2005年6月11日(土)TSS例会報告

 当日の参加者は8名。
 プレイされたゲームはシエラマドレ、拉致った(同人)、1941、エスコートフリート(アドテクノス)、Paths of Glory(GMT)、本能寺への道(GJ)、信長包囲戦(GJ)等です。

 シエラマドレはD井さんとS枝さんがプレイしようとして、ルールの読み合わせの段階で挫折していました。

 その後、私が入って拉致ったをプレイしました。
 サクラ会の方の制作された同人ゲームです。某国に拉致した人口の数を競うバカゲーです。
 死人も勝利得点に数えると言う、正に「良い国民は(拉致されることない)死んだ国民だ」と言うゲームで、これはあんまりだと言うS枝さんの主張で2ターンで終了となりました。
 ルールを読みながらのプレイでしたので、間違っているかもしれません。

 1941は20世紀の鉄道ゲーム19XXシリーズの1作で、ロシアを舞台とした、、、と言うのは冗談ですが、そのぐらい鉄道がマップ上で目立つゲームです。
 ルールは戦闘システム以外はほぼロシアンキャンペーンと同じでユニットのレーティングとかもよく似ています。戦闘システムは戦闘力分ダイスを振り6が出た数がヒットになる6出ろシステムでした。
 K藤2号さんのインストでKさんとT島さんがプレイしていました。
 T島さんがロシア軍のセットアップをしていたのですが、最初の配置が終わったときに、装甲部隊はZOC to ZOCの移動が可能と聞いて、それは話が違うと前線のヘクスにユニットを敷き詰めます。このゲームは二次移動もあるため第2線も必要なため、ユニットが足りないと悩んでいました。そこへ、第1ターンは第2フェイズはないと聞いて、なぁーんだと最前線にスタックを敷き詰める一線防御を行い、「これがベストセットアップ」と豪語していました。
 ゲーム展開は外見とは裏腹に割にまともで、9月の時点で北はレニングラードに隣接し、中央はスモレンスクを占領してモスクワまで2へクス、南はロストフ前面にまで進撃していました。
 ところが、10月の泥濘期に突然、ソ連軍が反攻作戦を開始して壊滅していました。そのため11月にタイフーン作戦が発動され、モスクワが陥落していました。

 エスコートフリートはアドテクノスのレッドサンブラッククロスのエキスパンションゲームです。これを使うとゲームは海軍が主役になると持ち主でフルプレイを何回か最後までプレイしたというD井さんが言っていました。
 D井さんとK君がプレイしていました。

 Paths of GloryはY口さんがS枝さんが来ているのを見た途端に鞄から出してセットアップを始めていました。2人とも嬉々としてプレイしていました。正に猿状態です。

 本能寺への道をプレイしました。
 K君(徳川)、K藤2号さん(柴田)、D井さん(羽柴)、私(明智)の4人プレイです。
 第1ターンにいきなり家康が秀吉に「デブで足が臭い」とか讒言されて、出入り禁止されて、陳情できなくなっていました。
 第2ターンにはその秀吉が光秀に「猿は臭くて汚い」と讒言されて、やっぱり出入り禁止にされて陳情できなくなっていました。
 このターン、秀吉が毛利の大軍に討ち取られて脱落してしまいました。
 初プレイでしたので、練習プレイだったと言うことで仕切直しとしました。
 首謀者武将が2/3の確率で討ち取られるのは酷いということで、首謀者武将は5,6のみ討ち取りということでプレイしました。

 第1ターン、やっぱり秀吉が「家康はハゲのすけこまし」と讒言して陳情できなくしていました。
 家康は遠駿、勝家は飛騨、光秀は丹後に進撃します。
 前回滅ぼされた秀吉は慎重で、このターン、本拠地から動きませんでした。その代わり謙信を信濃に進撃させ、家康に圧力をかけます。
 第2ターン、家康は丹羽長秀を陥れて裏切らせ、成敗と称して尾張を占領します。 謙信怖い、後背地が欲しいというのが動機でした。その期待に応えて謙信は三河を蹂躙します。
 秀吉は海に乗り出し、瀬戸内を制し、更に四国に上陸していました。これができるのは基本的に秀吉だけで羨ましい限りです。
 第3ターン、謙信不在の上杉領を勝家は切り取りほうだいです。
 他の3人はひたすら戦力の蓄積です。それぞれ理由は違いますが。家康は謙信怖いと、秀吉は対毛利のために、光秀は次ターンでの本能寺襲撃のためです。
 第4ターン、このターン中に信長が死んでいないと、全員敗北の可能性があります。
 越前にいる勝家、瀬戸内の秀吉は本能寺に届きません。
 家康はこのターンに謙信に攻められてしまいます。謙信5戦力、家康10戦力です。結果は家康は戦力を半減させ、謙信は1戦力を失っただけでした。
 このため、信長を討つことができるのは光秀一人でした。勝家の協力(信長直率の兵を信忠に2つ移した)のもと光秀は信長を討ちます。
 ここでゲームが終了していれば光秀の勝利でしたが、そうはなりませんでした。
 第5ターンには勝家は信濃に勢力を伸ばし、勝利得点5とします。
 家康はついに謙信を討ち取ることに成功しますが、またも戦力を半減されて身動きができません。
 秀吉は光秀本拠の丹波を占領し、勝利得点を6とします。
 他の3人の主力が行動を終えたので、光秀がやっと動けるようになりました。現在の光秀の得点は4に過ぎません。勝利のためには秀吉から1エリアを奪う必要があります。それが可能な場所は丹波のみ。しかし、そこには秀吉の主力があります。光秀は奇襲カードを使用して合戦は優勢に進め、秀吉軍を散々に破りますが、駆逐するところまでは行かず、支配権を奪えません。
 このターンでゲームは終了し、秀吉の勝利となりました。
 短時間で終わるし、悪いゲームではないのですが、なんだかドイツ製の陣取りゲームをプレイしている気分で、私の好みではありませんでした。

 信長包囲戦がK君とK藤2号さんでプレイしていました。

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