2004年6月12日(土)のTSS例会の報告です。

 当日の参加者は10名。土曜日としては盛況でした。
 プレイされたゲームは、ANZIO(AH)、アレキサンダー(AH)、バルバロッサtoベルリン(GMT)、神々の黄昏、ハリコフ攻防戦(エポック/コマンド)等です。

 ANZIOはK全さんとS枝さんがプレイしていました。

 アレキサンダーはガウガメラ会戦のゲームです。
 T島さんとS枝さんがプレイしていましたが、 独特のシステムが面白いのだけれど面倒と言って4ターンほどでやめていました。

 バルバロッサtoベルリンはSOLGERからのお客さんとT島さんのプレイでした。
 独軍をプレイしたT島さんが1年目にモスクワを占領したりして、お客さんをいぢめていました。

 神々の黄昏は山崎さんデザインのベルリン戦ゲームです。
 突発的にベルリン戦ゲームがやりたいと言ってK藤2号さんがD井さんとプレイしていました。

 ハリコフ攻防戦はY口さんと私がプレイしました。
 作戦級ゲームをプレイするのなんて何年か振りです。
 私がソ連軍、Y口さんが独軍です。
 ソ連軍は南方に主力を集中、ハリコフ方面には申し訳程度の部隊を派遣します。
 しかし、第1親衛赤軍の戦車軍団をスラビヤンスクの渡河点に向かわせたため、第1ターンにドネツ川を渡河しなかったのが失敗で、独軍のセットアップ部隊を全て取り逃がしてしまいます。そのため、第1,第2ターンには一度も戦闘が発生しませんでした。
 第3ターンにはソ連軍がスラビヤンスク付近でドネツ川を渡河、南方でも独軍の戦線全線に渡って総攻撃を開始します。戦果は装甲1個連隊のみ、後は撃退ばかりです。2対1攻撃を2カ所で2を出して失敗したりとぱっとしません。その上、そのターンの反撃で2個戦車軍団を撃滅されてしまいます。
 第4ターン、第5ターンとスラビヤンスク周辺で殴り合いが続きます。南方では戦線を平押しで進撃しますが、独軍の戦線は崩れません。
 第6ターン。
 南方ではようやく鉄道支線の切断に成功。
 ハリコフを占領したソ連軍でしたが、独軍のSS装甲師団が接近するとあっさりハリコフを放棄して撤退してしまいます。ソ連軍のハリコフ方面の戦力は一線の戦線を張るにも事欠く有様で、無理して守っても損害が増えるだけでしたから。戦線を維持するだけでも独軍の戦力を引きつけることができるので良しとしました。
 しかし、ここに至っても南方での進撃も独軍に与えた損害も少なく勝利得点でソ連軍が勝利するのは無理だと思われました。まぁ、戦線が崩壊しなければ良いぐらいのつもりでプレイを続けていました。
 第7ターンのソ連軍の攻撃は正面攻撃で装甲を含む5ユニットを撃滅し、大戦果でした。しかし、独軍主力に対しては攻勢に出るだけの戦力がなく、防御に回ります。そのため、続く独軍の攻撃はすさまじく、ソ連軍の5戦力、4戦力の主力部隊が軒並み撃滅、または包囲、または撃退され、壊滅状態となります。
 最終第8ターン。ソ連軍は包囲された部隊を要に独軍4ユニットを包囲する大作戦を敢行します。包囲された部隊が1対1攻撃で独軍戦線後方への浸透に成功します。しかし、肝心の包囲部隊攻撃に投入できる兵力が足りず、2対1攻撃しか立ちません。そのため、メインの攻撃が失敗してしまうのでした。
 最終ターンソ連軍の攻撃が終了した時点で勝利得点を計算すると、丁度イーブンでした。独軍は自軍の攻撃で必ず得点できる状況でしたので、独軍勝利でゲームを終了しました。
 なんとか最終ターンまで戦線を崩壊させずにいたのでまぁ良かったです。


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