1998年6月21日(TSS例会)

 Nk氏と同じ頃に到着したSk氏が未だやったことがないと言うことで、DAWNをプレイしました。
 さすがに初心者とあってSk氏の文明は伸び悩み一時期は相当に悲惨な状況に陥っていました。しかし、このゲームは先進文明は確かに経済的に優位にあるのですが、より高価な文明を購入しなければなりませんし、他の文明からの妨害も熾烈となります(国が豊かになれば周辺の蛮族の移住目標になるし、国が大きくなればいつもどこかで災難が起こっているというわけです)。その一方、後進文明は先進文明が購入することのない廉価な文明を簡単に購入できますし、妨害を受けることもあまりありません。というわけで中盤を過ぎた頃にはSk氏の文明も他の文明と比べてさほど見劣りのしないレベルになっていました。
 他のプレイヤーの文明はほぼ同レベルで発展していましたが、終盤になってSy氏が文明の購入に必要な産物カードに見放され、戦争用の人口カードばかりを引くようになったため文明の進歩が遅れだします。

 そうこうしている内に最終ターンとなり終了直前の点数計算で私が8点、Tm氏が6点、Sy氏が2点、Sk氏が0点となり、私の文明は蛮族達(他の3名のプレイヤー(笑))の集中攻撃の的となります。しかし、神は我を見捨て賜わず。蛮族のダイス運は最低で7、8回の攻撃を受けましたが成功したのは1回だけで楽器を壊されただけで済みました(「音楽」の文明カードを失った)。



1998年11月22日(TSS合宿)

 私が序盤で入札カードを間違えて「悟って」しまい、それならと宗教文明(狂信国家?)に走って場を荒らし回ったり、T野氏がこれでもかと言わんばかりに洪水に何度も何度も押し流されたり、U野氏は生活保護でチマチマと文明を進歩させたりと爆笑プレイでした。展開がそんなでしたので、地道にプレイしていたA立氏が点数的に圧勝でした。ちなみに私はビリでした(爆)。でも3位4位とは1点差でしたから馬鹿やっていた割には健闘したかなと思っています。



1999年9月11日(YSGA例会)

 序盤から災害や争いが巻き起こる激しい展開となり、文明の進歩は遅々としたものでした。この辺りは一般ゲーム系のプレイヤーと異なるウォーゲーム系プレイヤーの特徴で面白いところです。
 私は有力な文明を堅実に買い集め、順調な進歩を行っていました。
 YENさんは一時期悲惨を極めた時期もありましたが、中盤には勢力を盛り返します。
 一番文明の浮沈の激しかったのはるっつさんだったでしょうか。
 結局最終的に勝利したのは堅実なプレイで危なげなく文明を進歩させた東京勢の3人目の方(お名前を失念してしまいました)でした。私は僅差で及ばず、そして、最も野蛮な民族はYENさんと決まったのでした(笑)。



1999年12月25日(TSS例会)

 今回は序盤から他人の足を引っ張り合うような、実にウォーゲーム系ゲーマーらしい展開となり、本当に文明人になれるのかと思ったりしました。みなさん、浮沈の激しい不安定な進歩でしたが、最終的には、文明カードが無くなってのプレイ終了となりました。プレイ中は僅差の戦いと思っていたのですが、最終得点計算をしてみると、S木さんが8点とダントツのトップでした。2位は私でしたが、3点でしかありません。文明カードを最も多く手にしていたTraJanさんは2点で3位でした。このゲームは文明カードは5つのカテゴリーに分かれており、各カテゴリー毎に文明価値を集計して得点を出すのですが、S木さんは実に効率的に得点しており、その結果が圧勝となったのでした。



2000年12月9日(怪鳥宅)

 5人プレイでした。
 部族間の激しい抗争が続き、みんな、なかなか文明国になれない展開でした。
 このゲームで最重要な文明は農業、道路建設(共にカード補充が1枚増える)、文字(クーポンが倍になる)の6枚なのですが、これがきれいに全プレイヤーに分かれてなかなかの好展開になっていました。しかし、早期に不倶戴天の宿敵となってしまったYENさんとJefさんは激しいブービー争いに突入して没落して行きます。この2人は文明も文字を中心とした同じ様な構成の文明でどちらも経済的には、機織り(手札を使い切っていたときに限り、補充が1枚増える(生活保護と呼び慣わしています(笑))に頼った文明でした。
 怪鳥は農業を中心とした文明をのるとさんは道路建設による商業を中心とした文明でした。
 そしてよこいさんは自分で作った農産物を自分で建設した道路を使って売りさばく最強の文明を築き上げていました。当然、道路を通って農地を荒そうとする蛮族がやってくるのですが、幸運もあって致命的な事態には立ち至りません。内戦を2回喰らって文明自体が小さくなっていたのが良かったのかもしれません。それに一番の野蛮人は野蛮人同士の抗争に忙しかったようですし(笑)。
 というわけで、僅差ながらよこいさんの勝利となりました。2位は怪鳥で蛮族同士の抗争を戦っていたはずのJefさんが3位でした。のるとさんは文明カードの枚数は多かったのですが、特に発展した文明はなく、得点的に伸び悩んだのが敗因でした。そして蛮族と呼ばれる羽目になったのはYENさんでした。


2003年8月3日(TSS例会)

 DAWNを久しぶりにプレイしました。
 Hさん、Mさん、軍団総長さん、私の4人プレイです。
 第1ターンに有り金はたいて買った建築文明をあっさり蛮族に破壊されて、私は出遅れてしまいます。
 ゲーム中終始順調だったのは、軍団総長さんでした。農業、道路建設、文字の最重要文明を全てそろえて文明開化まっしぐらでした。
 本来ならそんな独走を他のプレイヤーが許してはいけないのですが、、、。
 Hさんは最重要文明を全て取損ねて赤貧にあえぎ、何もできません。
 Mさんは最重要文明のうち2枚をそろえて軍団総長さんに次ぐ文明国に成長していましたが、なぜか私ばかり目の敵にして一向に軍団総長さんに向かっていってくれません。
 私はMさんがちょっかいをかけてくるので、そちらに教訓をたれるのに忙しく、他を相手にする余裕がありません。
#私にちょっかいかけるとひどい目にあうことを何度教育してもMさんは学習してくれなくて困りました(笑)。
 そんなわけで、軍団総長さんが9点で圧勝となりました。2位は私の4点、3位はMさんの3点、Hさんはマイナス点でした。

 しかし、年は取りたくないですね。プレイタイムが2時間を越えると集中力が維持できません。このゲームも2時間以上かかるので、そのうちにもう少し短時間でプレイできるようにリメイクしようと思いました。


2003年8月23日(TSS例会)

 DAWNは時間短縮を狙った簡略バージョンをプレイしました。
 文明カードの総数を45枚から36枚に減らし、手札の補充も1枚から2枚に増やして文明を買いやすくしたものです。
 結果から言うと時間短縮にはなりませんでした。理由は簡単で手札に余裕が出たために災難カードや人口カードが頻繁に出るようになって文明の進歩が停滞してしまったからです。これもプレイヤーの顔ぶれによっては問題にならないのですが、今回のプレイヤーでは、、、(笑)。
 序盤の争いで文明カードを失うのがきついので、それを何とかすればゲームもプレイしやすくなるし、時間短縮にもなりそうです。

 プレイは5人で行われました。TraJanさん、S.G.さん、O崎さん、YENさん、私です。
 序盤から災難や争いが頻発し、文明の芽を摘むような展開となります。そのためなかなか文明が進歩しませんでしたが、早々に農業を得たO崎さんが一歩抜け出します。
 YENさんは配られるカード配られるカード人口カードばかりで文明を得るために必要な産物カードがなかなか手に入らず、蛮族化していました。
 とはいえそれ程大差がついているわけでもなく、みな文明を4〜5枚程度持って文明化の道を歩みだします。そんなときにYENさんに降りかかったのが内戦でした。文明カード2枚を失わせる、ゲーム中最悪の災難です。これで没落したYENさんは終盤にもう一度内戦を喰らって没落していきました。
 序盤にトップに立ったO崎さんでしたが、そのために集中攻撃を受けて没落していきます。尤も今日のプレイではどのプレイヤーも一度は袋叩きにされて地獄を見ていました。
 最終的にTraJanさん、S.G.さん、私が4VPずつでトップを分け合いました。なかなか珍しい結末でした。


2003年11月29日(TSS例会)

 DAWNをD井さん、S枝さん、Hさん、私の4人でプレイしました。
 序盤で蛮族となって暴れ回っていたD井さんはみんなの恨みを買って早々に全ての文明を失い出遅れます。
 早い段階で農業を得てお金持ちになったS枝さんは豊富な補充に物を言わせて他人の邪魔をしては恨みを買いまくっていました。
 Hさんは宗教文明を軽視したため異教の跳梁に悩まされていました。
 私は最初に文字を得て、クーポン路線で行くつもりでしたが、S枝さんの攻撃で折角手に入れた文明も次々に失い、なかなか数が増えず、破綻します。そうなるとカード補充系の文明を得ていなかったことが響いて伸び悩みます。それに加えて入札札を間違えるポカミスを連発して最下位に転落してしまうのでした。
 S枝さんは全員に平等に嫌がらせを繰り返し、全員から恨みを買っていました。特にカード補充の少ない私は被害が大きく、恨みの深さもそれに比例していました。そのため、手札の攻撃カードは全てS枝さんに投入していました。そのためS枝さんも私への攻撃が多くなり、仁義なき抗争となって行きます。
 結局、序盤暴れて最下位になってから大人しくしていたD井さんが勝利しました。S枝さんと私は仲良く最下位を分け合いました(笑)。


2004年8月15日(TSS例会)

 Y口さん、Hさん、T之内さん、私の4人プレイです。
 最初に文明を興したのは私でした。文字を発明した私でしたが、蛮族のY口族に頭を殴られて忘れてしまいました、、、。
 文字の学費で貧乏になっていた私は苦労して文明を再興しますが、そのときには既に他の3大文明はずっと先を進んでいました。
 そんなときに軽い気持ちで私はスパルタ張りに軍事文明を築いていたH文明に反乱を起こさせます。その隙を突いてY口文明がH文明に戦争を仕掛け、H文明の軍事文化を壊滅させます。
 これに怒ったHさんは私に対して内戦、蛮族の襲撃と最悪の災難を立て続けにぶつけます。内戦で失う2枚の文明は仕方がないのですが、その後の蛮族の襲撃はなけなしの人口カード2枚でなんとか防ぎきりました。
しかし、これで終わりではなく、更にH文明は掃討軍を投入し、私に残されたのは、城壁に囲まれた農地だけでした。他の2人が呆れるほど徹底的な反撃でした。この恐怖は私だけでなく、プレイヤー全員に刻まれ、その後は反撃を恐れて、攻撃の手が緩みがちになります。
 私の内戦で2枚の文明を得たY口文明が最先端文明となります。
 Y口文明は商業と文字を中心とした文明でした。
 T之内文明は農業と文字を中心とした文明、H文明は数学を中心とした文明でした。
 私は農業で得た作物を行商する文明で小さいながらも裕福な文明を築いていました。小さい文明でしたので戦争になると脆いのでできるだけ目立たないように文明進歩を行っていました。貨幣経済を発達させて傭兵を手の内にため込んで戦争に備えてもいました。
 ゲームも終盤になって、残る文明も少なくなってきたところで私はトップ叩きに討って出ます。反撃は怖いですが、ここで動かねば勝利はありません。
 Y口文明に疫病を送り込んで人口カードを全滅させたところを貯め込んだ傭兵団を全て吐き出して大攻勢をかけ実に3枚の文明を破壊し、Y口文明の基幹文明の一つ治水のための土木工事を失わせるのでした。
 これで没落したY口文明が反撃の戦力を蓄積する前にゲームは終了しました。
 科学、技術、宗教、社会、芸術の5つの文明カテゴリーのうち3つのカテゴリーで最高点を得た私が9得点で圧勝でした。2位の後進文明はH文明とT之内文明で3得点、蛮族となったのはY口族の1得点でした。


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