2007年5月4日(滋賀合宿)

 S藤店長、K徳さん、Y井さんの岡山勢にI村さん、N村皇帝、私の6人プレイです。
 黒幕選択で、私は宇宙開発協会、平和主義者、イスラム原理主義(だったかな?いずれにしろ、地味目な共産主義勢力でした)を選択します。
 当然、最初の平和な内に平和主義者を公開し、折良く、戦略兵器削減交渉を出してくれたプレイヤーがいたおかげもあり、第1ターンに最高得点を稼いで平和主義者を終えます。
 その後、世界は資本主義勢力の独壇場となります。しかし、共産主義勢力は官僚の特殊能力により、しぶとく生き残り、後の共産主義の反攻につなげます。終わってみれば、共産主義の優勢でした。
 この世界では軍事力が大きな力を振るいました。そのため、紛争地域が拡大し、通常のプレイでは考えられない大量得点が飛び交いました。全6ターンのゲームですが、ターン終了時の得点を各プレイヤーはそのうち3回行うことができます。通常は8点ぐらいが最高得点なのですが、今回は10点というゲームレコードとなる得点が叩き出されました。そのため、通常ならば、15点ぐらいでトップが狙えるにもかかわらず、今回は19点の私が3位、トップは23点というハイレベルのプレイとなりました。
 私の敗因は宇宙開発協会が振るわなかったことです。ゲームを通じて誰も宇宙開発を行うことがなかったため、私が一人で両陣営の宇宙開発を支えていました。事実上、他には何も出来なかった、、、。それでも、流石に一人では難しく宇宙開発は遅れ気味となります。これに大打撃を与えたのは、テロリストのN村皇帝でした。何が目的か、、、いや、私に対する嫌がらせだけなのは分かっているのだが、、、ロケットを爆破しまくって宇宙開発を後退させます。それに環境保護を訴える過激派がロケット基地の周りにピケットを張るわ、で宇宙開発は頓挫し、衛星軌道に人を打ち上げるのが精一杯。月は遠かった、、、。


2007年2月4日(TSGC例会)

I瀬,O串,N浜,U田,A父,A息子の6人プレイでした。
勝利 I瀬 カトリック、ロスチャイルド、環境保護
2位 A息子 ロックフェラー財閥、産軍複合体、宇宙開発協会
3位 O串 全体主義、ソ連軍部、官僚
4位 N浜 平和主義、ユダヤ、マフィア
5位 A父 無政府主義者、テロネットワーク、CIA
6位 U田 イスラム原理主義、共産党、KGB

 全体に資本主義が優勢なプレイでした。そのため、3つの黒幕を全て資本主義で固めたI瀬さんが1ターン残した時点で勝利を決めてしまっ
ていました。
 2位はA息子さんで宇宙開発協会が環境保護に敗れたのが敗因でした。
 逆に共産主義で黒幕を固めたU田さんが最下位でした。黒幕選定では18枚中6枚配られる中から3枚を選ぶのですが、資本主義の青いカー
ドは1枚も見なかったそうで、イスラム原理主義、共産党、KGBとそれなりに有力な黒幕ではあったのですが、全体的な共産主義の劣勢は
覆せませんでした。


2006年6月11日(TSS例会)

 冷たい戦争は2回プレイされました。
 最初は2人プレイです。Y口さんが共産主義陣営、Hさんが資本主義陣営です。
 Hさんは初プレイ、Y口さんも2人プレイは初プレイです。
 序盤、世界を共産主義が席巻し、共産主義の得点は12点にまで達します。20点以上となれば世界征服です。
 しかし、第3ターンになってようやく資本主義も共産主義に一矢を報います。
 これから資本主義の反撃かと思われた第4ターンでしたが、戦略兵器削減交渉を成立させてからの共産主義の平和攻勢によって共産主義は資本主義の攻勢を撥ね付けたのでした。
 地力に勝る資本主義は第4ターンに不覚をとりましたが、終盤の第5ターン、大攻勢に出ます。共産主義はアフガニスタンに出兵したりして必死に抵抗しますが、大敗を喫し、実に9点を失い、累積得点は5点にまで低下するのでした。
 最終第6ターン。世界中のエリアで抗争が繰り広げられますが、共産主義は辛うじて貯金を守りきって薄氷の勝利をつかむのでした。

 2回目のプレイは6人プレイです。6人プレイは初めてでした。
 プレイヤーはO鋸さん、Iさん、T井さん、Hさん、E藤さん、私です。
 黒幕の選択で私はまず無政府主義を選択します。共産主義のカードがそれしかなかったからです。この選択は功を奏しました。2枚目の選択に回って来たカードは2枚とも資本主義陣営だったからです。そこで私は全体主義を選択します。ネオナチの類いですね。ところが次に回って来たのがユダヤ。ユダヤとネオナチを抱えて頭を抱えました。それが悪かったのか、結局ユダヤはVP2を稼ぐの精一杯という体たらくでした。
 序盤、ロックフェラー、ロスチャイルドの両財閥に産軍複合体と資本主義陣営が強力な布陣を敷きます。あまりに強力な布陣なため共産主義陣営は対抗するのを避けてしまいます。しかし、ロックフェラーとロスチャイルドは仲が悪く、産軍複合体は軍備の売り込みがへたくそでまるで軍備増強が進みません。結局、このターンの資本主義の得点は1点でしかなく、Hさんの独立勢力、平和主義が最も高得点を上げていたほどでした。それでも両財閥は得点して退場して行きました。
 その後、Hさんはイスラムとなり、アラーの教えが気持ちよかったのか、そのまま、ゲーム終了までイスラムのまま自爆テロにいそしむのでした。そのため、Hさんの3つ目の黒幕、環境保護主義が登場せず、T井さん勝利の大きな助けと成るのでした。
 資本主義と共産主義が拮抗する展開で私は黒幕公開のタイミングを図りかねていましたが、ターンも中盤となってきたため、やむなくユダヤを公開しました。しかし前述のごとく2VPと奮いませんでした。
 欧州においてIRBMの配置合戦から緊張が高まり、デフコンが下がりきっていました。私はその機を逃さず、全体主義を公開し、高得点をマークすることに成功しました。
 最終の第6ターンとなって私は最後の黒幕、無政府主義を公開します。しかし、その時、世界にはカトリックや共産党と言った、無政府主義の天敵のような能力の黒幕が出ていました。そしてそれまでにひたすら宇宙開発に専念しており、黒幕公開前から最後の黒幕は宇宙開発協会とバレバレのT井さんが総計15VPでおそらく勝利が間違いないものと思われました。私が彼に追いつくには7VPが必要で、勝利するには8VPを稼ぐ必要がありました。無政府主義の特別得点はどちらの陣営にも属さないエリア毎に1VPであり、直接影響力を加える能力を持つ黒幕多数がいる状況ではその条件を満たすのは至難の技でした。
 ところが、南米でカトリックと共産党が相殺してしまい、どちらの支配ともなりませんでした。そして欧州では、カトリックの影響力で資本主義の支配が確定するかと思われました。しかし、駐留米軍の海兵隊員が不祥事を起こし(軍がエリアに派遣されていると影響力をダイスで決める。2から5はプラスで、1と6はマイナス。ここで1を振った)、反米活動が活発化してしまったのです。その結果欧州もまたどちらの陣営にも属さないこととなったのでした。
 これにより、私はボーナス2VPを得ることとなり、無政府主義で7VPを稼いでT井さんと同率トップとなったのでした。


2006年6月3日(TSS例会)

 冷たい戦争は午前中にプレイされました。
 Y口さん、K藤2号さん、Kさん、私の4人プレイです。
 Kさんはユダヤ、Y口さんが産軍複合体の黒幕を明かし、それに対抗してK藤2号さんはイスラム、私は無政府主義を明かし、資本主義と共産主義ががっぷり四つに組んでの戦いとなります。しかし、ユダヤ対イスラム、産軍複合体対無政府主義では勝敗は明らかで共産主義は力不足で資本主義が勢力を伸ばします。ユダヤと産軍複合体は早々に得点して退場します。
 Kさんの第2の黒幕はカトリック、Y口さんは平和主義でした。ユダヤからカトリックだったり、産軍複合体で散々軍拡しておいて平和主義になったりとまるでちぐはぐなプレイです。
 しかし、カトリックは無政府主義の天敵のような能力だったために共産主義は苦戦し、ほとんど得点となりません。そのため、共産主義陣営のイスラム、無政府主義はなかなか得点ができません。ここでは、イデオロギーに無関係な平和主義が先に得点していきます。
 共産主義が得点をしたときには既にゲームは中盤を終えようとしていました。
 無政府主義を終えた私は自然保護主義となり、過激な自然保護活動を展開します。その後、宇宙開発協会となります。私はこのために無政府主義や、自然保護主義の時から熱心に宇宙開発を進めていました。その甲斐あって最終ターンに宇宙開発協会は最高得点を得ることが出来ました。
 K藤2号さんは広域犯罪組織ー>テロネットワークと犯罪組織路線で活動し、特に共産党と結託したテロネットワークは猛威を振るい大量得点を得ていました。
 Y口さんの最後の黒幕は共産党です。共産党はテロリストと結託して得点を追求していました。しかし得点的には、振るわず、うまくテロリストに利用された形となります。
 Kさんの最後の黒幕は全体主義。ユダヤ、カトリック、ネオナチの組み合わせを選ぶとは、、、。やはり相性が悪いのか、得点は今ひとつ伸びませんでした。
 勝敗はK藤2号さんと私が同点首位でした。
 このゲームは4人がベストですね。2人ゲームはオマケぐらいに思った方が良いようです。6人プレイも出来ると言うだけですね。


2006年5月28日(TSS例会)

 T之内さんと2人ゲームをプレイしました。
 このゲームは2人ゲームと多人数ゲームではプレイ感はまるで別ゲームとなります。2人ゲームは割とトワイライトストラグルに忠実な雰囲気のゲームです。
 このゲームはタイトル通り、共産主義と資本主義の対立をテーマとしています。2人プレイではプレイヤーは共産主義、資本主義の指導者となります。T之内さんが資本主義、私が共産主義です。
 セットアップでは共産主義有利になっているのですが、第1ターンからいきなり資本主義に主導権を握られ、第4ターンには逆転されて最終第6ターンには最早共産主義に勝ち目のない状況となっていました。
 第1ターンにいきなり軍事的大失敗を喫したのが痛かった。
 デザイナーとしては第5ターンまで共産主義が踏ん張って最終ターンに資本主義が逆転するぐらいの心持ちで作っているのでその前に資本主義が優位になってしまうと共産主義は苦しいです。

 その後、多人数プレイを行いました。Y口さん、T井さん、O鋸さん、T之内さんの4人プレイです。奇数人数だとプレイが苦しいので偶数人数限定のゲームです。それで、私はルールマスターとなります。
 多人数プレイの場合、プレイヤーは冷戦を闇から操る黒幕となります。プレイヤーは3つの黒幕を支配し、順に黒幕をプレイして勝利得点を稼ぐことになります。
 第1ターンにT之内さんとY口さんが財閥であることを明かし、それに対してT井さんはソ連軍部、O鋸さんはKGBでした。ソ連軍部が暗躍したこともあって世界は軍拡の嵐となります。しかし、ロスチャイルドとロックフェラー両財閥が協力した資本主義の金の力の前には無力で資本主義優勢でこのターンは終えます。ここでロックフェラーが得点して表舞台から下がります。黒幕は得点を行うと捨て札となるのです。
 第2ターンにはY口さんは平和主義の黒幕となります。ジョン・レノンのイマジンが猛威を振るい、戦略兵器削減交渉が成立し、世界の軍備はあらかた削減されてしまいます。世界は平和となります。この流れにうまく乗った資本主義が勢力を伸ばし、ロスチャイルドが得点を得ます。その結果に失望したT井さん、O鋸さんは共産主義に見切りを付けて得点なしで黒幕を捨てます。
 第3ターン。T井さんはテロネットワーク、O鋸さんはCIAとなります。T之内さんはロスチャイルドつながりでか、ユダヤとなり暗躍します。
 CIAとユダヤの連合は絶大な威力を発揮し、資本主義が大きく影響力を伸ばします。世界最初の宇宙飛行士ガガーリンも「地球は青かった」と言っていたほどです。CIA、ユダヤ共大量の勝利得点を得て退場します。その陰でテロネットワークも南米やアジアに勢力を伸ばしてかなりの得点を得ていました。
 第4ターンには再びイマジンがヒットチャートを驀進し、再び戦略兵器削減交渉が成立、世界は平和へと向かいます。
 T井さんは、ネオナチをはじめとする全体主義勢力となり、O鋸さんはソ連官僚となっていました。T之内さんは広域犯罪組織、つまりマフィアです。
 このターンは平和で特にこともなく過ぎていきます。平和なターンなだけあって平和主義が得点を得て退場します。
 第5ターン。
 マフィアとネオナチが率いる資本主義陣営とソ連官僚が主導する共産主義陣営の戦いとなります。世も末ですね。
 このターン、資本主義の攻勢にたじたじの共産主義でしたが、ユーゴスラビアでの限定戦争に打って出たのが功を奏します。その戦争に勝利した共産主義勢力は欧州で大きく勢力を伸ばしたのでした。更に中東もパワーバキュームで赤化されます。アジアでは中共が暴れてそれまでに蓄積された資本主義、共産主義の影響力が消し飛んでしまいます。
 共産主義の大勝利かと思われたこのターンでしたが、その危機を救ったのはマフィアの麻薬密売ルートでした。東南アジアでの麻薬の影響力がアジアの赤化を辛うじて防いだのでした。これによって大した得点とは成らず、どの黒幕も得点をせずに保留しました。
 最終ターンにもつれ込みます。
 Y口さんは未だに最後の黒幕の正体を明かしません。実は宇宙開発協会で特に使える特殊能力を持たないため秘密にしていたのです。
 全体主義者T井は欧州へのパーシングIIの配備を推し進め、負けじとソ連はSS20を東欧に配備し、いきなり世界は戦争前夜となります。
 デフコンが下がりすぎて、かえって軍備増強ができなくなってしまいます。行ったら全面戦争となってしまうためです。そのため、ミサイル技術の平和利用たる宇宙開発が進歩し、ついにソユーズ11号が人類初の月面着陸に成功するのでした。この成功の裏には宇宙開発協会とソ連官僚との丁々発止の駆け引きがあったのでした。その後塵を拝したもののアメリカも月面着陸を成功させています。
 共産主義陣営のソ連官僚がその特殊能力たる「無能」を発揮せずにいたためか、両陣営の勢力は拮抗し、得点はちょうど0でした。
 ここでY口さんが痛恨のミス。黒幕の公開は自分の手番に行うのですが、最後の手番に黒幕を公開するのを忘れてしまったのです。公開されていない黒幕は得点ができません。宇宙開発は順調でしたので、宇宙開発協会は大量の得点を得るところでした。
 勝利はT之内さんの12VP。Y口さんのミスがなければ彼が14VPで勝利していたところでした。
 

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