2006年1月15日(日)TSS例会

 2006年最初のTSS例会です。
 当日の参加者は12名。
 プレイされたゲームは、オンスロート(コマンド)、パワーベースボール(エポック)、戦国時代(同人)等です。

 オンスロートはT之内さんとY口さんがプレイしていました。
 T之内独軍がY口連合軍のミスを突いて戦線遥か後方に再編成部隊を湧かせて連合軍を慌てさせていました。

 パワーベースボールはTSSリーグの優勝決定戦となりました。
 N川監督率いるロッテがN重監督のタイガースを破って優勝したそうです。

 戦国時代は私の新作です。
 島津、毛利、織田、武田、上杉、北条の登場する戦国マルチゲームです。
 プレイヤーはそれらの大名をプレイするのではなく、朝廷や公家、足利将軍として大名を操り、自分の息のかかった大名に天下を取らせることを目指すゲームです。
 D井朝廷、K藤2号公家、S藤将軍、T井上人の4人プレイです。
 各プレイヤーは自分が黒幕であることを忘れ、それぞれ思い入れのある大名の支配権を得ると、ひたすらその大名の勢力拡大を目指す展開となりました。
 K藤2号さんが織田、S藤さんが武田、T井さんが上杉です。D井さんは思い入れのある大名がいないのか冷静なプレイでした。
 織田は京に近いため天下に最も近いところにいました。しかし、長良川の合戦で、武田上杉同盟軍に4倍の戦力を打ち破られて衰退します。それでも毛利相手の石山合戦ではかろうじて勝利を拾いますが、直後の一向一揆で近畿を失い天下布武は夢と消えます。
 武田は初期国力の低さをものともせず信濃、東海道に勢力を広げますが、結局は頭打ちとなります。
 上杉はT井上人の支援のもと、一向宗信徒と協力し、北陸、東北を制圧していきます。
 これら大名の表の活躍の裏で暗闘が行われていました。その結果、織田の支配権はK藤2号さんからS藤さんを経てT井さんへ移りました。
 上杉の支配権もT井さんとD井さんの間で激しい取り合いとなり、最終的にD井さんの支配するところとなります。
 最終的に天下を統一したのは、上杉でした。上杉が天下統一を果たした時点で3つの大名を支配下においていたD井朝廷が圧勝しました。
 プレイタイムは説明込みで3時間ほど。ただ、他の戦国ゲームとは大分毛色が違うので理解するのに時間がかかりそうでした。実際今回のプレイヤーも自分の大名を決めてプレイしていたようなところがあり、そういう点で冷静だったD井さんが勝利したのは当然だったような気がします。
 今回のプレイで煩雑だったところがあるので、その点を改良して完成ですね。
 天皇が「暇だなぁ、誰か謀反人にするか」と毛利や上杉に対して追討令を発したり、上杉が切支丹大名になって、謙信が教会にお籠りしたり、時間切れで天下を統一する大名が現れなかった場合には日本は西欧列強の植民地となり、大司教プレイヤーが勝利するというような笑えるバカゲーです。

ホームへ戻る