2006年6月25日(日) TSS例会

 当日の参加者は13名。
 プレイされたゲームはTwilight Struggle(GMT)、第3帝国(AH)、大戦略南北戦争(VG)、パワーベースボール(エポック)、スターリングラード強襲(GJ)等です。

 Twilight StruggleはIさんとY口さんのプレイが第1戦。これはIさんのUSが圧勝して終わりました。
 第2戦はIさんとS藤さん。S藤さんの都合で途中終了していたようです。
 第3戦はIさんとY口さんが再戦していたようです。

 第3帝国は前回の例会で味をしめた通称「補給切れ」さんがT島さんとプレイしていました。

 大戦略南北戦争はD井さんとK藤2号さんがプレイしていました。
 K藤2号さんの南軍は会戦では勝ちまくったそうですが、北軍の補充力が損害を上回っていてD井さんは負けた気がしなかったそうです。

 パワーベースボールはTSSリーグ公式戦です。
 N重さんとT之内さんの試合が行われていました。

 スターリングラード強襲をS山さんとプレイしました。
 S山さんがソ連軍。私が独軍です。S山さんは2度目、私は初プレイで、ルール説明を受けてのぶっつけプレイです。
 第1ターン、独軍は重砲支援をママエフ墓地に撃ち込みます。しかし測距がまるでなってなく、慌てて、着弾修正するも大した損害を与えることができません(ダイス目3、、、)。気を取り直してもう一発重砲支援をママエフ墓地へ叩き込みます。これは見事にママエフの陣地を吹き飛ばしますが、そこは単なるダミー陣地で、ソ連兵の大半は反斜面の陣地に移動した後でした。移動を指示した指揮官は今もママエフ墓地に英雄として銅像が建っているそうです(ダイス12を振るも赤軍英雄で振り直し、結果は4、、、涙がちょちょギレました)。
 その後も重砲は大した役に立たず独軍苦戦の一因となります。
 しかし、その穴を埋めるかのように空軍が奮戦したため、なんとか第1ターンにママエフ墓地を占領することに成功します。
 独軍は浸透戦術を多用し、赤軍の機動と退路を妨害します。独軍はこれを徹底し、第2ターンにはマップ上のほぼ全てのエリアに浸透し、事実上赤軍は機動の自由を失います。
 第3ターンには、第二停車場を占領します。
 退路を塞がれ、赤軍の損害も多いものの、独軍は浸透部隊の損耗が激しく、移動力の関係で浸透部隊はその大半が機械化部隊だったこともあり、第3ターン終了時の撤退が終わると、独軍の機械化部隊はほとんど残りませんでした。更に、残存機械化部隊も広く分散してしまっているためまとまった打撃兵力とは成り得ない状況です。これにより、蹂躙攻撃カードはカスカードと化します。
 第4ターン、第1停車場の占領に成功します。
 独軍はかなりダイス運に恵まれていました。12の目も結構頻発していましたし、10以上の目が3回ぐらい続いたことも何度かあります。赤軍は退路を塞がれていたこともあり、大損害を出していました。しかし、赤軍の防御射撃や地雷で独軍も大損害を出していました。蹂躙攻撃で大火力を集めての攻撃後、まとまって敵エリアに突入していたからです。このゲーム、敵陣には小兵力ずつ逐次侵入するようにしないといけません。
 第5ターン、孤立した穀物サイロ攻略を目指しますが、いつものように重砲が奮わず、期待の空軍も高射砲で撃退されて掃討しきれませんでした。兵力も消耗し尽くしており、後1ターンで3カ所の占領は不可能なので、投了しました。
 プレイバランスは独軍が非常に苦しいです。多分、両軍のプレイヤーがやり込んでいるという前提での勝利条件設定なのでしょうが、それでは未熟な独軍が勝つ可能性はほぼゼロです。初プレイの独軍はゲーム終了時、勝利条件エリア4エリア占領で勝利とした方が良いと思います。プレイに慣れたら本来の勝利条件にするのが良いでしょう。その条件ならば、今回のプレイでも独軍に勝利の可能性はありましたし。

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