2006年5月4日 滋賀合宿

 初プレイのK徳さん、Yさんとプレイ。
 最初のK徳さんとのプレイでは私の引きが異様によく、早々に総司令官ヤン・ウェンリー、参謀長バウンスゴールと言う布陣を敷き、同盟には比較的少ない分艦隊司令官も欲しいときに引けたりと、初プレイのK徳帝国軍を圧倒しました。
 これが2戦続いたのは少々K徳さんに気の毒なぐらいでした。
 3戦目はYさんとです。
 私は同盟軍で、最初の指揮官にビュコックを引き、早々に総司令官として就任させます。次に引いたのがフレデリカでしたので即座に参謀として配置します。
 帝国軍も引きよく、最初にラインハルトを引きます。
 その後、同盟軍はシェーンコップを配置したため、帝国軍は指揮官の配置を諦め、ひたすら分艦隊カードを引くこととなります。
 同盟軍はフレデリカがいたこともあり指揮官カードを中心に引きますが、なかなか欲しい指揮官が得られません。バウンスゴールか、キャゼルヌと言った分艦隊カードの引きが良くなる参謀が欲しかったのですが、引けませんでした。
 逆にラインハルトの特殊能力で毎ターン2枚引いて好きなカードを選べる帝国軍は必要な分艦隊カードを次々に手にして行きます。
 それでもYさんが初プレイと言うこともあり、指揮官運用に一日の長がある私が優勢にゲームを進めますが、最後の最後でどうにもならなくなって負けてしまいました。



2006年4月22日 TSS例会

 S藤さんとプレイしました。
 S藤同盟軍がイゼルローン回廊への進入を試み、帝国軍が迎撃する戦いです。
#つまり同盟軍先手で始まったと言うこと。
 最初小競り合いから始まったため、帝国軍の指揮官はベルゲングリューンのみでした。しかし、同盟軍はボロディンの第12艦隊を投入していました。
 そのため、帝国軍も本腰を入れて艦隊を派遣し、ルッツ、ケスラー、ファーレンファイトと言った艦隊を投入します。
 帝国軍は補給線が短いためか、兵力的に優勢でした。
#数字の大きいカードを一杯引けた。
 しかし、紡錘陣(ストレートフラッシュ)を築くための分艦隊がどうしても引けません。結局ひとつも紡錘陣を築くことが出来ませんでした。分艦隊司令官を使っても作ることが出来なかったのですからひどいものです。
#分艦隊司令官のついた分艦隊は数値を1つ上下に変更できる。例えば、緑の10,緑の8と並んでいれば、分艦隊司令官を緑の10につければ、これは緑の9と見なすことが出来るので、緑の7でもストレートフラッシュが完成するわけです。
 同盟軍の方もそれほど引きは良くなく、特に序盤にユリアンを引いてしまったため実質上手札が1枚少ない状況でのプレイでしたので、苦しかったそうです。
 最終的な帝国軍の陣容は総司令官ロイエンタール、参謀長メックリンガー、艦隊司令官としては前述のルッツ、ケスラー、ファーレンファイトでしたが、全員シェーンコップによって退場させられていました。
 同盟軍は総司令官ビュコック、参謀長バウンスゴール、参謀シェーンコップ、艦隊司令官ボロディン、パエッタでした。
 両軍能力的には互角といえます。
 同盟軍は右翼中央の前線で紡錘陣を素で決めて、勝利を収めます。
 帝国軍は中央ど真ん中の前線を横陣(スリーカード)で勝利します。ここに帝国軍はベルゲングリューン、アイゼナッハ、ワーレンの3人を分艦隊司令官として投入しての無理矢理の勝利でした。
 同盟軍は苦しみながらも紡錘陣を築くのに必要なカードをなんとか引いてきていたため、ポイントとなる前線では勝利を収めていました。そうでない前線では帝国軍は指揮官の能力をフルに使ってなんとか勝利を収めていました。中央右翼ではロイエンタールの能力で先に配置されていた分艦隊を別の分艦隊と入れ替えて勝利を収めました。
 しかし、結局連続3つの前線で同盟軍の勝利を許し、同盟軍の大突破でゲームは終了しました。



2005年12月4日TSS例会

Hさんが同盟艦隊、私が帝国艦隊、帝国艦隊の先攻でのプレイです。

 帝国艦隊は中央突破を目論んで戦線中央に分艦隊を派遣します。それに応じて同盟艦隊も中央に分艦隊を投入し、戦果はその周囲の前線にも拡大していきます。
 帝国艦隊は早々にロイエンタール、レンネンカンプの2個艦隊を投入しますが、これら両名はシェーンコップによって退場させられてしまいます。
 同盟艦隊は総司令官ビュコック、参謀長シェーンコップ、艦隊司令官ボロディンという陣容です。それに対し帝国艦隊は総司令官を欠き、艦隊司令官もシェーンコップに撃退されて全く活躍の余地がありません。
 それでも戦況は帝国艦隊優位に進んでいました。
 帝国艦隊の優位が揺らいだのは全ての前線に分艦隊を置いてしまってからでした。これを引けば勝ちというカードがありそれを引くためにひたすら分艦隊を引いてしまったためです。結局そのカードは敵の手のうちあったのですが、、、。
 ビュコックの能力で突破ルールを無視できる同盟艦隊はじっくりと体勢を整え、性急に置かれた帝国分艦隊を圧倒します。
 帝国艦隊もミッターマイヤーやメックリンガーを艦隊司令官に任命しますが、大勢に影響がありません。キルヒアイス総司令官も得ますが、既に手遅れでした。
 同盟艦隊が戦線左翼を突破して勝利しました。
 早い段階でロイエンタールとメックリンガーが手のうちにあったので、総司令官ロイエンタール、参謀長メックリンガーの布陣で臨むべきでした。



2005年11月1日 自宅ソロプレイ

 今ひとつ対人プレイでは指揮官が使われないので、指揮官ルールの検証も兼ねてソロプレイしました。

 先攻は帝国艦隊です。
 セットアップでは帝国艦隊は分艦隊カードの引きが悪かったので、指揮官は一人だけ引きました。引いた指揮官はルッツ、使い勝手の良い指揮官です。
 一方同盟艦隊は分艦隊カードはまぁ普通だったので、指揮官を2人引きます。分艦隊司令官としてゲーム中最優秀のアッテンボローを引いたのはラッキーでした。しかしもう一人がバウンスゴールだったのが痛い。いや彼はとても役に立つ指揮官なのだが、参謀にしか使えないので総司令官を使えるようになるまでは手札を圧迫するだけのお荷物になってしまう。そして同盟軍には総司令官となれる指揮官は3人しかいない、、、。

 先手の帝国艦隊は最左翼から延翼運動を開始。同盟艦隊もそれに合わせて分艦隊を投入します。帝国艦隊は更に分艦隊を追加投入し、紡錘陣(ストレートフラッシュ)を築きつつありました。
 同盟艦隊はそれを見て最右翼の攻防をあきらめ最左翼に分艦隊を投入し、主導権を得ます。帝国艦隊はそれに対応して分艦隊を投入。
 同盟艦隊は今度は右翼中央に分艦隊を投入し左右で揺さぶりをかけます。帝国艦隊もそれに合わせて分艦隊を投入。3個分艦隊そろって陣形が完成した時点で対応する分艦隊がない場合にはその前線の勝敗がそのまま決まってしまう突破ルールがあるため対応せざるを得ないためです。
 同盟艦隊は右翼中央を2個分艦隊として紡錘陣を築こうとします。帝国艦隊はその隙に右翼中央に分艦隊を投入し、逆に揺さぶりをかけます。同盟艦隊はそれに対する抑えを置くだけです。
 同盟艦隊は右翼中央にアッテンボローを分艦隊司令官として投入し、紡錘陣を完成させそこでの勝利を確定します。

 帝国艦隊は右翼から中央にかけて分艦隊を投入します。
 それに対して同盟艦隊は全く対応できません。なぜならその間ひたすら指揮官を引いていたからです。実は手札に参謀にしかできない指揮官を大量に抱えてしまい総司令官がぜひとも必要になっていたからです。その過程でカールセンとパエッタが艦隊司令官となり、グエンも分艦隊司令官として登場します。
 その間に帝国艦隊は右翼中央にベルゲングリューンを分艦隊司令官として投入し紡錘陣を築き、そこでの勝利を確定します。
 その直後同盟は待ち望んでいた総司令官を引きます。ビュコックの登場です。
 ビュコックを総司令官として得た同盟艦隊はバウンスゴールを参謀とします。分艦隊カードの引き直しを可能とするバウンスゴールの能力は分艦隊不足を起こしていた同盟艦隊にはどうしても必要な能力でした。

 しかし、同盟艦隊が体勢を立て直す前に帝国艦隊は中央右翼にアイゼナッハを投入し、グエンを打ち破って勝利を確定させます。

 帝国艦隊は右翼中央寄りの前線での突破を狙います。突破ルールには連続する3つの前線で陣形を完成させ、対応する敵艦隊が一つも陣形を完成させていない場合それらの前線の中央の前線での勝利が確定するのです。しかし、ビュコック総司令の能力はその突破ルールを無効にします。それによって帝国艦隊の意図は阻止されます。

 その間、同盟艦隊は総司令部の陣容を充実させて行きます。その結果、シェーンコップ、フレデリカ、キャゼルヌが参謀として名を連ねることとなります。シェーンコップは早速強襲揚陸艦を率いてルッツ艦隊を急襲、スキールニルを捉え、ルッツを退場させてしまうのでした。

 帝国艦隊にも総司令官が登場します。キルヒアイスです。参謀にオーベルシュタイン、メックリンガーを得て帝国艦隊司令部の陣容も充実します。

 前線ではシュタインメッツ艦隊が右翼中央よりで紡錘陣を苦労して完成させます。ここを突破すれば、その両翼の前線も既に帝国艦隊が勝利を確定しているため、この会戦の帝国艦隊の勝利が決定します。しかし、またもやシェーンコップの活躍でシュタインメッツ艦隊旗艦フォンケルは損傷、シュタインメッツは退場を余儀なくされます。その結果帝国艦隊の紡錘陣は崩れます。
 同盟艦隊はその間に最左翼で勝利を確定します。更にキャゼルヌの能力をフルに使って手札の交換を急ぎ、ついにシュタインメッツ艦隊を打ち破ってその前線での勝利を確定します。
 こうして、帝国艦隊の大突破は阻止されたのでした。

 しかし、戦線中央では帝国艦隊が物量で同盟艦隊を圧倒し、戦線のど真ん中をぶち抜きます。更に帝国艦隊は後方で紡錘陣を築くに足る分艦隊を集結させます。
 ところが、既に戦線は全戦線に渡って帝国艦隊は展開しており、新たな艦隊を投入する余地がありません。そこで冷徹なロイエンタールを艦隊司令官に任命し、味方の分艦隊を強引に後退させ、新たな艦隊を投入するスペースを確保します。戦線中央左翼です。

 その間にも帝国艦隊と同盟艦隊は一進一退の攻防を続けていました。帝国艦隊は最左翼で勝利を得ます。しかし、同じ左翼でも中央よりでは同盟艦隊に打ち破られています。

 9つの前線の内、両艦隊共に4つの前線で勝利を収め全くの互角の戦いでした。
 残るは中央左翼の前線のみです。そこへ帝国艦隊は後方で編成していた紡錘陣をぶつけます。率いるはファーレンハイト。同盟艦隊もフィッシャーを中心に対抗しようとしますが、手遅れでした。
 帝国艦隊の勝利で終了です。



2005年9月11日(TSS例会)

 T之内さんとプレイしました。
 T之内さんが帝国軍で先攻、私が同盟軍です。
 同盟軍の総司令官はビュコック提督、その指揮下にはヤンとボロディン、参謀長にはシェーンコップと言う蒼々たるメンバーでした。しかし、一番活躍したのは、参謀のバウンスゴールでした。
 ケンプを総司令官としてしまったT之内帝国軍は早々に投了してしまいました。

 次に、S藤さんとO鋸さんでプレイされました。
 ところがこの対戦ではほとんど指揮官カードがプレイされず、バトルライン初プレイのO鋸さんがあっさり負けて終わってしまいました。

 もう一戦、今度はS藤さんと私です。
 S藤さんが帝国軍、私が同盟軍です。
 私が最初に引いた指揮官はグエン・バン・ヒュー、次に引いた指揮官はユリアンと冴えません。その後も、ボロディン以外はカールセンとかビューフォートとか、艦隊司令官にするにはつらい指揮官ばかりでした。尤も分艦隊司令官としては優秀で使い勝手も良かったのですが。
 一方の帝国軍はケスラーを初め艦隊司令官を3人並べるのでした。
 展開は互角でしたが、中央付近でお互いに2つの前線で勝利を収め、中央の前線での勝敗が全てを決める展開となります。そこの前線で同盟軍はグエンが先頭となって突撃します。彼の突撃力はすばらしいものがあり、縦陣(フラッシュ)の同盟艦隊は帝国軍の横陣(スリーカード)とも互角に戦います。それに対して帝国軍はケスラー艦隊の5戦力分艦隊と6戦力分艦隊を並べ、4戦力分艦隊か7戦力分艦隊を投入できれば勝利できる体制となります。帝国と同盟の熾烈な引き合いとなります。結局、2枚とも引いた同盟の勝利となりました。


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