2005年5月2日(滋賀合宿)

 H瀬さん、S藤さん、H川さん、私の4人プレイ。
 今回私が絶好調でした。ネルソン、バイエルン、ネヴァダ他2隻と最強の艦隊を建設します。
 次がH瀬さんで、コロラドを有し、強力です。
 S藤さんは数は多いものの、第4,第5世代戦艦はありません。
 H川さんはフッドの建造に挑戦するものの、私の妨害にあって失敗します。その結果戦艦は2隻しか保有していませんでした。しかしその2隻はテネシーと14インチ砲に換装したリヴァダヴィアと強力です。リヴァダヴィアは元々第1世代戦艦でしたが、改装カード4枚の大改装により第3世代戦艦とも正面切って戦える戦艦となっていました。
 世界大戦は私とH川さんの同盟軍とH瀬さんとS藤さんの連合軍との戦いとなります。
 この戦い、ネルソンが大活躍でした。練度マーカーを乗せた第5世代戦艦の威力です。連合軍最強のコロラドを無傷で撃破すると、金剛、扶桑、ニューメキシコと3隻を全て一撃轟沈の大活躍でした。とはいえ流石にそこで力尽きました。
 同盟艦隊は高速艦が多く、相手艦を選べる立場でしたが、火力と装甲に劣るためなかなか有利な組み合わせが作れず、じり貧となります。それにネルソンの活躍もあって3ラウンド目当たりで勝敗は見えていました。そこでH川艦隊が撤退してしまいます。フッド建造を邪魔された恨みからか、同盟軍に唆されたためか、いずれにせよテネシーとリヴァダヴィアは戦場を去ってしまいます。
 それに意気上がる同盟艦隊でしたが、劣勢は覆せず、全滅します。私はバイエルンとエリンの2隻が生き残り、H川さんと引き分けました。



1999年4月24日(TSS例会)

 このゲームは世界大戦が勃発するとそれまで作りためた戦艦で決戦を行うゲームです。
 その決戦のときの世界情勢は1強2弱1番外地となっていました。ちなみに番外地は私でした(笑)。勝利条件は決戦後に戦勝陣営で最も多くの戦艦を持っていることです。そのため、弱小戦艦ばかりとは言え、数は揃えていたため勝利条件上は私も他のプレイヤーに遜色はありませんでした。そして、世界大戦の陣営決めで1強対他の3プレイヤーとなり、流石に圧倒的な数的優勢を得た連合軍の勝利は動かしがたいものとなります。そこで私は考えました。「既に勝敗は決している。見据えるは戦後。戦艦をより多く残すためには決戦に戦艦を参加させなければよい。なにうちの戦艦は弱いからいてもいなくても戦局に影響は少なかろう。他のプレイヤーの艦隊だけで決戦には勝利できる。」というわけで、私は決戦には最弱の戦艦1隻だけを参加させることとしました。勿論、他のプレイヤーからは白い目でにらまれますが、私は気にしません(笑)。私の他の連合軍は全艦隊を出撃させています。決戦に負けてしまえばそれまでですから。そして第1ラウンドが終了し、連合軍は優勢に戦闘を進めます。そして連合軍の戦艦も何隻か沈みました。そこで私は参加させた戦艦を撤退させ決戦後の勝利を不動のものとします。ところが、「じゃあ俺も撤退する。もう勝利ないから」とI田さんが撤退してしまいます。これで連合軍の戦力は半減してしまい、勝ち目がなくなってしまいます。それで最後のプレイヤーも戦いを放棄してしまったのでした。こうして圧倒的な大兵力を誇った連合軍は瓦解してしまったのでした(笑)。

 この日はもう1プレイされました。その時には私は終始優勢で悪逆非道の限りを尽くして大艦隊を建造したのですが、5人中3人の恨みを買って最終決戦では袋叩きにされてしまいました(笑)。


1999年5月8日(TSS例会)

 第1ターンに技術進歩カードが出て、いきなり第二世代戦艦が建造される速いテンポのプレイとなりました。
 世界大戦勃発時には第五世代戦艦(このゲームの最終世代です)まで出そろい世界情勢は2強2弱体制でした。
 コロラド級、クィーンエリザベス級など優秀な戦艦を多数保有し、練度も最高と自他共に認める最強艦隊を建造していたS山さん。
 最強のネルソン級、装甲を強化し主砲を18インチ砲に換装したフッド(単装砲塔4基4門装備(爆))、主砲を15インチに換装し、装甲も強化した扶桑級という強力な戦艦を有するY口さん。以上が2強。
 長門級を有し、練度もそこそこながら数の少ないK籐2号さん、数は多いながらも、言うに足る戦艦はバイエルン級と辛うじて伊勢級程度、後は戦時急造の雑魚戦艦ばかりの私が2弱です(笑)。
 最終決戦はS山・風間枢軸対Y口・K籐2号連合の戦いとなりましたが、S山艦隊の驚異の命中率の前に連合軍のモラルは簡単に崩壊し、S山さんの勝利となりました(笑)。


1999年5月16日(TSS例会)

 建艦競争はK藤2号さん、F江さん、初プレイのS木さん、私の4人でプレイしました。
 S木さんが当初、国力カードを大量に引いて大国となりますが、他のプレイヤーから袋叩きにあって勢力を急速に減じていきます。
 私は国力カードに恵まれず、一山済んだ段階で1枚も引くことができず、弱小国となっていました。
 ゲームが進む内にS木さんとF江さんの間でイベントカードの応酬が行われ、反撃に反撃を重ねている内に仁義なき抗争へと発展していきます。互いにおまえは敵だと潰し合いを続けていました。
 その間にK藤2号さんが勢力を拡大、15inch砲搭載戦艦を3隻も揃え一大勢力となります。
 私はやはり国力カードに恵まれず、戦艦も全部で3隻建造するのがやっとでした。それでも改装に改装を重ねた戦艦群(人は違法改造戦艦と呼ぶ(笑))の実力はなかなかのものでした。特に主砲を15inch砲10門に換装したテネシーは機関も強化して速力23ノットを発揮する最強戦艦となっていました(このプレイでは、16inch砲搭載戦艦が登場する前に世界大戦が勃発しましたので)。

 遂に世界大戦に突入します。最強国となっていたK藤2号さんはF江さんを敵に指名、F江さんと敵対関係にあったS木さんは当然のようにK藤2号陣営に付きます。そうなると最弱国の私としては、大陣営に属してしまうと陣営の勝利はあっても私の個人的勝利はないので、逆転を狙ってF江陣営に参じました。
 最終決戦は両陣営合わせて20隻を越える戦艦が激突する大海戦となりました。 K藤2号・S木陣営はF江艦隊にその主力を差し向けます。最高の練度を誇ったF江艦隊でしたが、物量の前に劣勢は否めず、更に、S木艦隊の戦時急増の雑魚戦艦群が意外な活躍を見せ、多大な損害を相手に与えつつも最初に全滅します。私の艦隊はたった3隻でしたが、旧式戦艦のワイオミング、キングジョージ5世(13.5inch砲搭載の方、第2次大戦で活躍した戦艦ではない(笑))(両艦とも改装カードが複数付いており新造時の面影もない(笑))は意外な粘りを見せ、テネシーは最強戦艦の実力を見せつけておりました(最終的に3隻を撃沈していました)。
 しかし、数の差は結局縮まらず、最後に残ったテネシーは4隻の敵戦艦と戦う羽目となりました。テネシーは一撃でレヴェンジを轟沈させますが、自身もレヴェンジの最後の砲撃で弾薬庫を撃ち抜かれて轟沈してしまったのでした。
 最終的に誰にも相手にされず、最後まで生き残った戦時急増雑魚戦艦を2隻有していたS木さんが1隻しか最終決戦に生き残らなかったK藤2号さんを押さえて勝利しました。


1999年5月29日(名古屋ゲームフェスティバル)

 プレイヤーは私以外は全員初めてということで、今までのプレイとは大分違うプレイとなりました。紛争は頻発するのですが艦隊戦が全く起こらないという。結局世界大戦まで一度も戦艦が戦うことはありませんでした。それでも相当数の戦艦が沈んでいます。艦隊削減法案が猛威を振るいましたので。やはり平時に一番恐ろしいのは自国の議会だと言うことなのですね(笑)。
 世界大戦勃発時には、ネルソン級の建造に成功していた私が最も強力な艦隊を保有していました。それに次ぐのが、クィーンエリザベス級や、バイエルン級といった強力な15インチ砲戦艦を有するはに丸さんです。
 陣営組みの結果は私の陣営は私を含めてプレイヤー2名、戦艦9隻、はに丸さんの陣営はプレイヤー3名、戦艦12隻となりました。この陣営の組み方はまず、一番強力な艦隊を持っているプレイヤーが他のプレイヤー一人を「おまえが敵だ」と指名して、残りのプレイヤーがそれぞれどちらに付くかを決めると言うものです。
 今までのプレイの経験から質的優勢は結局、数の優勢を覆せないということになっており、この時点で既に勝利を諦めていたのですが、結果は私の陣営の大勝利でした。勝因は私のネルソンがはに丸さんの主力のクィーンエリザベスとバイエルンの2隻を相手取ってこれを共に轟沈させ、自身は小破にとどまったことと、私の同盟者の方の常識はずれのダイス運の良さでしょう。ネルソンの活躍もはに丸さんのひどいダイス運のおかげでしたが。
 初めてのプレイの方ばかりでしたが、さくさくと進んで最後は盛り上がった楽しいプレイでした。


1999年6月19日(TSS例会)

 私の「戦艦つくろう」の誘いに乗ったプレイヤーが6名。ということで7名プレイとあいなりました(笑)。流石に7名プレイだと展開が早い早い、おまけにみなさん好戦的で紛争を起こしまくるものですからあっという間に世界大戦に突入してしまいました。
 時の最新鋭戦艦は伊勢、テネシー、ネヴァダの3隻の14インチ砲搭載戦艦でした。14インチ砲戦艦は多数いるし、その後には15、16インチ砲戦艦が控えているというのに、、、。まぁ、その分、いつもは雑魚戦艦扱いされている13.5インチや、12インチ砲戦艦が活躍しました。アイアン・デューク程度の戦艦が極めて有力な戦艦に見えました。
 最終決戦は全く互角の極めて熾烈な戦いとなりました。総計20隻を越える戦艦が参加しましたが、生き残ったのはただの1隻だけでした。その1隻は私の戦艦でした(V)。


1999年6月27日(TSS例会)

 建艦競争(最近これしかプレイしてません、私(笑))は5名でプレイされました。
 今回初めてT之内会長がプレイしたのですが、彼のプレイは国力も性能も省みず、作れる戦艦は片っ端から建造するという恐ろしいものでした(笑)。当然、逼迫した財政から議会が動き、何度も廃艦処分を喰らっていました(笑)。
 それでも世界大戦勃発時には国力に恵まれなかったにもかかわらず、最大の隻数を誇っていました。質はまぁ、推して知るべしと言うところですが(笑)。
 今回のプレイは比較的無難な展開で、世界大戦勃発時には、最終世代の戦艦も登場していました。当時の最強国は私で16inch砲搭載のコロラド、15inch砲搭載のバイエルンという強力な戦艦を含む5隻の戦艦を保有していました。国力カードに恵まれたのと改装カードに恵まれなかったために、建艦に集中できたことの賜物でしょう。しかし、いささか、強力過ぎたようで、2位、3位、4位のプレイヤーが敵に回ってしまい、最下位のプレイヤーだけが渋々(バランスの悪い決戦はつまらない物ですから、、、)味方に付いてくれただけでした。
 2倍に近い敵艦隊に対して私の艦隊はどんな活躍をしたのでしょう?
私も知りたいです(笑)。いや、時間切れで最終決戦直前で帰らなければ
ならなかったものですから、、、。


1999年7月3日(TSS例会)

 今回のプレイでは、世界を大戦に導こうと暗躍する悪の帝国が1名いて、事ある毎に緊張レベルを上げようとしていました。紛争を起こしまくるのは当然、建造中の戦艦が多数あるという到底、成立しようもないタイミングで軍縮条約を提案したり、国を傾けて戦艦を建造したりとやれることは全部やって緊張レベルを上げていました。しかし、その分、周囲の反発は強く、普通なら戦艦の維持費や建造費に消えていく緊張緩和カードが頻繁に出て、企んだ程急速には緊張レベルは上がりません。その上、紛争を起こすのは良いのですが、戦闘を行って戦艦を沈められてしまい、悪の帝国は弱小国となり果てておりました(笑)。
 最終決戦は3対3に分かれたものの、10隻対12隻、しかも数の少ない方が質でも差を付けられているとあって、第1ラウンドにいきなり一方的に4隻が撃沈され、残存艦艇で2倍の戦力比となってしまいます。
 ところがこの状況を見たY口艦隊4隻が突然戦場を離脱してしまいます。現在第2位の彼は第1位のK藤2号艦隊に消耗を強要するため、自分の艦隊を温存するために撤退したのでした。これに力を得たM本さん、I田さん、私の同盟軍は意気上がります。それに対するK藤1号2号の連合軍は口々にY口さんを罵りながら戦闘を継続します。
 戦力の拮抗した戦いは消耗戦となりました。Y口艦隊が離脱したとはいえ数に勝るK藤連合軍は終始優位に戦いを進め、同盟軍は数の差を縮めることはできませんでした。それでも、連合軍の15,14inch搭載の主力戦艦を全滅させたときには同盟艦隊旗艦のバイエルン(15inch砲8門搭載)さえ生き残れば、勝利できるかもしれないと思わせたのですが、結局そのラウンドをバイエルンは生き残ることができず、同盟艦隊は全滅しました。勝敗は艦隊を温存したY口艦隊の勝利でした。最後のラウンドでK藤2号さんの旧式戦艦が撃沈されてしまったためです。悔しがるK藤1号2号、白熱した戦いに満足した同盟軍、K藤1号2号に罵られて困惑顔のY口さんと言うのが終了時の状況でした(笑)。

 2回目のプレイも顔ぶれは同じです。今回、私はあまりにも捨てがたいカードばかり来たため、それを握り込んでしまいました。しかし、そのために却ってカードが回らなくなり、貧弱な艦隊しか建造できていませんでした。しかし、最後の最後にクィーンエリザベスの建造が大戦前夜に間に合い、数は少ないながらもそこそこの戦力の艦隊となりました。
 最終決戦の陣営決めで当時最強だったY口さんは2位のK藤2号さんを敵とします。クィーンエリザベス(練度マーカーを持ち、当時世界最強の戦艦でした)一隻のおかげで世界第3位の海軍国となっていた私はK藤2号さんにつきます。残る3名の戦力はほぼ拮抗していたため、2名がY口さんについて1名がK藤2号さんにつけば戦力的に均衡すると思われたのです。その線に沿ってI田さんがK藤2号さんにつきます。のこる2名は当然Y口さんに味方するものと思われたのですが、、、。K藤1号さんが、「裏切り者などに味方できるか!」と前世の恨みを晴らすべく、Y口さんを敵に回してしまいます。これであまりにも圧倒的な戦力差となり決戦はとたんに消化試合と化してしまいました(笑)。
 少しでも均衡させようと私とI田さんは第1ラウンドで撤退したのですが、所詮、焼け石に水で大連合の圧倒的大勝利となりました。それでも少しは損害もでてK藤2号さんの戦艦が何隻か沈んでしまったので、戦力を温存したことになった私が勝利者となってしまいました(笑)。でもこんな勝利よりクィーンエリザベスを活躍させたかったな(笑)。


1999年7月11日(TSS例会)

 今回はプレイ中何度も世界恐慌が吹き荒れ、みんな貧乏でした。そのため、最終決戦に参加した戦艦数も両軍合わせて16隻と6人プレイとは思えない低調さでした。
 私は列強の中でも最弱の戦艦隊を擁していましたが、その名に恥じない戦いぶりでした(笑)。私の主力はキング・ジョージ5世(第1次大戦時の戦艦、4連装砲塔が特徴の後の戦艦とは別物)という旧式艦でした。他のプレイヤーはクィーンエリザベスとかバイエルンとか建造していたというのに、、、。勿論私も手をこまねいていたわけではなく、可能な限りの大改装を施しておりました。主砲を15inchに換装、装甲を増設し、舷側にバルジを取り付け浮力も増大させていたのです。その甲斐あって攻防の能力は他の最新戦艦と比較してもさほど見劣りしないレベルになっていたのですが、、、。所詮は違法改造戦艦、最高速力は17ノットと、浮き砲台と化していたのでした(笑)。
 最終決戦では、劣勢側のHさんのレヴェンジ、伊勢が大活躍、実にこの2隻で5隻の敵艦を葬っていました。しかし、その同盟軍は私とS木さんでどちらも不甲斐ない戦いを繰り広げ、結局順当に敗れ去ってしまったのでした。しかし、最後に残った戦艦2隻もどちらも沈没寸前の状態で、白熱したいい戦いでした。


1999年8月1日(TSS例会)

 今回私は非常に順調に建造を進め、世界大戦開始時には、ネルソン、コロラドの16inch砲搭載戦艦2隻、バイエルン(15inch砲搭載)それに14inch砲艦2隻というこれ以上は望めないほどの艦隊でした。尤も調子が良かったのは私ばかりではなく、16inch、15inch砲搭載の最強戦艦は全て建造されていたのでした。まぁ、中には、雑魚戦艦しかなかった方もおられましたが(笑)。
 最終決戦は30隻を越える戦艦が激突する大海戦となりましたが、私の艦隊は真っ先に全滅してしまいました(涙)。結局、この決戦を生き延びた戦艦は2隻のみと白熱した良い戦いでした。


1999年8月8日(TSS例会)

 建艦競争は新人さんを含めた5人プレイでした。
 誰も緊張緩和カードを使わないは、紛争は起こしまくるは、で5人プレイというのに最終世代戦艦に手が届く前に世界大戦となりました。
 K藤2号、私の同盟軍9隻対、Hさん、I田さん、K児さんの連合軍10隻の決戦です。
 全プレイヤーを通じての有力艦はHさんのクィーンエリザベス、新人のI田さんのフッド、それに私のエリン(15inch砲5門搭載に改装)でした。このうち、クィーンエリザベスは私のレナウンと対戦し、レナウンのスピードに翻弄され、大破されますが、救援に駆けつけたフッドがレナウンを一撃で轟沈させ、辛くも生き残ります。尤も、次のラウンドには撃沈されてしまいましたが。エリンは一撃でプロヴァンスを轟沈させたものの、プロヴァンスの砲撃で大破され、駆けつけたフッドに撃沈されてしまいます。
 以上の様に、フッドは大活躍でしたが、最後のラウンドに私のニューメキシコと相打ちとなって沈んでいきました。
 結局連合軍が1隻生き残ってHさんの勝利でした。こういう展開が一番楽しいゲームですね。


1999年8月22日(TSS例会)

 本日の建艦競争は6人プレイでした。
 大きな紛争も発生することなく世界は淡々と大戦に突入しました(笑)。
 今回の有力艦はHさんのクィーンエリザベス、レベンジ、T井さんのバイエルン、M本さんのペンシルヴェニア(15inch砲に換装)と言うところです。
 Hさんを盟主とする陣営とT井さんを盟主とする陣営にプレイヤー数で3対3に分かれましたが戦艦数で18隻対10隻と大差が開き、これは消化試合かと思われました。
 しかし、T井陣営のペンシルヴェニアが大活躍、H陣営の主力のクィーンエリザベス、レベンジを次々に撃沈していきます。更にH陣営には装甲の薄い巡洋戦艦が多く、これらが次々に撃沈されていきます。気が付いてみると隻数差で4隻にまで詰め寄られ更に主砲が12inch砲以下の戦艦ばかりになっていたのでした。T井陣営の戦艦は重装甲戦艦ばかりで12inch砲で損害を与えるのは至難の業です。これはT井陣営の勝利かと思われたのですが、、、。12inch砲といえども30門も40門も束にしてめった打ちにすると重装甲戦艦といえども耐えきれないものなのですねぇ(笑)。
 と言うわけで順当にH陣営の勝利となりました。しかしなかなか面白い展開でした。


1999年8月28日(TSS例会)

 本日の建艦競争は2回プレイされました。
 T置さん、K藤2号さん、T田さん、私の4人プレイが一回目。K藤2号さんに代わってY口さんが入ってのプレイが2回目です。
 最初のプレイで印象に残っているのがT田さんが建造した念願のフッドを私のレベンジが3斉射目で爆沈させたことです。
 2回目のプレイで印象に残っているのが私のバイエルンがT置さんの主力のレベンジを散々苦戦した末にただ1発の命中弾で轟沈させたときですね。このゲームこういった爆沈シーンが印象に残るゲームです。
 2回のプレイとも私の建造計画は順調で共に世界大戦開戦時には世界最大の海軍国となっていましたが、1回目は私の陣営は決戦に勝利するものの残存戦艦数で第2位となり、2回目は陣営の勝利も得ることはできませんでした。


1999年9月4日(TSS例会)

 5人プレイでしたが、みなさん、第3世代戦艦の建造に何故か手間取り世界大戦勃発時には15inch砲搭載戦艦は私のバイエルンとS木さんのレナウンだけでした。14inch搭載戦艦も4隻しかなく、比較的貧弱な艦隊でした。
 当時の最強国はレナウンと14inch砲搭載戦艦を有するS木さん、続いてバイエルンを有する私でした。
 結局この二人が敵対して陣営が組まれることになりますが、5人の勢力差は小さかったため2対3にプレイヤーが別れると戦力差が大きく開くこととなりました。
 私とT橋さん対残りの3人と陣営が決まりました。私は当時最強だったバイエルンの活躍に期待していたのですが、3隻がかりで袋叩きにされて為す術もなく撃沈されてしまいました。T橋さんはダイス運がよく活躍していたのですが、残念ながら時間切れで決戦半ばで帰られてしまい、それからは、ダイス運最悪の私の指揮下で大敗を喫してしまいました(笑)。


1999年10月31日(TSS例会)

 SIVAさん、Hさん、T井さん、私の4人プレイでした。SIVAさんは初プレイでしたが、順調に艦隊の建造を進めていました。展開は順調で、最終世代戦艦も建造されていました。どのプレイヤーも順調だったと言って良かったと思います。途中私は出遅れていましたが、そのおかげでフッドの建造に成功しましたし、長門の建造も世界大戦に間に合ったため、世界大戦勃発時には、全プレイヤー共、戦力的にほぼ互角でした。
 今回、私の艦隊は、長門、フッド、伊勢、デアフリンガーの4隻でした。伊勢には、改装カードを付けまくったため、なんと全艦27ノット以上という高速艦隊でした。いつもなら、重装甲の鈍足艦ばかりをずらりと並べるため、私にしては、珍しい艦隊でした。でもこの艦隊はなかなか使い勝手がよかったです。速力は群を抜いていましたし、火力も16インチ8門、15インチ8門を有しなかなか強力でしたし、防御も取りあえず、ゲーム上4が最強の船でどの艦も3は確保していましたから。
 決戦はSIVAさん、T井さんの同盟軍対、Hさんと私の連合軍の戦いとなりました。艦艇の質でほぼ互角、数では同盟軍が1隻多く、同盟軍有利と思われました。しかし、終わってみれば、連合軍の大勝利でした。何故そうなったかと言えば、戦犯はT井さんでしょうか。ギャラリーから「おまえの艦隊、火薬がしけっとるんじゃないのか!」とヤジを飛ばされていたほどでしたから(笑)。

 建艦競争は本日2回プレイされました。2回目は前代未聞の9人プレイです。「流石に回らないよなぁ」と思ったのですが、特に問題なくプレイができてしまいました。デザイナーがびっくりです(笑)。
 展開ですが、国力カードがプレイヤーに行き渡らないため、国力を持たないプレイヤーが恐慌を起こしまくり、世界は赤貧に喘ぎながら軍拡を続けるというプレイでした(笑)。どちらかというと台所が苦しい方が面白いため、少人数でプレイするより面白いぐらいでした。
 このプレイでの世界大戦は唐突に始まりました。と言うのも、全プレイヤーに手札を配ることができずに山札が尽きてしまったからです。これは、流石にデザイン時には、想定外で急遽、「これは、世界大戦しかない」と言うことにしました(笑)。その時には、緊張レベルは8ぐらいで、まだ大丈夫とみんな思っていたため、晴天の霹靂の開戦となりました(笑)。
 両軍あわせて26隻が戦う大海戦となった決戦でしたが、一方の陣営が質量共に若干優勢であったため、劣勢側は奮戦空しく順当に敗れ去りました。やっぱりT井さんの艦隊は火薬がしけっていたようです(笑)。


1999年11月6日(TSS例会)

 建艦競争は6人プレイです。先日の9人プレイ以来、人数が多い方が面白いという評価が固まってしまいました。
 今回は恐慌が頻繁に吹き荒れてみんな貧乏でしたし、紛争も頻発したため最終的な最強戦艦は、伊勢、扶桑、テネシーといったあたりでした。しかし、今回のプレイは私にとって最悪でした。国力カードに恵まれなかったのと初期に戦艦の建造で出遅れたこともあって、戦艦のえり好みをしていたため、プレイ中の大半を戦艦なしの非武装状態で過ごす羽目となります。せっかく建造したキングジョージ5世を破壊工作で沈められたのが痛かったですね。結局、世界大戦勃発時の私の艦隊はカイザーと戦時急造艦のエスパーニャのみ。勿論世界最弱です(笑)。しかし、戦艦はないけどなぜか練度は最高で、エスパーニャはなんと独力で1隻を撃沈、さらに最強のテネシーを共同撃沈と大活躍でした。エスパーニャがこんなに活躍ができるぐらいですから当然私の(参加した)陣営の大勝利でした。


1999年11月14日(TSS例会)

 建艦競争は6人プレイです。
 今回はK藤1号さんのクィーンエリザベスが大活躍しました。1隻を撃沈した後、4隻を相手取ってそのうちの3隻を道連れにしていたのです。尤も、4隻も相手取らざるを得ないというのは、絶望的な戦況と言うことなのですが、、、(笑)。
 私の艦隊はK藤1号さんと同じ陣営でした。ザイドリッツ、ケーニヒ、レナウンとぱっとしない戦艦ばかりでしたが、結構活躍しました。レナウンは扶桑を撃沈しましたし、ザイドリッツは2隻撃沈していましたから。


1999年11月28日(TSS例会)

 建艦競争は9人プレイです。こんな大人数でもプレイできるとは想定外でした。デザインしていたときには、プレイ人数は5人まで、6人ではプレイできないだろうと思っていましたから(笑)。
 プレイ人数が多いため、国力カードが皆に散る上に、恐慌も頻発してみんな貧乏でした。それでもどうにかやりくりして戦艦が建造されていきます。驚いたのは、O崎さんはこのゲームをプレイするとドイツ戦艦しか建造しないのですが、この大人数プレイでもそのポリシーを貫き、ドイツ戦艦ばかり4隻も建造したことです。
 私はこのプレイでは、結構順調で、第3世代(14インチ砲世代)には、テネシーを筆頭に4隻を保有していました。ところが、世界大戦も間近となったある日、ロビイストYENの策謀により我が国の議会で艦隊削減法案が成立、当時現役にあった2隻の戦艦のうち1隻を予備艦とされてしまったのです。それに伴って、予備役にあった旧式戦艦2隻が廃艦とされ、私の戦艦隊は半減されてしまったのです。許すまじ、YEN!(笑)。
 それから、戦艦隊を再建する間もなく、世界大戦が勃発するのでした。当時世界最大の海軍国だったHさんは世界第2位のYENさんに対して宣戦を布告します。私は当然、YENさんを敵に回して参戦するのでした(笑)。
 世界大戦には、Hさん率いる同盟軍17隻、YENさん率いる連合軍14隻の両軍あわせて31隻が参加しました。有力艦はテネシー、ペンシルヴァニア、扶桑、伊勢等々と言った14インチ砲戦艦です。最強は、精鋭の乗員を擁する私のテネシーでした。
 戦いは壮絶な消耗戦となりました。当初3隻もの数的優勢を得ていた同盟軍は楽勝と考えていました。質的にも大差がなかったので当然の判断です。ところが、ふたを開けてみると、ラウンドを追う毎にその差は徐々に縮まって行くのでした。その立て役者はF江さんの指揮する金剛でした。快速を生かして戦場を縦横無尽に駆け回り次々に4隻もの同盟軍戦艦を撃沈したのです。
 結局終わってみれば、この海戦を生き残った戦艦はYENさんのキングジョージ5世、ただ1隻だけでした。
 こういうそして誰もいなくなるのではないかと思わせるような戦いが一番面白いですね。


1999年12月4日(TSS例会)

 今日の建艦競争はY口さん、T田さん、IMUさん、T之内会長の4人プレイでした。
 序盤、T田さんが一人で国力カードを集め超大国となって膨れ上がります。それに対して、T之内会長は戦艦も作らず非武装中立を貫くし、IUさんは「僕、中小国だもん」と言って、ワイオミングの改装と丘の上での乗員の訓練に余念がありません(笑)。一人、Y口さんだけが抵抗するものの国力差はいかんともし難いものがありました。
 状況が変わったのは、T之内会長が動いた時でした。彼は、手札の技術進歩カード(次の世代の戦艦を建造できる)をじっと握り込んでいたのです。それを使って第3世代戦艦が建造できるようになると、すかさず第4世代戦艦のバイエルンを建造し、建艦競争を一気に加速させたのでした。3人の行動が活性化し、その矛先が全てT田さんに向かったため、T田さんの国力は凋落し、ついには、Y口さんに追い抜かれてしまいます。
 そして第5世代戦艦が出そろうのを待っていたかのように世界大戦が勃発します。最大の海軍国はクィーンエリザベスを筆頭に8隻もの戦艦を有するT田さん。続くのは長門を旗艦に6隻を持つY口さん。第5世代戦艦のコロラドをはじめ5隻の戦艦と3枚もの練度マーカーを有するIMUさん。たった2隻ながら最強のネルソンにこれまた強力なバイエルンというT之内会長という陣容です。T田さんはIMUさんに宣戦布告し、Y口さんはIMUさんと連合します。仕方がないと言うことでT之内会長はT田さんと同盟して陣営は決まりました。
 質量共に、Y口・IMU連合が優位にあったため、戦後を見据えてIMUさんはレヴェンジを決戦に参加させず温存する事とします。これで隻数は等しくなりT田・T之内同盟にも勝ち目が見えてきたと思われたのですが、、、。Y口・IMU連合軍は同盟軍を圧倒、Y口さん3隻、IMUさん1隻のわずか4隻の損害で同盟軍を全滅させてしまうのでした。あまりに圧倒的で連合陣営ではどちらもいつ撤退して戦艦を温存しようかと言うことばかり考えていました。味方陣営内で早く沈められてしまえと祈っていたりしましたしね(笑)。結局、当初IMUさんよりも勢力の大きかったY口さんが3隻撃沈された時点でIMUさんの損害はなく勢力が逆転してしまいます。これはまずいとY口さんは撤退、戦艦の温存策に出ますが、時既に遅く、同盟艦隊にIMUさんの艦隊を叩く力はなく、IMUさんの勝利となりました。
 殊勲艦、と言う訳ではないのですが、IMUさんのワイオミングの活躍が目に付きました。第1世代戦艦で原型をとどめないほど改装を重ねられた戦艦なのですが、精鋭の乗員を得て実に3隻の戦艦を撃沈していました。


1999年12月25日(TSS例会)

 建艦競争は5人プレイでした。
 今回は私の建艦計画が非常に順調で、未だ国際緊張レベルが世界大戦までの半分ぐらいで、最終世代戦艦(長門)の建造に成功します。しかし、長門の建造中に発生した紛争で、我軍の主力のレベンジと金剛が奮戦空しく撃沈されてしまうのでした(涙)。やはり、金剛に無理矢理16inch砲を積んだのがまずかったのでしょうか(笑)。
 私の順調な建造のおかげで世界大戦勃発時には、フッドを除く最強戦艦は全て建造されていました。
 最終決戦はHさん、S藤さんの同盟軍11隻に対し、T之内会長、S山さん、私の連合軍14隻の戦いです。質、量共に優位に立つ連合軍は第2ラウンドまでに同盟軍を圧倒します。しかし、続く、第3ラウンドに私の艦隊5隻が戦場を離脱したために勝敗の行方は分からなくなってきます。しかし、結局同盟艦隊は、連合軍艦隊の半数を道連れに全滅するのでした。勝者は私と言うこととなりましたが、私としては、プレイヤーのみなさんに、白熱した決戦を楽しんでもらうためにやむを得ず撤退したわけで、決して一人勝ちをするためでは、、、ああ、なんで誰も信じてくれないんだぁ!


1999年12月31日(TSS例会)

 建艦競争は5人プレイです。本日初プレイと言う方が2人いました。
 世界大戦以前に発生した紛争で本格的な艦隊戦に発展したのは、一回だけでしたが、その当事国が初プレイのお二人でした。N川さんがテネシー(練度マーカー付き)、キングジョージ5世(大改装済)という強力な艦隊で攻撃をかけてきたのに対してO村さんは劣勢ながら迎撃に出撃します。強力ながら鈍足なN川艦隊に対して優速なO村艦隊は有利なポジションから砲撃を敢行、テネシーに多大な命中弾を与えていきなり中破させてしまいます。しかし、火力と装甲に優れるN川艦隊の反撃はO村艦隊に痛打となり第2ラウンドには、1隻を撃沈、残る1隻は全滅を避けるため撤退しN川艦隊の勝利となりました。勝ったとはいえ出撃した2隻とも中破以上の損害を被っており撃沈されていても不思議は無かったところで、初プレイのN川さんにはこの戦い「紛争怖い」とトラウマになってしまったようで、以後世界大戦までN川艦隊が出撃することは遂にありませんでした(笑)。
 世界大戦はドイツ戦艦ばかり(失礼、オーストリア・ハンガリー艦が1隻混じっていました(笑))を6隻も建造していたO崎さんがクィーンエリザベス、レベンジ(それぞれ練度マーカー付き)を筆頭に4隻という強力な艦隊を擁するN川さんに宣戦布告して始まりました。独戦艦カイザーを有していた私はO崎同盟に参加、残りの2人はN川さんと連合して陣営は決まりました。
 戦力を分析すると、同盟軍は独戦艦が多く、防御力に優れる反面火力に乏しく、打撃力となり得るのは、O崎さんのバイエルン、私のコロラド、ニューメキシコ、扶桑の4隻だけでした。連合軍は先の英15インチ砲戦艦2隻に加え、火力と装甲に優れた米14インチ砲戦艦を合計で5隻それにレナウンと質の面で優位にありました。しかし、全体的に鈍足艦が多く、比較的優速な同盟軍に戦術上の優位があります。
 そして決戦の火蓋が切られました。第1ラウンド、いきなり同盟軍は3隻の戦艦を撃沈されてしまいます。防御に優れる独戦艦といえども、練度マーカー付きの15インチ砲戦艦を相手にするのは荷が重かったようです。第2ラウンド、連合軍は私のコロラドに最強の2戦艦をぶつけてきたのです。コロラドは同盟軍で唯一練度マーカーを有し、自他共に認める世界最強戦艦でした。しかし、連合軍の15インチ戦艦はコロラドに続く第2位と第3位の戦艦でした。それにレナウンが加わった3隻を相手にしたのです。劣勢は明らかでした。しかし、コロラドはN川さんの腐った賽の目に助けられて奮戦します。第2ラウンドにクィーンエリザベスを第3ラウンドにレベンジを撃沈し、第4ラウンドにレナウンをも撃沈して自らも海に沈んで行ったのです。この他にも、機関強化されて高速戦艦に生まれ変わっていた扶桑が奮戦して2隻を撃沈していましたが、いかんせん米14インチ砲戦艦には非力な独戦艦では太刀打ちできず、同盟艦隊は全滅するのでした。


1999年2月6日(TSS例会)

 建艦競争はいとちゃん、SIVAさん、F江さん、O鋸さん、T井さん、私の6人プレイです。
 今回はみんなやたら貧乏な展開で世界大戦勃発時の最新世代は第3世代(14インチ主砲戦艦)でした。私なんかゲーム中遂に一度も国力カードの恩恵を受けることがありませんでした。でも、世界大戦時には最強の戦艦隊を保有していました(笑)。紛争が頻発しまくってお金持ちの国は戦艦を沈めあっていたからです(笑)。
 世界大戦の陣営は私、いとちゃん、SIVAさん、T井さんの同盟軍16隻対O鋸さん、F江さんの連合軍7隻という非常にバランスの悪い戦力比となりました。これはO鋸さんが皆の恨みを買いまくっていたためです(笑)。なにしろテロ国家とまで名指しで言われてましたし、味方に付いたF江さんですら、心情的にはO鋸さんを敵にしたかったと言っていたぐらいですから(笑)。みなさんも人の足を引っ張るのは程々に(笑)。でも、O鋸さんは自分では程々にしていたと思っていたようですから難しいかも知れませんね(笑)。
 これほど戦力に開きがあると戦いに負けることは考えられないため、同盟軍陣営内での駆け引きが熾烈となりました。まず私は最新鋭の扶桑を含む2隻を決戦に参加させず温存することとしました。これで、連合軍の1隻の戦艦に丁度2隻の戦艦を割り当てられることとなりました。そして1ラウンド終了するとこれが3隻の割り当てに増えていたりします(笑)。
 ここで、T井さんが離脱を宣言、戦艦の温存策に出ます。この時点で私が勝利条件で一位でしたが、参加した戦艦が沈んでしまえば勝利を譲ることとなります。いとちゃんはT井さんと同点で、SIVAさんは1ラウンドに麾下の戦艦を1隻失っていたためこの時点で勝利はなくなっていました。SIVAさんは既に勝ちはないので、戦闘する必要はないのですが、陣営が負けると最下位転落なのと、なにより戦いたいと言うことで戦闘を継続しています。
 F江さんはO鋸さんと連合した段階で既に勝利を度外視しており、「僕は場を盛り上げるために戦っているのですよ」と高言してはばからず、迷惑なことに私の戦艦に砲火を集中するのでした(笑)。F江さんは執念で私のニューメキシコを撃沈し、その目的を果たして滅んでいきました。
 結局連合軍の損害はそれだけで、T井さん、いとちゃん、私が勝利得点で並んだのですが、国力の大きいT井さん、いとちゃんが同率首位、貧乏国だった私は3位となってしまいました。


2000年6月10日(TSS例会)

 I田さん、M本さん、T之内会長、私の4人プレイです。
 M本さんが国力カードを5枚も集めて超大国となります。しかし、その割に戦艦の保有数は1,2隻程度でした。紛争に積極的に介入しては沈められたいたためです。
 今回のプレイは世界大戦を企む悪のI田帝国が紛争を起こしまくっていました。「第3世代艦で大戦に突入するのだ」と宣言しておりました。しかし、大戦前夜に私が第4世代のレベンジを完成させてI田さんの企みをうち砕くのでした(笑)。それでも早期大戦勃発までは防ぐことはできず、最終決戦に参加したのは、わずかに15隻でした。
 大戦時の有力艦は私のレベンジ、M本さんが赤字国債を乱発して建造した傾国の巨艦フッドです。その他にI田さんとT之内会長が練度マーカー付きの第3世代戦艦を1隻ずつ有していたのが、有力艦でした。
 陣営は風間・I田同盟対T之内・M本連合です。艦艇の質、量、練度の全てに於いて僅かずつ優位にあった同盟艦隊が勝利しました。残存艦艇数は同じで結果は引き分けとなりました。みな、ノリのいいプレイヤーで本当に面白かったです(笑)。


2000年9月30日(TSS例会)

 M本さん、S山さん、T之内会長、私の4人プレイです。
 プレイ開始早々の第2ターン、M本さんが私に武力紛争を仕掛けます。侵攻するガングートに対し、私はデラウェアを出撃させます。我は練度マーカーを有し、その上、装甲にも優越していたため、必勝を確信しての出撃でした。
 ところが、練度マーカー付きにも関わらず、第1ラウンドの斉射での命中弾は1発だけと振るいません。尤も、この一撃は見事ガングートのヴァイタルパートをぶち抜いて大損害を与えますが、惜しくも撃沈まで至りません。お返しのガングートの斉射は3発もの命中弾となり、デラウェアは浮力の半分を失います。第2ラウンド、デラウェアは練度の高さをまざまざと見せつけて実に6発の命中弾を与え、ガングートを木っ端微塵に粉砕します。しかし、ガングートの最後の斉射はデラウェアにもとどめを刺し、精鋭の乗員と共に海の藻屑となるのでした(涙)。
 その後、再び、来寇したM本艦隊を今度はうち破ることに成功して、私は、精鋭の乗員を復活させることに成功します。
 私の戦艦建造は順調でしたが、国力カードを3枚も揃えたS山さんには、及びませんでした。T之内会長、M本さんは国力カードに恵まれず、徐々に遅れだします。特にT之内会長は維持費の支出を嫌って旧式艦を次々に廃艦としていくため、一向に数が増えません。尤もこれは、技術進歩カードを握り込んでいたためでしたが。
 そして、終盤、私は傾国の巨艦フッドの建造に乗り出します。さすがにフッドの建造ですので、余裕を持った建造計画を立てることはできず、ギリギリの計画でした。しかし、5の費用を払っての建造中を警戒したのか、S山さんの妨害工作が行われます。まず、イベントカードだったか、紛争でだったか忘れましたが、国力カード1枚を捨て札にさせられてしまいます。更に、設計図奪取で戦艦カード一枚を奪われてしまいます。この大打撃により、私はフッド建造のために全ての国力カードを吐き出さざるを得ず、正に傾国の巨艦となったのでした。それでも建造できたのでホッとしましたけど(笑)。
 そして、世界大戦前夜、当時世界最強を誇っていたT之内会長のネルソンがスカパフロー港内で謎の爆沈を起こしたのでした。S山さんの破壊工作の結果です。
 世界大戦開始時の勢力はS山さんがトップで、クィーンエリザベス、バイエルンを筆頭に6隻の戦艦を有していました。次が私で弱点の装甲を強化し、更に、練度マーカーを乗せた、ネルソン無き現在、世界最強を自他共に認めるフッドを筆頭に戦時急造艦のエスパーニャまで6隻、第3位はM本さんでレベンジと16インチ砲戦艦に改造されたネヴァダを主力とする4隻、最後はT之内会長で14インチ砲装備の米戦艦2隻でした。ただし、T之内会長の2隻の戦艦はいずれも練度マーカー付きで15インチ砲戦艦にも匹敵すると見られていました。
 世界大戦の陣営分けはS山・T之内同盟8隻対風間・M本連合10隻となりました。
 決戦で状況が大きく動いたのが第2ラウンドでした。バイエルンと砲火を交えていたネヴァダの斉射が4発もの命中弾を得たのです。内2発がヴァイタルパート内で炸裂し、バイエルンを轟沈させてしまったのです。
 その後はS山さんのダイスは振るわず、T之内会長の戦艦も格下の戦艦相手に手間取りと同盟軍不利で戦況が進みます。そして同盟軍2隻に対して、連合軍は6隻を有するところとなります。ここで、M本艦隊が離脱を宣言します。そのときの発言力は私の2票に対して、M本さんが1.5票でした。これで、3対2となるものの既に損傷著しいS山艦隊は私の艦隊に圧倒され1ラウンドで壊滅します。しかし、最後に意地をみせ、私のタイガーを道連れにするのでした。
 結果、私とM本さんが同点引き分けとなりました。


2000年10月7日(TSS合宿)

 建艦競争は5人プレイでした。
 第5世代戦艦の建造に波乱があったプレイでした。
 まず最初に建造されたのは、コロラドでしたが、その前に船台上に乗っていたのは、N山さんの長門でした。しかし、長門は、U野さんの使用した、欠陥発見カードによって欠陥船と判明、これを是正するだけの費用を捻出できなかったN山さんは泣く泣く長門を破棄するのでした。
 コロラドが建造され、第5世代戦艦の建造が解禁されると、N尾さんはネルソンを建造するべく準備をしていました。しかし、そこにU野さんの魔手が伸びます。U野さんの使用した設計図奪取によってN尾さんはネルソンを引き抜かれてしまうのです。それ1枚しか設計図を残していなかったのが敗因でした。次のターン、N尾さんは大枚4枚をはたいてネルソンを買い戻し、なんとか建造することに成功するのでした。
 N山さんが破棄した長門でしたが、世界大戦前夜に私の手元にやってきました。しかし悲しいかな、極貧国であった私には、彼女を建造するだけの資金がありません。仕方がないので、私は売りに出したのでした。買い取り手はN山さん。私のいくらで購入してくれるのかの質問に5枚との返答で、一も二もなく売り飛ばしました(笑)。このおかげで私は最終ターンに2隻の戦時急造艦を得ることができたのでした(笑)。
 さて、長門を購入したN山さんでしたが、ギリギリの建造計画であったために、U野さんの妨害で長門の建造に失敗するのでした。一度ならず二度までもとN山さんのU野さんを恨むこと恨むこと(笑)。
 世界大戦は私、U野さんの強国同盟12隻対小国3国連合9隻の戦いとなります。
 数で圧倒する同盟軍は戦後を見据えてU野さんが2隻、私が1隻の3隻を温存、決戦は敵味方同数で戦われました。この戦いで一番活躍したのは、連合軍のレナウンでした。レナウンは巡洋戦艦で装甲はペラペラでしたが、15インチ砲を搭載し、火力は非常に強力です。彼女は同盟軍最強のコロラドと対戦し、これを撃沈してしまったのです。その対戦で2発の16インチ砲弾を受けてヴァイタルパートを打ち抜かれますが、装甲の薄さが幸いしたのかいずれも最低ダメージで切り抜けたのでした。きっと信管が作動する前に艦底まで貫いてしまったに違いない(笑)。U野さんは「しまった徹甲弾では駄目だ!榴弾を使え!」と叫んでいました(笑)。
 決戦の結果は敵を舐めて戦力の温存などしていた同盟軍が大敗を喫してしまいました(笑)。


2000年10月29日(TSS例会)

 8人で建艦競争をプレイしました。
 私は序盤は順調で、世界で最初の超弩級戦艦エリンを建造しましたが、国力に恵まれなかったのと、何よりろくな戦艦カードがこなかったためそこで建造が止まってしまいました。カードに恵まれないことは予想していて、ニューメキシコを手札に持っていたのですが、設計図奪取で奪われたのが誤算でした。
 大人数でのプレイとあって国際緊張は毎ターン上がる展開でしたが、K藤1号さんを主として緊張緩和カードが多く出たこともあって世界大戦に第4世代のクィーンエリザベスが間に合いました。そういえば、建造したのは、K藤1号さんでした。なるほど、このための平和攻勢であったのか(笑)。
 世界大戦はK藤1号さんがS山さんに宣戦布告して始まりました。ちなみに私は戦時急造艦2隻のおかげで世界第3位の海軍国となっていました(笑)。
 K藤1号さん、私、Hさん、O崎さんの同盟軍とS山さん、錦大帝さん、いとちゃん、M本さんの連合軍総計30隻にならんとする大艦隊が激突しました。同盟軍の主力はK藤1号さんのクィーンエリザベス、扶桑、Hさんのニューメキシコの3隻でした。それに対し、連合軍は第4世代艦こそありませんでしたが、第3世代艦多数を有し、同盟軍の持たない、練度マーカーを有していたこともあり質的優位にありました。隻数も連合軍が1隻多く、同盟軍不利と思われました。
 その戦いでHさんのニューメキシコが大活躍。いとちゃんのニューヨーク、ネヴァダの2隻と戦いニューヨークを一撃で轟沈させ、ネヴァダにも打ち勝ち、援軍に駆けつけたペンシルベニアをも半壊させる殊勲を上げました。
 K藤1号さんのクィーンエリザベスは当初錦大帝のタイガーに手こずるものの、後半大活躍。3隻を撃沈し、最強戦艦の名は伊達でないことを証明しました。
 私の艦隊も同数の敵を撃沈してノルマは果たしました。
 が、結局連合軍の勝利でした(笑)。決戦に生き残ったのは、S山さんの戦艦2隻だけでした。


2001年3月11日(TSS例会)

 久しぶりに建艦競争をプレイしました。
 T田君、その友人のM下君、Hさん、O賀さん、私の5人プレイです。
 第1ターン、M下君がいきなり技術進歩カードで第2世代戦艦の建造に成功し、私の建造したザイドリッツとT田君のコンテ・デ・カブールは完成と同時に旧式艦となるのでした(笑)。
 しかし、その後の建造では、私の戦艦カードの引きが非常に良く、常に戦艦建造を技術的にリードする立場となりました。国際緊張が大戦への半ば辺りでクィーンエリザベスの建造に成功していましたから。更に、一時は手の内に第5世代戦艦が3枚とも来ていて、長門は建造費に流そうかとか思っていたぐらいです(笑)。尤もそのときには、設計図奪取でネルソンを引き抜かれてしまいましたが。 そして、大戦勃発を私はコロラド、長門、クィーンエリザベス、テネシー(16インチ6門搭載に改造)の4隻を有して迎えます。勿論、世界最強です。
 私に続くのが、ネルソンを筆頭に5隻を有するM下君でした。世界大戦はこの2国で戦端が開かれます。M下連合には、Hさん、O賀さんがついて11隻の大艦隊となります。それに対する私とT田君の同盟は僅かに7隻に過ぎません。ただし、T田君の艦隊もレベンジ、バイエルン、ネヴァダと非常に強力で質的には連合軍を大きく凌ぎます。
 こうして最終決戦が始まります。
 高速艦多数を有する連合軍は組み合わせを自由に選べる立場にありました。そこで、長門に4隻、ネヴァダに2隻をぶつけて比較的防御の弱い戦艦から片づけていく作戦です。それに対して低速艦ばかりの同盟軍は、受けて立つ以外ありません。
 私のテネシー、クィーンエリザベスは高速艦に翻弄されますが、コロラドはレナウンを大破させ、長門は4隻を相手にしながら小破に止まり、逆に扶桑を轟沈させる活躍を見せます。T田君のレベンジも足止めの旧式戦艦を一撃で片づけて第1ラウンドにして隻数差は2隻にまで縮まります。
 その後も連合軍の賽の目の悪さにも助けられて連合軍は善戦し、最後に残ったのは、コロラドとニューメキシコのみ。共に2打撃ずつ被っていました。私は火力に勝るコロラドの勝利を確信していました。しかし、、、。
 コロラドの砲撃はニューメキシコに1発命中。これがクリティカルとなれば撃沈もあり得たのですが、通常損害に止まります。それに対するニューメキシコの応射は実に4発の命中弾をコロラドに与えます。しかし所詮は14インチ砲弾。コロラドの重装甲は打ち抜けまいと高をくくっていたのですが、全弾有効弾となってコロラドはあえなく撃沈されてしまったのでした(笑)。
 最高に盛り上がる展開で非常に面白かったです。


2001年7月1日(TSS例会)

 建艦競争を久しぶりにプレイしました。
 T井さん、のるとさん、Hさん、私の4人プレイです。
 第1ターンに私はいきなり戦艦2隻(ネプチューン、コロッサス)を建造、しかし、T井さんも2隻を建造しており、のるとさんも1隻を建造と建造ラッシュが続きます。
 一人出遅れたのがHさんでした。Hさんはその後も戦艦カードに恵まれず、非武装中立政策が長く続きます(笑)。そのくせ国力カードを一時3枚も並べて超大国になってましたけど。
 私は序盤、非常に順調で、第3ターンには、第2世代戦艦を建造し、さらに、第1世代の戦艦を改装して第3世代建造の条件を整えると、すかさず、技術進歩カードを駆使していきなり第4世代のレベンジを建造し、最強の海軍力を誇示するのでした。
 その後、ネヴァダを建造し、戦艦5隻体勢を整えた私でしたが、国力カードに恵まれず、国力は限界に達していました。
 そのため、私は積極的に紛争を仕掛けていきます。しかし、この時点での緊張レベルは2。世界大戦への道は遠かった(笑)。
 紛争を起こしまくる私の努力にも関わらず、他のプレイヤーの戦艦隊は充実していきます。
 まず、T井さんがフッドを建造、Hさんはバイエルン、長門と国力にものを言わせて次々に建造していきます。その結果、最大の海軍国の座をHさんに明け渡し、T井さんにも急追されてしまいます。のるとさんは、、、。旧式戦艦のカードしか手にできず、嘆いていました(笑)。
 しかし、私の起こしまくった紛争の結果や恐慌を起こしたこともあって国力カードの再配分に成功し、いつの間にか私は国力カード3枚を数える超大国となっていました。逆に超大国だったHさんは国力カードを全て失い、これ以上の建造は不可能となっていました。尤も序盤長く非武装中立を続けていたHさんは最も古い戦艦ですら第3世代ということで、第5世代戦艦をも有するHさんにはこれ以上の艦隊は必要ないとも言えます。
 折角増えた国力を活かして、私は本ゲーム最強の戦艦、ネルソンの建造を開始します。それを察知したか他のプレイヤーからの妨害が入りますが、後年度負担で乗りきりました。
 こうして、4人中2人が世界大戦に向けての準備を事実上完了します。この時点で完全に脱落していたのが、のるとさんでした。彼の最強艦は第4世代とは言え、装甲ぺらぺらの巡洋戦艦レナウン。それに続くのは、第2世代戦艦という、、、。そんな、のるとさんに救い手が現れます。Hさんです。Hさんは自分が建造できないということで有力な戦艦は他のプレイヤーの手に渡すぐらいならと、のるとさんに回し始めたのです。これにより、のるとさんはなんと第5世代戦艦のコロラドを譲られ他のプレイヤーに追いつくことができたのです。
 世界大戦勃発時の最強国はネルソンを筆頭に戦時急造艦まで6隻を有する私でした。世界大戦の陣営は戦前の国際情勢通り、私−T井同盟対H−のると連合となります。同盟艦隊の有力艦はネルソン、レベンジ、フッド、クィーンエリザベス。連合艦隊の有力艦は長門、コロラド、バイエルン、15インチ砲10門搭載に改装され、最強の第4世代戦艦となったニューメキシコです。質は互角です。全般に優速な連合艦隊に分があるといえるでしょう。
 しかし、同盟軍には、連合軍にはない4枚の練度マーカーがあるのでした。数も11隻対10隻と同盟軍に優位があり、全般的には、同盟軍優勢でした。
 速力に勝る連合軍は戦艦の組み合わせを自由に選ぶことができ、第1ラウンドには同盟軍2隻、連合軍1隻の損害と優勢に戦いを進めます。
 しかし地力に勝る同盟軍は徐々に優位を広げ、第4ラウンドに一気に4隻の連合軍戦艦が撃沈され、連合軍の戦線は崩壊します。この時点で私の残存艦は2隻、T井さんのそれは4隻、そして残る連合軍戦艦は2隻。私は迷わず撤退します。しかし、連合軍にT井さんの戦艦を撃沈することはできず、T井さんの勝利となりました。


2001年7月15日(TSS例会)

 建艦競争は5人プレイです。
 このゲーム、通常は紛争カードを使用しても現実の紛争同様、なかなか武力行使まではいかないものなのですが、今回のプレイヤーはガンガン海戦に訴えてました(笑)。
 そのためか、世界大戦時の戦艦数は全世界にわずか12隻。それも、最新戦艦は第3世代と言う状況でした。これが5隻対7隻に分かれて戦いました。
 5隻側の同盟艦隊はしかし、全艦が第3世代の最新鋭戦艦で構成されており、新旧混成の連合艦隊7隻よりも質的に優勢でした。しかし、連合艦隊には、同盟艦隊の持たない、練度マーカー3枚があり予断を許しません。
 決戦の開始早々、同盟艦隊の熾烈な砲撃が連合艦隊を打ちのめします。同盟艦隊の命中弾数はともすると練度マーカー付きの戦艦のそれを上回り、世界最大の14インチ砲の巨弾と相まって連合艦隊は轟沈艦3隻を数え、数的優勢が吹き飛んでしまいます。
 この危機を救ったのが、S.Gさん指揮のペンシルヴェニアでした。この練度マーカーを有する世界最強戦艦は5隻しかいない同盟艦隊の内、実に3隻を撃沈と大活躍でした。
 ペンシルヴェニアの活躍で敗勢を挽回した連合艦隊。勝負は互角となり、ついには、はに丸さん指揮下のカイザーとY口さん指揮下のニューメキシコとの一騎打ちとなります。カイザーは主砲を14インチ砲5門に改装されています。両者とも装甲は最高の4を誇りヴァイタルパートを貫かれることはありません。
 カイザー、ニューメキシコ共、それまでの戦闘で複数の直撃弾を受け、共に4ダメージと大破状態です。
 カイザーの砲撃は砲門数が少ないためか相手に命中弾を与えることができません。同時に放たれたニューメキシコの砲撃はカイザーに1打撃を与えます。これでカイザーの浮力はなくなったかと思われたのですが、こんな事もあろうかと装備されていた浮沈処理により発動した浮き輪に救われます(笑)。
 次のラウンド、カイザーはついに命中弾を得て1打撃を与えます。後1打撃で撃沈です。しかしこのラウンドを生き延びねばそのチャンスもありません。
「ここでみんな、僕が外すと面白いと思っているでしょう」とY口さんは言って振った12個のダイスに6の目はありませんでした(笑)。
 両者あと1打撃で撃沈というギリギリの状況で最後の砲撃が行われます。
 まずはカイザー。5発の内1発命中!しかし、ニューメキシコの装甲に弾き返されてしまいます。
「効かぬ、効かぬのだぁ!」と涙を溢れさせたニューメキシコの反撃がカイザーを襲います。実に4発の命中弾!カイザーの浮き輪は内3発までは弾き返しましたが、4発目で力つきました。
 ギャラリーも盛り上がった実に楽しい戦いでした。



 
2002年2月16日(TSS例会)

 I倉さん、S.G.さん、T井さん、私の4人プレイです。
 S.G.さんと私が紛争を起こしまくり、緊張レベルが瞬く間に上がっていく展開でした。そのおかげで4人プレイだというのに大戦勃発時の最新世代が第3世代でした。
 世界大戦はS.G.さんが私に宣戦布告して始まりました。S.G.・I倉の悪の枢軸対風間・T井連合の戦いです(笑)。
 各国の有力艦は世界最強がI倉さんのテネシー、私のネヴァダ(世界で唯一の練度マーカー付き)、T井さんのニューヨークです。S.G.さんは第3世代艦を有していませんでしたが、23ノット以上の高速艦は彼しか保有していませんでした(笑)。S.G.さんの最強艦は高速戦艦に生まれ変わったキングジョージ5世です。
 数は8隻対8隻と同数でしたが、枢軸軍には非力なドイツ艦や艦齢の高い戦艦が多く、攻防性能で連合軍が有利でした。賽の目も連合軍の方が良かったこともあり、展開は一方的で枢軸艦隊期待の星のテネシーが撃沈されたところで士気崩壊を起こしてしまいました。
 最終結果は私とT井さんの引き分けでした。



 
2002年3月3日(TSS例会)

 O崎さんのエスパーニャが紛争で大活躍。いくつもの練度マーカーを稼ぎ出していたようです。
#アイアンデュークをタイマンで蹴散らしたとか(笑)。
 紛争の頻発する世界情勢でしたが、第4世代艦まで進みました。TraJanさんの傾国の巨艦レヴェンジです。その艦の完成が世界大戦勃発の引き金となっていました。
 大戦の結果がどうなったかは不明です。


2003年1月26日(TSS例会)

 建艦競争を6人でプレイしました。
 序盤順調で、超大国になっていたいとちゃんでしたが、他のプレイヤーの集中攻撃に次々に国力カードを引き剥がされて最後には小国になってしまっていました。そのくせ軍備だけは超大国だった頃のままだったので、議会が国力に見合ったものにすべく艦隊戦力を半減とする決定を下したのでした。
#だから私を恨むのは筋違いなのですよ、いとちゃん(笑)。
 追い打ちをかけるようにO鋸さんにも嫌がらせを受け、いとちゃんは最貧国に転落するのでした。
 世界大戦はHさんを盟主とし、T井さん、グラスホッパーさんの連合国と、私を盟主とするO鋸さん、いとちゃんの悪の枢軸軍で戦われました。
 戦艦は最強の第5世代まで登場していました。しかし私は第3世代艦までしか持っていませんでした。尤もニューメキシコを16インチ砲6門搭載にしたり、扶桑を15インチ10門搭載にしたりと大改装で戦力は第一線レベルを維持していました。
 でも最終決戦では何の活躍もすることなくあっさり撃沈されてしまうのでした(涙)。
 連合軍と枢軸軍では戦艦の攻防性能では互角でしたが、隻数と練度で差を付けられ、それに加えて、速力でも劣っていたため、終始連合軍の優勢で、勝敗も順当に連合軍の勝利に終わりました。


2004年7月25日(TSS例会)

 Hさん、S藤さん、O鋸さん、私の4人プレイです。
 私は第1ターンに戦艦2隻を建造し、次のターンにすかさず第2世代戦艦を建造。その次のターンには改装で建造制限をクリアして、第3世代のニューメキシコを建造開始と非常に順調でした。しかも手札にはクィーンエリザベスが存在しており、次の次のターンには建造開始できる予定でした。
 しかし、S藤さんの設計図奪取によって、そのクィーンエリザベスを見事に引き抜かれ、建造計画が完全に狂ってしまいます。仕方がないので、第3世代のテネシーを建造し、手札に第4,第5世代戦艦が来るのを待ちます。
 その甲斐あって、第5世代の長門を得た私は第3世代戦艦2隻を改装することにより建造制限をクリアしようと目論みますが、その改装カードがなかなか回って来ません。O鋸さんがどうでもいいような戦艦達に2枚も3枚も改装カードを付けて浪費していたからです。
 Hさんがレナウンを建造して第4世代戦艦の建造と、第3世代戦艦の改装が解禁されます。待ってましたとばかりにS藤さんは私から奪ったクィーンエリザベスを建造します。
 私もなんとか改装カードを得て、長門の建造に着手します。
 私の長門とHさんのネルソンが完成したときには国際緊張レベルは9と世界大戦前夜となっていました。
 私は最後に戦時急造艦プロヴァンスを建造し、実に戦艦7隻を有する大艦隊で世界大戦を迎えました。
 今回は国力カードに恵まれました。一時は4枚を数え、経済的に非常に楽でした。

 世界大戦は風間・O鋸同盟対H・S藤連合で戦われました。
 同盟艦隊の有力艦は私の長門、テネシー、ニューメキシコ、O鋸さんのバイエルン。長門とニューメキシコには世界に2つしかない練度マーカーが乗っていました。
 連合艦隊の有力艦はHさんのネルソン、レナウン、ニューヨーク、S藤さんのクィーンエリザベス等です。
 総戦力では同盟艦隊10隻、連合艦隊12隻と連合艦隊が2隻優越していました。
 全体的に優速な連合艦隊は戦術的優位を得ています。それで長門にレナウン、ケーニヒ、カイザーと3隻を集中する作戦に出ます。しかし長門は最初のターンにレナウンを轟沈、次のターンにはケーニヒを轟沈と確実に毎ターン1隻ずつ始末していきます。そして第3ターンにはカイザーを轟沈させたのでした。しかし、長門も無傷というわけには行かず、毎ターンダメージを蓄積していたのでした。結局カイザーの最後の砲撃は長門にもとどめを刺し、連合艦隊の3隻で長門を仕留めるという作戦は辛うじて成功したのでした。
 しかし、連合艦隊の砲撃は今ひとつ振るわず、同盟艦隊に撃ち負けてしまうのでした。
 連合艦隊で最後まで抵抗していたのはネルソンでしたが、そのときには同盟艦隊は4隻が残存しており、私は指揮下の2隻を戦闘に参加させずに日和見を決め込みます。O鋸さんの残存艦も2隻。ネルソンの最後の奮戦で1隻減らしてもらえないものかと期待したのですが、裏切られました。
 結局、私とO鋸さんは旧式艦2隻ずつが残存して、引き分けとなりました。


2004年10月3日(TSS例会)

 S藤さん、D井さん、Hさん、私の4人プレイです。
 S藤さんが紛争を起こしまくって悪の帝国として悪行の限りを尽くしていました。
 全体的な展開は第1ターンに4人とも第1世代戦艦の建造に成功しましたが、第2世代戦艦の建造には皆なぜか苦労します。Hさんが最初の第2世代戦艦を完成させたのは第5ターンのことでした。
 私は戦艦カードに恵まれましたが、それだけに改装カードに恵まれませんでした。それで第1世代戦艦を改装して第2世代戦艦にしたくて、「誰か何でも良いから改装カードを下さい。第4世代戦艦出すから」と言ったらS藤さんが間髪を入れずに「乗った」と言うのでカード交換しました。すると、「騙された!」と失礼なことを叫びます。私はちゃんと第4世代戦艦のレナウンを渡したのに(笑)。その他にもレベンジの設計図をHさんにカード3枚で売り払ってニューメキシコ建造の足しにしたりしました。
 悪の帝国の暗躍もあり、世界大戦に突入したときには第4世代戦艦が最新でした。と言っても私しか建造していませんでしたが。私はそのときには第5世代の長門も手札にあったのですが、建造に取りかかれませんでした。
 世界大戦は風間H連合対S藤D井同盟の戦いとなります。私の艦隊は第4世代戦艦2隻(クィンエリザベス、バイエルン)に第3世代戦艦2隻、第2世代戦艦2隻の計6隻、更に世界に唯一の練度マーカーを有する圧倒的な強大さでした。第2位のS藤さんは第3世代戦艦2隻を有する6隻の艦隊でした。D井さんは2隻の戦艦しか有していませんでした。これはHさんの仕掛けた艦隊削減法案によるものです。D井さんがHさんに紛争を仕掛けて世界大戦が勃発してしまったので、Hさんはレベンジの建造ができなかったのを恨んでのことでした。Hさんは第2世代戦艦しか有しておらず、戦時急造艦を含めて3隻でした。尤も、D井さんの戦艦は2隻とも第3世代戦艦でかなり強力でした。
 決戦の結果は私の圧勝でした。


2004年12月12日(TSS例会)

 建艦競争はO鋸さん、S藤さん、Hさん、私の4人プレイです。
 今回は国力カードが偏る展開で私とHさんは貧乏に喘ぎながらのプレイでした。特に私は貧乏で、国力カードを3枚並べたことはありませんでした。それに対してO鋸さん、S藤さんは国力カードに恵まれ、特にS藤さんは5枚も並べていたほどでした。
 戦艦の建造ではHさんが終始技術的に主導していました。序盤には国力カードに恵まれていたことと、途中技術革新カードでいきなり第4世代のバイエルンの建造に成功したためです。
 私は第3世代艦2隻を建造して、第4世代艦の建造可能となり、手札にもクィーンエリザベスがあったのですが、いかんせん赤貧に喘いでいたため全然建造が開始できませんでした。その内にHさんが第5世代の長門を建造してしまったため、結局クィーンエリザベスは建造されませんでした。代わりに一緒に手札に握り込んでいたコロラドを起工します。これの建造は国力カードが1枚来てくれたので、ギリギリで成功しました。
 世界大戦勃発時の最強国はS藤さんでした。ネルソン、レベンジなどの強力艦をはじめ7隻を擁する大艦隊です。続くのが私で、練度マーカー付きの最強戦艦コロラド、15インチ砲10門搭載と最強の第4世代艦に改造されたペンシルヴェニアなど6隻です。尤も、Hさんは長門、O鋸さんはフッドを擁し、引けを取りません。
 世界大戦はS藤H同盟対風間O鋸連合で戦われました。
 自他共に認める最強艦コロラドは長門相手に一方的に撃沈されて涙がちょちょ切れてしまいました。
 私のもう一隻の主力艦ペンシルヴェニアは活躍しました。1隻撃沈した後、レベンジと相討ちとなるのでした。
 戦いはHさんの賽の目が走っていたため同盟艦隊の大勝利でした。S藤さんの賽の目は振るいませんでしたが、連合艦隊の賽の目も振るわなかったため、隻数で勝るS藤さんの勝利で終わりました。


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