2007年1月6日 TSS例会

 新年最初の例会です。
 参加者は9名。私は2時で帰宅したので、その後何人か来ていただろうと思います。例会後新年会だしね。
 プレイされたゲームは、第1次世界大戦(コマンド)、Clash of Giant II (GMT)、サードワールドウォー(GDW)等です。

 Clash of Giant IIは第1次世界大戦の作戦級ゲームです。1914年のガリシアがプレイされていました。
 K全ロシア軍とK藤2号オーストリア軍のプレイです。詳細は不明です。

 サードワールドウォーはD井さんとT島さんがプレイしていました。
 今度はバルカン戦線がプレイされていました。
 このゲームは手間がかかるので、こういった支戦線のプレイが面白いようです。

 第1次世界大戦をプレイしました。
 Y口さんが中欧軍、私が協商軍、どちらも初プレイです。
第1ターン
 ドイツ軍はシュリーフェンプランを実行し、ベルギーを降伏させますが、フランス軍は1ユニット除去のみです。
 東部ではケーニヒスベルグとダンツィヒを活性化させ、死守の構えです。
 オーストリア軍はレンベルグ、ブシェミスルを放棄して後退します。バルカン方面では、セルビアを攻撃、ベオグラードを占領してあっさり降伏させます。
 ベルギーにしろ、セルビアにしろ、史実で粘った小国が実にあっさり降伏してしまうのが不思議です。
 フランス軍はユニットの動員はせず、全ポイントを活性化に使用します。と言っても攻撃をするわけではありませんが。独仏国境に塹壕線を構築し、ヴェルダン要塞も塹壕で補強します。イギリス軍は仏白国境に展開します。
 ロシア軍はポーランド付近の5ユニットを活性化するとブレスラウに向けて進撃し、ドイツ軍1ユニットを撃滅します。

第2ターン
 ブレスラウまで2ヘクスと迫られたドイツ軍は慌ててブレスラウとベルリンにユニットを動員します。戦略移動でベルリンのユニットをブレスラウへ送り非活性化状態ながら2ユニットを配置して守りを固めます。
 また、ケーニヒスベルグを放棄してボーゼン要塞へ部隊を移動します。
 オーストリア軍はロシア軍の浸透を恐れて1ヘクス戦線を下げます。また、セルビア攻略を終えた部隊は1ユニットはイタリア戦線へ転戦し、もう1ユニットはベオグラードに残留します。
 ロシア軍はまた5ユニットを活性化。第3ターンまでは全て活性化にポイントを使用する方針です。戦線を維持しつつ浸透を狙って前進します。
 西部戦線では英2ユニット、仏1ユニットを動員し、前線を固めます。早くも膠着状態に入った感があります。実際、このターン、一切戦闘が発生しませんでした。

第3ターン
 ブレスラウ前面でドイツ軍が攻撃を行い、ロシア軍1ユニットを除去します。
 オーストリア軍はユニットが足りず接敵されるとどうしても浸透されてしまうので、更に1ヘクス後退せざるを得ません。ただクラクフは動員都市なので2ユニットをスタックさせ、死守の構えです。しかし、そのためにロシア軍に浸透包囲されてしまいます。これは投了ものだと中欧軍プレイヤーが言うので、取りあえず置き直しを認め、無かったことにします。
 ロシア軍はマップ上の全てのユニットを活性化させ、更に2ユニットを動員します。
 西部戦線ではフランス軍が反撃に出ます。ヴェルダン要塞からメッツ南方のドイツ軍を攻撃します。非活性化状態なので、3対1が立ちました。成功すれば戦闘後前進でスイス国境のドイツ軍1ユニットを包囲下に置けます。しかし、ドイツ軍の死守が成功して戦線は動きません。塹壕はやっぱり強い。

第4ターン
 東部戦線でドイツ軍、オーストリア軍の共同攻撃が行われクラクフ北西のロシア軍1ユニットが除去され、その先の1ユニットが包囲されます。遅ればせながらのタンネンベルグと言ったところでしょうか。
 イタリアが参戦したので、オーストリア軍は早速攻撃に出ます。ヴェネチアを占領しますが、そこにいたイタリア軍は逃げてしまいました。
 イタリア軍は1ユニットを動員し、英仏から1ユニットずつの援軍を得て戦線を安定させようとします。
 英仏は戦線も安定し、兵力の動員と蓄積を続けています。
 そして東部戦線。クラクフでの攻撃で疲弊したオーストリア軍にロシア軍が反撃を行います。戦闘後前進していたユニットを撃滅し、更にクラクフの南に浸透していたロシア軍とでクラクフのオーストリア軍2ユニットを包囲下に置きます。戦闘で消耗していたのでこの2ユニットは除去され、中欧軍プレイヤーは投了してしまいました。

 初プレイと言うことで勝手が分からず、中欧軍プレイヤーは苦戦していました。私も初プレイではありますが、前回の例会で観戦はしていたので、それなりの勘所は掴んでいたので、その差が出ました。
 このゲームはルールは簡単ですが、プレイは難しいです。作戦よりも経済の方が気になり、「ココに兵力を集結して、こいつを攻撃すれば撃破は簡単だけど、そのための出費がこれだけで、敵の損害はあれだけで、、、良くてトントン?、、、攻撃できんなぁ」と言った感じで攻撃を躊躇する場面が多く、実際4ターンのプレイで攻撃回数は両軍合わせても8回ぐらいでした。
 ちょっと地味だけど、結構面白いゲームです。

 この後、Y口さんはI藤さんともう一戦プレイを始めていました。

ホームへ戻る