2004年4月25日(日)のTSS例会の報告です。

 当日の参加者は12名ぐらい。
 プレイされたゲームは、Turning the Table(コマンド)、激闘!マンシュタイン軍集団(GJ)、パワーベースボール(エポック)、帝国主義(同人)、中原の征服者(富士見)等です。

 Turning the TableはK俣さんとK藤2号さんがプレイしていました。
 K藤2号赤軍は戦術チットの引きとダイス目の悪さで独軍の戦線を攻めあぐねていたようです。
 1ターンに2時間ほどかかっていたので今日中には終わらないと思っていたのですが、3時頃には片づけていました。

 激闘!マンシュタイン軍集団はいつものように、D井赤軍が独軍を蹂躙していました。蹂躙されていたのは、Y口さんです。

 パワーベースボールはTSSリーグ第10期公式戦です。

 帝国主義は欧州外交戦を世界地図に拡張したゲームです。
 Y口さん(フランス)、T島さん(イギリス)、O鋸さん(ロシア)、D井さん(ドイツ)、私(日本)の5人プレイです。
 大英帝国絶頂期の19世紀末から20世紀初頭の植民地戦争をテーマとしたゲームで、イギリスがセットアップ時点で大きな勢力を誇っているゲームです。その分、勝利条件を厳しくしてバランスを取ろうとしていますが、なにぶん初プレイなので、それがうまく機能したかはよく分かりません。
 日本とアメリカは新興列強ということでセットアップ勢力は非常に小さく、不利なので、勝利条件ではいろいろ優遇してはありますが、やっぱりうまく機能したかはよく分かりません。
 今回のプレイでは、フランスが順調に勢力を伸ばし、イタリアを叩いて勝利得点を稼いで勝利していました。
 ロシアはイギリスを警戒して、インド侵攻を行ったりしていましたが、国力の差はいかんともしがたく、撃退されていました。
 ドイツは乾坤一擲のオーストリア侵攻作戦で大敗北を喫し、実に2個軍を失い、ついにその損害から立ち直れませんでした。
 イギリスはロシアの妨害を受けながらも、それをことごとく撃退して勢力を伸ばしていましたが、勝利得点のペナルティが大きく、フランスの後塵を拝しました。
 日本は朝鮮を併合後、清を侵略したかったのですが、侵攻カードが全く来なかったので、仕方なく、東南アジア方面に勢力を伸ばしました。勝利得点は全然手にできませんでした。
 今回は5人プレイということでアメリカがノンプレイヤーでのプレイでしたが、それがよくありませんでした。世界は広いので、どうしてもエリア数が多くなってしまい、5人プレイでは、中立エリアの分割前にゲームが終了してしまったのです。プレイヤー支配下のエリアの取り合いが楽しいゲームなので、今度は6人プレイをしてみたいものです。
 
 帝国主義が思いの外早くすんだので、中原の征服者をプレイしました。
 T之内さん、Y口さん、T島さん、私の4人です。
 このゲーム、コンポーネントがあまりにもチープなので、Y口さんがエルフェンランドの駒を持ってきてのプレイでした。コインも私の持っているポーカーチップで代用しました。
 今回は私は3ターンぐらいに勝利得点で抜け出し、独走態勢に入り、そのまま追撃を振り切って勝利しました。T之内さんは序盤からずっと最下位だったのですが、最終ターンに怒濤の追い上げ、スラム街の星となって僅か2点差の2位につけました。それまで2位だったY口さんは最終ターンの私の決戦に敗れて1点差でT之内さんの後塵を拝します。T島さんはとにかく戦闘に弱かったのが敗因でしょうか。
 コンポーネントを少し改良しただけで格段にプレイしやすくなりました。

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