2006年11月4日 TSS例会

 当日の参加者は11名。
 プレイされたゲームは、イエナ・アウエルシュタット(HJ)、長元記(同人)、フィールドマーシャル(コマンド)、織田軍記?(同人)、スターリングラード攻略(HJ)、80日間世界一周等です。

 イエナ・アウエルシュタットはタクテクス誌の付録となったNAWシステムのゲームです。
 フランス軍をY口さん、プロイセン軍をMねさんでプレイされていました。
 主戦線では仏軍が普軍を士気崩壊に追い込んでいましたが、ダブーが敗れたため引き分けになったそうです。

 長元記は戦国群雄伝システムで四国マップを自作したゲームです。
 プレイされたのは、豊臣の四国侵攻。圧倒的な豊臣の大軍に長宗我部勢が蹂躙されるシナリオです。
 N南さんとKさんがプレイしていました。

 織田軍記、、、だったかな?は太平記システムで信長の尾張統一をテーマとしたゲームです。
 K藤2号さんとK君がプレイしていました。
 K君の信長が尾張を統一していたようです。

 スターリングラード攻略はD井さんとK全さんがプレイしていました。
 二重陣地で周囲を完全に固めて要塞化されたママエフ墓地にK全独軍が突撃を繰り返していました。その結果ママエフが陥落したときには、独軍は力尽きていました。

 80日間世界一周はドイツゲームです。経過日数を記した乗り物カードを使用して都市間を移動して世界を一周するゲームです。
 今回のゲームは5人プレイでした。Y口さん、K君、T島さん、Mねさん、私です。
 序盤、気球を多用し、小さい目を出しまくったY口さんが圧倒的な短期間で都市を周り、わずか61日で世界一周を果たしました。
 2位のK君は70日。私は71日で3位でした。残る2人は80日のタイムリミットを越えていました。

 フィールドマーシャルをT島さんとプレイしました。
 私がブラウシュタッド、T島さんがレッドマルクです。
 ブラウシュタッドは南方戦線重視で第2装甲軍を南方に投入します。それに対抗してレッドマルクは南方戦線に最強の第1打撃軍を投入しました。
 北方戦線ではブラウシュタッドはレッドマルクの首都を直撃すべく、最北端のチェルニーに最強の第1装甲軍を総司令官直率で配置します。レッドマルクは戦況を見定めようとしてか、総司令官は首都にて待機しています。
 ブラウシュタッドは奇襲開戦を目論んでいました。レッドマルク首都ブロンクテイン近傍への開戦と同時の奇襲上陸作戦を実行します。しかし、レッドマルクはブラウシュタッドの侵攻を察知していました。上陸海岸の守備隊は増強されており、最前線ではブラックマン河に防衛線を展開していました。
 そのため、奇襲上陸部隊は半数の2個師団を上陸戦闘で失い、内陸に侵攻する戦力を失ってしまいます。地上侵攻部隊も渡河に手間取ります。
 ブラウシュタッドの宣戦布告に対して、レッドマルクとブラック共和国が共同してブラウシュタッドに宣戦を布告します。
 レッドマルク軍は弱体なブラウシュタッド第4軍に対して大攻勢を発動します。第4軍は全くレッドマルク軍の反撃を警戒しておらず、国境の鉄橋を奪われ、快速部隊にルグマイル、ヒュルゲルを蹂躙されてしまいます。第4軍主力はルグマイル南西のブラックマン河屈曲部に孤立してしまいます。
 北方ではレッドマルク軍はブラック共和国北方国境を固めます。
 ブラック共和国の5都市と南方で2都市を占領したレッドマルクは勝利条件を一時的に達成します。ブラウシュタッド軍は最低2都市を奪還する必要があります。
 この危機に上層部は虎の子の空軍の投入を決定します。ルグマイル、ヒュルゲルの奪還作戦は空軍の支援もあって大成功を収めます。
 更に、第1装甲軍はレッドマルクへの侵攻からブラック共和国侵攻に方針を変更します。総司令官直率の装甲軍団を南方のケメロボ攻略に差し向け、歩兵部隊を主力とした戦力で北方のブラック共和国国境を守るレッドマルク軍を攻撃します。
 北方は戦線を突破し、前線部隊の包囲には成功しますが、激しい抵抗にあって掃討し切れません。しかし南方はケメロボを占領し、更にブラック共和国首都ベルティカに突入します。
 南方戦線でも動きがありました。レッドマルク劣勢との報に北方軍集団からレッドマルク軍2個歩兵師団が南方へと転戦していきます。
 レッドマルク軍は全戦線で反撃に出ます。戦いは反撃に反撃で応じる壮絶な叩き合いとなっています。レッドマルク北方軍集団総司令官もついに首都を離れ、ヌメロビア周辺で陣頭指揮を取ります。ブラウシュタッド軍が攻撃のために戦線が乱れていたこともあり、レッドマルク軍の攻撃は大戦果を挙げます。
 南方戦線でも戦況は混乱を極め、今度はブラウシュタッド軍が崩壊の危機に陥り、ブラウシュタッド第4軍から4個師団を送らざるを得なくなります。これにより第4軍は攻撃能力を失ってしまいます。
 しかし、北方でブラウシュタッド軍は大戦果を挙げます。レッドマルク軍北方軍集団総司令官、T島元帥を捕虜としたのです。戦線後方に単独でいた元帥の司令部でしたが、戦線にほころびがあり、そこを突かれたのです。
 ブラック共和国の過半の都市を占領していたブラウシュタッドはこれで、勝利条件を達成し、勝利しました。
 戦況はレッドマルク優勢でしたので、T島さんのぽかミスで勝利を譲られた形でした。
 なかなか面白いゲームでした。

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