線での進撃は止まり、長い膠着状態に陥ることとなります。
第3ターン
 独軍は西部戦線全線に渡って塹壕を構築し、第2線を構築して戦闘後前進による包囲も防止します。ただし、前線には未だ非活性化状態の軍も多く、万全の防御ではありません。
 東部戦線に中欧軍の主力が集結されます。
 英仏軍に加え、露軍も防御態勢に移行します。
第4ターン
 露軍の防御ラインは墺軍に対しては、隙間無く軍を並べた1線防御、独軍に対しては、スタックによる拠点防御でした。
 独軍は戦力を集中しての一点突破を狙います。4個軍を投入した大作戦でした。成功すれば、露軍2個軍を壊滅させ、2個軍を包囲して露軍戦線を崩壊させることができるはずでした。しかし、攻撃結果はDとなり、失敗します。
第5ターン
 独軍の東部戦線での攻勢は継続しています。5個軍による攻撃は成功し、露軍2個軍を壊滅させますが、ただ、それだけです。
 英仏軍は西部戦線での戦線整理を終え、仏軍2個軍を伊戦線に送ります。
 露軍も東部戦線での戦線整理を行い、未だ崩れる気配もありません。
第6ターン
 独軍の東部戦線での攻撃はようやく報われます。
 グロドノ東方の露軍2個軍が独軍5個軍の攻撃で壊滅し、ブレストリトフスク東方の2個軍が包囲されたのです。露軍はミンスク前面まで後退してなんとか戦線を繕います。
 露軍の危機に、英仏軍の反撃が開始されました。独軍の戦線突出部2カ所に対しての攻撃です。非活性化ユニット1個だけが守る塹壕を蹂躙し、英仏軍の攻撃は完全な成功となりました。
 伊戦線でも仏軍2個軍の攻撃が行われますが、これは無謀で、仏軍は撃退されました。
 ルーマニアの参戦間近ということで独軍、墺軍各1個軍がブルガリアに派遣されます。
第7ターン
 東部戦線が崩壊します。独軍はミンスクに入城し、露軍で生き残ったのは4個軍のみとなります。
 当然、露軍は民生転用を停止し、革命の炎に滅んで行きました。
 西部戦線では突撃兵が登場し、塹壕の守りを固めます。それを恐れてか、英仏軍の攻撃はありませんでした。
 バルカン戦線ではルーマニアが協商側に立って参戦し、これあることを見越していた独墺軍に首都ブカレストを攻撃されます。ところがブルガリア軍の戦力を当てにしていたところ、共同攻撃を断られ独墺軍単独の攻撃となってしまいます。その結果は最悪でした。独墺各1個軍が壊滅したのです。
第8ターン
 独露国境に独軍4個軍を拘置して東部戦線の戦力を各地に転用します。
 墺軍主力を伊戦線に、独軍は西部戦線と、そしてバルカン戦線へ。
 西部戦線の英仏軍は独軍の最後の攻勢に備えて守りを固めます。
 バルカン戦線へ英仏各1個軍が送り込まれ、アルバニアに展開します。
第9ターン
 僅差ながら勝利得点で上回っていたため、独軍はカイザー攻勢は発動しませんでした。
 そのため、主戦場はバルカン戦線となります。
 アルバニアの英仏軍に備えて戦線を構築し、ブカレスト攻略作戦を発動します。
 先の戦訓に鑑みて、独軍2個軍で持って行われた攻撃は、まさかの敗北を喫し、撃退されてしまったのでした。こんなことなら、突撃兵を連れてくるんだった、、、。

 ここまでで、時間切れとなりました。独軍の西部戦線はガタガタなので、協商軍の勝利に終わっただろうと思います。
 しかし、このゲーム、攻撃を絞らなければならないので、数少ない攻撃のダイスで最悪の目が連続すると、精神的なダメージが大きいです。
 それでも、何となく史実に近い展開になっていたのが不思議でした。

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